山寺宏一、野沢雅子との“初めて”の共演スタイルに興奮!「野沢さんは“生ける”神話」三重テレビ特別番組4・22スタート

エンタメ総合
2017年03月07日

105915_01_R 三重テレビにて4月22日(土)より放送される特別番組『音楽の源流~御食国の鼓動~』(毎月第4土曜日/全10話)。同作の制作発表会が都内で行われ、出演者の野沢雅子、山寺宏一らが登壇した。

 2013年から続く『お伊勢さん』『熊野古道』『祈りのこころ』『斎王』に続くシリーズ第5弾となる本番組。今回は、邦楽というジャンルに着目して、日本の風景・歴史絵巻によく溶け込む音や音楽の大切さを伝える。2015年放送された三重テレビによる松尾芭蕉の軌跡を辿る特別番組『芭蕉が詠む 祈りのこころ』に出演している山寺は「僕自身日本史は苦手な分野でしたが、時代背景、生きていた人の思いを知っていくことで、とても興味が沸いてきて歴史がすごく楽しくなってきたんです。僕の本作への出演は全話の総集編のようなものになる第10話で、資料にロケ地は“日本各地”と書かれていて(笑)緊張しますが、非常に楽しみです」と本作への思いを語る。

第1話は世界最古のオーケストラと言われる雅楽がテーマ。その第1話への出演について「出演のオファーがあったとき、“やったー!!”と思いました。ロケで行った伊勢神宮は大好きな場所で、プライベートでも足を運んだこともあります」と話し、「私たちは当たり前に車の音など、普段耳にしていますよね。でも、伊勢神宮では橋をわたるともう別世界になる。敷きつめられた砂利を歩く自分の足音しか聞こえないんです」と実際の雅楽に触れるため、三重で行われた撮影を振り返る野沢。さらに「私は、100歳を過ぎても現役の声優としてお仕事がしたい。その誓いのような気持ちを込めて、現地で御朱印帳を購入させていただきました」と“生涯現役宣言”が飛び出し、会場を沸かせた。

そんな野沢が出演する回を含め、本作のナレーションも務める山寺は尊敬する大先輩・野沢を前に「収録は何度もご一緒させていただいたことはありますが、野沢さんが出演されている番組に僕がナレーションをするなんて、初めてです」と言い、「もちろんプレッシャーもありますが、うれしいです」と喜びを隠せない様子。さらに、野沢について山寺が「野沢さんは、“声優業界の生ける神話”です」と表現すると、「私は、彼が(声優として)出てきたときから大好きなんです。勉強家ですしね。だから、ナレーションが山(寺さん)だと聞いて、他にはいないでしょうと思いました」と互いに褒めあう場面も。“山”、“野沢さん”と呼びあい、会場を後にする直前まで「本当に素晴らしいので、ぜひ観てください」と溢れんばかりの思いを言葉にする野沢とその様子をあたたかく見守る山寺の仲睦ましい2人の姿に終始ほっこりとした雰囲気に包まれたイベントとなった。

三重テレビ放送 特別番組『音楽の源流~御食国の鼓動~』
放送予定:全10話
初回放送日 4月22日(土)後9・00~9・55
(本放送)平成29年4月~平成30年1月第4土曜日 後9・00~9・55
(再放送)翌月第3土曜日 後9・00~9・55

ナレーター:山寺宏一
出演予定者:石井竜也/加藤登紀子/小柳ゆき/藤舎清鷹/中村玉緒/野沢雅子/野村万作/林英哲/平原綾香/山寺宏一