VRアーティスト・せきぐちあいみ、18歳のスマホ画家・萌白と中継『マツコ会議』

バラエティ
2021年07月31日

『マツコ会議』

7月31日(土)放送の『マツコ会議』(日本テレビ系 後11・00~11・30)は、最先端デジタルアートの画家と中継を結ぶ。

まずは、レザースーツに白髪ロング姿で登場したせきぐちあいみさん。彼女はVR(仮想空間)上に立体的な絵を描くVRアーティスト。今年、自身の作品をオークションに出品すると国内最高額の1300万円で落札。その後も作品は次々に売れ、今年の上半期だけで売り上げは2000万円超えだという。彼女の作品はVRの特徴でもある“奥行き”を使い、専用のゴーグルを着ければアートを施した360度の空間を行き来できるという体験型のアート。

スタジオでは、早速マツコ・デラックスがVRアートを体験。そこには、せきぐちさんが描いたマツコの身長を越える大きな鳳凰の姿が。「そのまま前に進んで、鳳凰の体の中を覗いてください」というせきぐちさんに「でもこの子(鳳凰)とぶつかっちゃうわよ?」と心配するマツコだったが、指示どおり覗いてみると驚きの結果が。

VRアートを生で体験したマツコは「この何もない空間に絵を描いてるわけでしょ? あんな格好してるけど、彼女すごいわよ」と、せきぐちさんの空間把握能力のすごさに圧倒される。

さらに、VRの技術がこの先「アートだけじゃなく生活や環境問題にも役立つようになる」と熱く語るせきぐちさんに対し、マツコも「何か大きな社会の動きの最初(きっかけ)がアートっていうのはよくあるじゃない? だからこれは、社会の大きな動きの始まりを見てるんだなっていうのはすごく感じる」とVRの可能性を考察する。

続いては、18歳のスマホ画家・萌白さん。彼女は写真のような精巧かつ透明感あふれる肖像画をスマホの画面に指だけを使って描いている。「スマホだけで描いてるの?」とマツコも驚くほどの繊細な作品は、数百万円で売れることもあり、現在、世界中から肖像画の依頼が殺到しているという。

高校生の頃からスマホで絵を描き始めたという萌白さんにそのきっかけを尋ねると、マツコが思わず「え?それがきっかけなの?」と耳を疑うようなエピソードが明かされる。

さらに、自身が講師となって開いているオンライン絵画教室は、生徒数が240人以上という人気ぶり。「一切(絵の描き方などは)教えない」という彼女の教室へのこだわりの原点は、「黒柳徹子さんが好きで『窓ぎわのトットちゃん』を読んだ」ことにあるのだとか。「18歳で黒柳徹子さんが好きって、あんたセンスの塊ね」と彼女の人生観にマツコは感心する。

番組では、今回のために2人がそれぞれ作ったマツコを題材にしたオリジナル作品も披露される。

『マツコ会議』
日本テレビ系
2021年7月31日(土)後11・00~11・30

この記事の写真