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バカリズムが歴史ドラマ2本を脚本「とにかく笑えるものに」『FNS27時間テレビ』で放送

『FNS27時間テレビ』 9月放送の『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)で、バカリズムが縄文時代から近現代まで網羅した「にほんのれきし博物館」の館長に就任することが決定。さらに、戦国時代と幕末を舞台にしたドラマ2本の脚本を手掛けることが決まった。

 バカリズムは、『FNS27時間テレビ にほんのれきし』の全体を貫く縦軸の屋台骨となる企画「にほんのれきし博物館」に館長として出演する。さらに、2本のスペシャルドラマの脚本も担当。1作目は「僕の金ケ崎」と題し、天下無双の織田信長が豊臣秀吉、徳川家康、明智光秀を従えながらも撤退戦を余儀なくされたという“金ケ崎の戦い”を描く。史実に基づきつつも、4人の武将による“あったかもしれない”やりとりを、現代的なせりふで緊張感と笑いを織り交ぜて描く。大杉漣が織田信長を演じるほか、豊臣秀吉を中尾明慶、徳川家康を渡辺いっけい、明智光秀を杉本哲太が演じる。さらにバカリズム自身も服部半蔵役で出演する。

 2作目は幕末の動乱を描いた「わたしたちの薩長同盟」(仮)。坂本龍馬、桂小五郎、西郷隆盛ら3人の幕末志士が締結したと言われる薩長同盟を予想だにしない新展開で描く。

<コメント>

■バカリズム
◇『27時間テレビ』全体について、“にほんのれきし博物館”の館長という役回りで出演されますが、いかがですか?

「『IPPONグランプリ』などバラエティーでずっとお世話になっているスタッフさんがやるので、全力でご協力できたらと思っています。ここまでちゃんと『27時間テレビ』に関わるのは初めてなので、すごく光栄ですね。“やっとか”という思いでうれしいです。たけしさんとは『オモクリ監督』という番組でご一緒したことがあるのですが、『27時間テレビ』に出ているたけしさんを小さい頃から見ていたので、やはり緊張しますね。今回は、ドラマも担当するので責任重大ですし、“にほんのれきし博物館”の企画もどうなるか未知ではありますが、たけしさんと村上さんがいるから大丈夫だろう、と安心しています」

◇「僕の金ケ崎」について

「とにかく笑えるものにしよう、と思って(脚本を)書きました。歴史はあまり詳しくないのでいろいろ調べたり、勉強したのですが、その時に実際に生きていた人はいないので、残されたものから最大限に想像をふくらませて物語を作っています。ですので、できる限り形にとらわれず、自由にやろうと思いました」

◇戦国時代について何か思いはありますか?

「正直、思い入れは全くないです(笑)。有名な戦国武将や歴史に名を残している人たちなので、なんとなくのイメージがあると思うのですが、(脚本を書くにあたっては)“織田信長だったらこう”みたいなものにあまり縛られないよう心がけました。逆に違うイメージになってもいいんじゃないかな、と。実際にどうだったかは分からないわけですし」

◇時代劇でありながら現代語なのがまさにバカリズム流ですが。

「いちいち当時の言葉にしていると、笑いが作りづらいなというのがありまして、会話劇をテンポ良く作り上げていくには現代語の方が良いし、伝わりやすいんです。つまり洋画を日本語吹き替えでやっているような感覚ですね」

◇特に注目してほしいポイントは?

「4人の俳優さんたちがけっこう大きい声を出したり、甲冑(かっちゅう)を着てドタバタやっていて、実際ご本人たちは相当大変だと思うんですけど、僕も現場で見てこんなに大変なんだとひいてしまったぐらい武将たちの動きが激しく、思っていた以上に迫力があって、そこは本当に見ものだと思います。一流の俳優さんたちがバカバカしい台本を全力で演じてくださっているので、そのギャップが非常に面白いです」

◇もうひとつ「わたしたちの薩長同盟」(仮)も脚本を担当されますが。

「幕末が舞台なのですが、戦国時代に比べるとより多くの資料が残されているので、できることが限られているというか、あまり無茶ができない感じではあるのですが、いま資料を読みながら書き始めております。実は、『僕の金ケ崎』もこの話も、物語が現代から始まるんです。現代人が授業を受けたり本を読んだりして、“なんとなく実はこうだったんじゃないか”と想像していく世界を描いていて…。そもそも今語られている歴史物語はそういう(想像の)たまものだと思うので、それをどこまで面白く書けるかが大事だと思っています」

■大杉漣

「今回は、いろんな作品で共演させていただいる皆さんとバカリズムさんの脚本を土台に、スタッフ・キャストが作品への暗黙の志を共有出来たこと本当に嬉しく思っています。きっといい仕上がりなるような予感がしています。今まで時代劇というひとつのジャンルで多くの作品が作られてきたわけですが、今作はバカリズムさん独特の感性とユーモアで新たな切り口になっています。非常にゆるく書かれているようで、実はそれがきちんと計算されたゆるさであり、僕たち演者もきちんと答えなくてはと感じました。もちろん全力の大真面目で演じました(笑)。今回は歴史上有名な5人の人物の丁々発止が、非常に人間的であり、誰も見たことのない想像の世界とはいえ、武将たちの愚かさ切なさ情けなさという非常に人間的な部分にとてもリアリティーを感じさせる作品になったと思います。僕が演じた織田信長も、部下から絶大な信頼を得ているのかと思いきや、その勇ましさとは裏腹な人としての弱さにもはや愛おしさすら感じました。昔のことを知ること学ぶことは、現代を考えるキッカケにもなりますよね。そんな5人のやり取りの面白さを楽しんでいただきたいです。この作品は時代劇でありながら、現代劇とも言える要素満載な作品です。バカリズムさん恐るべし! ですね」

■中尾明慶

「撮影は1日、1日が非常に濃くて、とても賑やかな現場で、大先輩方とのお芝居も楽しいし、こんなに恵まれている環境は、なかなか無いと思います。どんなに好きにやっても、先輩方が支えて下さいますし。脚本がすごく面白くて、笑わせられながらも、ドラマとして物語が展開していく。やり過ぎとナチュラルのあんばいが難しいですけれど、役者として非常にやりがいがあります。時代劇はふつう言葉や所作が細かいハードルになるのですが、今回はそこが無いので、楽しくお芝居に集中できました。今後、こんな時代劇がもっとたくさんできたらいいなと思います。今回のもシリーズ化していただきたいくらいです(笑)。最後の方で、僕が演じる秀吉が強くなって敵たちに立ち向かうシーンがあり、“どう強くなるか”は言えないのですが、見たことのないシーンになっていると思うので楽しみにしていただけたらと思います」

■渡辺いっけい

「初日から鎧(よろい)のダメージがかなりあり、気持ちに体がついていかないのですが、皆さんが突き抜けて良いお芝居をされているので、負けられないな! という思いでやっています。バカリズムさんの『素敵な選TAXI』が大好きで、その時からすごく面白い脚本を書く方だなと思っていたので、バカリズムさんのセリフをしゃべることができるのがとてもうれしいです。くだらない事にこだわって会話が続くのですが、それが知的なので、ちゃんと芝居しないといけない。普段以上にセリフに気を付けてやっています。今回、僕が演じる家康はまだ狸(たぬき)親父と言われるようになる前の家康で、せせこましいところ、人間の小っちゃいところも浮き彫りにされているのですが、史実には残ってない、武将たちの人間らしいところを垣間見られる作品になっていると思います」

■杉本哲太

「現場は、大変です。朝が早い上、12時間ぐらい常に鎧をつけた状態で、30年以上の俳優人生の中でもベスト5に入るキツい現場です。でも、これが面白いんですよ。バカリズムさんの脚本がむちゃくちゃ面白いから。大杉漣さん、渡辺いっけいさん、中尾明慶くん、そして僕の4人、さらにバカリズムさんもお出になっていて、どのシーンもともかく面白いんです。だから変な汗をかきながらも、ナチュラルハイになってやっています。芸達者な方たちとお芝居ができるのは本当に幸せで、バカリズムさんの脚本による4人の掛け合いが一番のみどころですね。かなりデフォルメして脱線してやっていますし、バカなことを言ったりもするんですが、あながち適当でなく、きちんと史実に基づいて作られていて、ポイントポイントでつながってくるので、歴史と照らし合わせながら見ていただければ、と思います。もしかしたらこんなことだったかもしれない、という話なので、気軽に楽しんで見ていただきたいですね」

『FNS27時間テレビ にほんのれきし』
フジテレビ系
2017年9月放送

総合司会:ビートたけし
キャプテン:村上信五(関ジャニ∞)
れきしサポーター:林 修
“にほんのれきし博物館”館長:バカリズム

「僕の金ケ崎」
出演:大杉 漣、中尾明慶、バカリズム、渡辺いっけい、杉本哲太
脚本:バカリズム

「わたしたちの薩長同盟」(仮)
脚本:バカリズム

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