松本まりかインタビュー「今までに演じたことのないコミカルなキャラクター」『最高のオバハン 中島ハルコ』

特集・インタビュー
2021年04月10日

◆大地真央さんとの絡みや掛け合いについてはいかがですか?

とにかく大地さんとの現場が楽しくて、いつも笑っています。撮影スケジュールはとても過酷なんですけど…(笑)。私は大地さんがかき回してくださるハルコさんの世界に、「ポンッ!」と入り込んで、いろんなリアクションをするだけなんです。ただ瞬発力は必要です。そんな芝居の根本を改めて、この作品、この役で学んでいるような気もします。今はとても大変な時期ですが、このドラマを見る方がなんか笑ってしまって、それが明日を生きるパワーや希望になってくれたらうれしいですね。

◆名古屋出身であるハルコの印象、またロケ地である名古屋・東海地区の印象はいかがですか?

ハルコさんの自宅のシーンは、とあるマンションでロケをしているんですが、東京とはちょっと違ったきらびやかでゴージャスさが特徴的です。部屋にはシャンデリアがあったり、とにかく美的感覚が独特で、赤やゴールドの配色が多め。そんなハルコさんは他人に左右されず、見た目や常識にとらわれずに自分を貫く強い生き方をしてるんです。だからこそ、いづみはいろいろ学ぶことが多いと思います。

◆名古屋めしなど、ご当地グルメも見どころだと思います。

ドラマの中には、ひつまぶしやモツのどて煮、味噌鍋といった名古屋めしも、名産のお菓子も出てきます。蒲郡や幸田町など、愛知全体でロケしているのですが、いろんな差し入れを頂いたり、ロケ弁に私がインスタに載せたのと同じお花を飾ってくださったり。こんなにもすてきで愛が詰まったお弁当は初めてでした! あと、エキストラで参加してくださるなど地元の皆さんの温かさをとても感じています。愛知に泊まりながら、撮影していることで、東京で撮るドラマとは違った仕上がりになるような気がしています。

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