石原さとみ主演『アンサング・シンデレラ』第1話ゲスト&追加キャスト発表

ドラマ
2020年03月31日
『アンサング・シンデレラ』

 4月9日(木)スタートの石原さとみ主演のフジテレビ木曜劇場『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』の第1話ゲストと追加キャストが発表された。

 第1話ゲストとして登場するのは、約260人のオーディションを勝ち抜いた安藤美優と永瀬莉子。

 安藤は、6歳で子役デビューし、現在13歳。これまで『水球ヤンキース』(2014年)、『アンフェア the special ダブル・ミーニング~連鎖~』(2015年)、『隣の家族は青く見える』(2018年)、日曜劇場『グッドワイフ』(2019年・TBS系)など数多くの作品に出演し、映画『約束のネバーランド』(2020年12月公開)への出演も決まっている。

 永瀬は、雑誌「Seventeen」(集英社)のモデルを務めるティーン世代の人気者で、第30回ヤングシナリオ大賞『ココア』(2019年)で初ドラマ出演にして初主演。さらに、『ストロベリーナイト・サーガ』やオトナの土ドラ『それぞれの断崖』にも出演を果たした。

『アンサング・シンデレラ』

 2人が演じるのは、共に1型糖尿病で入院している入院患者・渡辺奈央(安藤)と、森本優花(永瀬)。1型糖尿病は、小児の発症が多い糖尿病で、生涯にわたって毎日インスリン注射を打たなければ血糖値が上昇してしまうため、みどり(石原)にインスリン注射の打ち方を教えてもらい、自分で注射を打っている。

 この奈央役と優花役は、およそ260人によるオーディションで安藤、永瀬が選ばれた。野田悠介プロデューサーは選考理由について「彼女たちなら、奈央と優花という見た目も年齢も性格も違う2人の関係性を表現していただける」と語っている。

 また、第1話には飯田基祐と西原亜希がゲスト出演。さらに、臼田あさ美、六角慎司が準レギュラー、穂志もえかがレギュラー出演することが決定した。

<安藤美優 コメント>

「今回台本を頂いて初めて、病院薬剤師さんの仕事を知りました。今までなにげなく薬をもらっていましたが、患者さん一人一人に寄り添い、考え、親身になって話してくれる薬剤師さんにあらためて気づく事ができました。演じる奈央は、私と同じ13歳という事で自分とリンクするところもありました。奈央は自分の気持ちを素直に伝える事が苦手ですが、葵さんや優花ちゃんの優しさに触れる事で、日々成長していきます。奈央の成長や葵さんを通じて変化していく奈央の気持ちを、視聴者の皆様にお届けできたらうれしいです」

<永瀬莉子 コメント>

「私が演じた森本優花は、生きるためにインスリン注射と長期にわたり、向き合う役でした。毎日お薬と向き合うことで揺れ動く心の葛藤など、とても苦しく大変なシーンもありましたが、葵みどり役の石原さとみさんの包みこむような素晴らしい演技に支えていただき、演じきることができました。私は患者として出演しますが、薬剤師さんはお薬を処方するだけでなく患者さんの気持ちにも寄り添ってくださるとても大きな存在だと実感しました。今回、第1話ゲストとして出演することができ、とてもうれしいです。視聴者の皆さんの心に残る演技ができるよう、監督をはじめキャストの皆さん、スタッフの方々のお力を借りて全力で頑張ります!」

<西原亜希 コメント>

「普段知られることがない、薬剤師の方々のあらゆる側面や思いが台本1ページ1ページに刻まれていたのを感じ、驚きとともに、胸が熱くなり、作品の大切な思いを真っ直ぐ伝えられるようにと心掛けて演じました。このドラマを見れば、薬剤師の方々から受け取る調剤薬が温かく感じられるのではないかと思います。“ただの薬ではない”、私自身そう思えたことが一番の変化であると感じています」

<飯田基祐 コメント>

「私の母の実家が薬局を経営しておりまして、祖父や叔父、叔母も薬剤師でした。祖父の名前は金左衛門。金左衛門さん、あなたの孫は、病院薬剤師が主役の初めてのドラマに出演しますよ。作品を通じて、薬剤師さんの仕事の大変さ、責任の重さを感じています。でもね、残念ながら私は薬剤師と対立する医者の役です。仕事にはそれぞれ立場ってもんがあって行き違いが生じてね。決して薬剤師さんを憎んでるわけじゃないから、恨んで枕元に立たないでね。お楽しみに!」

<臼田あさ美 コメント>

「知っているようで知らなかった薬剤師さんという切り口で、また新たな医療ドラマが始まると思いワクワクしました。台本を読んで、初めて口にする言葉がたくさんあり、最初は戸惑うこともありましたが、救急センターの医師や看護師役の皆さん、エキストラの皆さんとリハーサルを重ねて、信頼関係を築いています。救急センターの緊張感と臨場感が伝わるように頑張ります。このドラマを見ると、生活の中で何気なくお世話になっている薬剤師さんの見え方が変わるかもしれません。たくさんの方に楽しんでいただけると幸いです」

<六角慎司 コメント>

「どの角度から見ても、“頼り無い男”で定評のある私ですが、普段は小学校低学年生の娘たちの父親でもあります。小児科医をやらせて頂きますが、自分の持つそのあたりの現実味で、作品にも何かしらの貢献ができますよう、願っております。どうかよろしくお願いいたします」

<穂志もえか コメント>

「今まであまり知ることのできなかった、薬剤師さんの視点で物語が進んでいくのがとても興味深く、初めて台本を読んだ際もどんどん引き込まれていきました。私の役、心春は、大病を抱えていても暗くふさぎ込んでいる人ばかりではない、ということを体現するキャラクターです。苦しみや葛藤も内包しつつ、それでもさまざまなことを諦めず、前を向いて生きていく姿をお見せできたらと思います。ステキな共演者の方々とお芝居できること、本当にワクワクしています!」

木曜劇場『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』
フジテレビ系
4月9日スタート
毎週(木)後10時~10時54分
※初回15分拡大(後10時~11時09分)

<あらすじ>
葵みどり(石原さとみ)は萬津総合病院薬剤部で働くキャリア8年目の病院薬剤師。同じ薬剤部のベテラン薬剤師・刈谷奈緒子(桜井ユキ)の指示の下、羽倉龍之介(井之脇海)や工藤虹子(金澤美穂)ら病院薬剤師たちが、山のように舞い込んだ処方箋を一つ一つ確認し、調剤、監査、投薬といった膨大な作業量をスピーディーにこなしていく。ある日、そんな薬剤部に新人の相原くるみ(西野七瀬)がやってくる。人手不足に頭を抱える薬剤部にとっては明るいニュースだが、「向いてなかったら辞めようと思っています」ときっぱり言い切るくるみ。薬剤部部長の販田聡子(真矢ミキ)がくるみを連れて院内を案内していると、救急センターに心停止の急患が運ばれてくる。そこでくるみは、医師や看護師と連携して緊急処置に当たる病院薬剤師・瀬野章吾(田中圭)とみどりの姿を目の当たりにする。

<出演者>
石原さとみ、西野七瀬、清原翔、桜井ユキ、井之脇海、金澤美穂/真矢ミキ/迫田孝也、池田鉄洋、でんでん・田中圭

<スタッフ>
原作:『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』荒井ママレ/医療原案:富野浩充(『月刊コミックゼノン』連載/コアミックス)
脚本:黒岩勉(『グランメゾン東京』)
プロデュース:野田悠介(『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』『コード・ブルー特別編-もう一つの戦場-』)
演出:田中亮(『コンフィデンスマンJP』『ディア・シスター』)
制作・著作:フジテレビ第一制作室

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/unsung/
公式Twitter:@unsung2020

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