博多華丸、国生さゆりら出演“福岡限定公開”の感動作「なつやすみの巨匠」DVD 7・19発売

映画
2017年05月15日

映画「なつやすみの巨匠」 2016年に福岡限定で公開された映画「なつやすみの巨匠」のDVDが7月19日(水)に発売されることが決定した。

 本作は、地元・福岡出身の脚本家・入江信吾が企画、地元の協力で完成した“Made in Fukuoka”ムービー。福岡の離島、小さな能古島を舞台に、子供たちの夏の冒険を生き生きと描く。主人公・シュンの父親役に博多華丸、さらに板谷由夏、リリー・フランキー、国生さゆりら福岡出身の豪華キャストが出演、主題歌は井上陽水の幻の名曲「能古島の片思い」となっている。

 ひと夏の少年の冒険を描きながら、現代の漁師の事情や移民の問題などタイムリーなテーマを子供の視点から捕えており、「第22回京都国際子ども映画祭」にてグランプリを受賞。また、80~90年代ハリウッド名作映画へのオマージュがちりばめられ、どこか懐かしい雰囲気を醸し出しつつも、タイムリーなテーマで現代を生きる子供たちを鮮やかに描きだす。特典映像には、未公開カット集や、監督・脚本家によるオーディオコメンタリーが収録される予定。

 シュンの母親役を演じた国生さゆりは「念願の優しいお母さん役を演じることができて感無量です。子供たちがホントにキラキラ輝いていますので、どうぞ楽しみにご覧になってください。私たち脇を固めている大人たちも誰かを愛したり、諭したり、誰かのために何かをしたり、とてもハートフルな映画になっています。きっと最後はあったかい涙が流せると思います」とコメントを寄せている。

<ストーリー>
能古島に住む小学4年生、シュン。夏休み、ヒマを持て余していたシュンはかつて映画研究部員だった父・和由から古びたビデオカメラを譲り受ける。武骨なデザインが気に入ったシュンはすっかりカメラの虜に。もともと父の影響で80~90年代のハリウッド映画が大好きだったシュンは、親友たちと共に映画撮影の真似事に熱中するのだった。しかし周囲には野暮ったい連中ばかりでどうにも画にならない。ある日、島在住のうるさい画伯ジジイ・智滋が一人の少女を連れて島へ戻ってくる。亜麻色の髪。鳶色の瞳。どこから見ても映画に出てくるような外人そのものだった。少女の名はユイ。ブラジル人の父と日本人の母を持つハーフで、生まれも育ちも福岡。日本語しか喋れない。訳あって夏休みの間だけ、祖父の智滋に預けられたのだった。シュンは智滋の家からユイを強引に連れ出す。そしてこれが一目惚れであることがバレないよう、もっともらしく言うのだった。
「俺、監督やけん。お前ばスカウトしたと。分かるや?――お前ば、女優にしちゃる!」
「はぁ?バカやないと?」
シュンとユイの奇妙な関係が始まった――。

<キャスト>
野上天翔 村重マリア 江上蓮 東 倫太郎
博多華丸 落合モトキ 安達葵紬 板谷由夏 リリー・フランキー 国生さゆり

主題歌:「能古島の片思い」井上陽水(ユニバーサル ミュージック)

<スタッフ>
企画・脚本:入江信吾
監督:中島良
プロデューサー:半田健
音楽:江崎文武
制作・配給:オフィスアッシュ
製作委員会協力:エモテント
製作:「なつやすみの巨匠」製作委員会
協力:福岡市

HP: http://nokoeiga.com/

DVD「なつやすみの巨匠」
7月19日(水)発売

価格:¥3,900+税

発売元:日活株式会社
販売元:ポニーキャニオン

©映画「なつやすみの巨匠」製作委員会