福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝らが和装で集結!映画『曇天に笑う』プレミアイベント

映画
2018年01月31日

映画『曇天に笑う』プレミアイベント“曇天祭り” 映画『曇天に笑う』のプレミアイベント“曇天祭り”が東京・浄土宗 大本山 増上寺で行われ、福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、若山耀人、本広克行監督が登壇した。

 原作は、唐々煙の同名漫画。2014年にアニメ化、2015年に舞台化され、「踊る大捜査線」シリーズや「亜人」などヒット作を手掛けた本広克行監督により実写映画化された。物語の舞台は明治初頭の滋賀県・大津。国の平和を守ることを生業とする曇天三兄弟を中心に、強く美しく戦う男たちが、それぞれの運命に挑んでいく姿をド派手なアクション、笑いや感動も満載で描く。

 イベントが始まると、本編の冒頭にも登場する和太鼓バンド・GOCOOによるド派手な和太鼓パフォーマンスが行われるなか、キャスト陣が曇印の特製山車に乗り、和装姿で登場。客席から割れんばかりの歓声が送られた。

 曇天三兄弟の長男・曇天火役の福士は、下駄を履き、“鉄扇”という特殊な武器を扱ったアクションシーンに挑戦。「戦うのに難しい部分もあったんですけど、僕は“カリ”という武術をやっていたので、その技術を応用してやりました」とコメント。MCに激しいアクションシーンの撮影でけがはなかったかと聞かれると、「生傷とかはありますけど、大きなけがはなかったと思います」とにっこり。それを聞いていた本広監督が「(骨に)ヒビ入らなかったっけ?」と暴露。福士は「ちょっと皆さんに迷惑を掛けましたけど、動き的には問題なくできましたし、全然大丈夫です」と説明した。

 曇天三兄弟の次男・空丸役の中山は、兄役の福士について「最初に会った時から、身長も大きいし、イケメンやし、僕は男兄弟いないんですけど、“兄貴”という感じでした。弟(宙太郎役・若山)もかわいいし、人懐っこいし、男兄弟いたらこんな感じなのかなぁ」と笑顔で話した。対して福士は「優馬と耀人が現場に入った瞬間に、弟でいてくれたので、2人によって兄にさせてくれた」と感謝の言葉を。また、ヒロインが不在の本作について福士は「僕は今作のヒロインは優馬だと思っている」と告白。中山はうれしそうに福士を上目遣いで見つめながら「そうよ」と裏声で返し、観客を沸かせた。

 曇天三兄弟の三男・宙太郎役で、キャスト陣の中で最年少である若山に『現場で一番優しかったお兄ちゃんは誰?』という質問が。若山は「三兄弟の方や犲の方たちと仲良くさせてもらったので、1人は選べないんですけど…」と共演者に気を遣いながらも、最終的に「一番は、本広お兄ちゃんです」と監督の名前を挙げた。すると、キャスト陣から一斉に「大人な発言するなよ!」「社会の生き方を覚えたな」とのツッコミが。若山にお願いされて一緒にお風呂に入ったという桐山は、「背中を流し合って、兄弟の契りを交わしたと思ったんですけど…、選ばれなかった」と残念そう。その理由を若山は「テレビで怖いおばけの番組を観てしまって、不安が大きくなってしまったので、『よかったら大浴場どうですか?』って言いました(笑)」と照れ笑いしながら説明。桐山は「連絡先を知らないから、撮影終わった後、廊下でうろちょろして待っていて(笑)。かわいいな~!って思った」と振り返った。

 また、本作のタイトルにちなみ、『これがあれば笑顔になれる、というものは?』との質問に、犬を飼っている中山は「ワンちゃんです。一緒に寝るんですけど、僕が部屋を出る時まで布団から出てきてくれない。『もう仕事行くからね!』ってキレ気味で言うと、ひょこっと出てきてくれる(笑)」と溺愛っぷりを明かした。

 続いて、古川は「飼っていないけど、ネコです。こういう場所(浄土宗 大本山 増上寺)に来ると、ネコちゃんに会える可能性高いじゃないですか。探しますし、ご縁があったら拾います」と笑顔。古川と同じく、ネコと答えた桐山から「ネコの動画見る?」と聞かれると、「ニヤニヤしながら見ます。おすすめの動画とか教えてください」とネコにメロメロな様子。

 最後に福士は「この映画は誇れるスーパーエンターテイメントになっていると思います。明るく元気な作品なので、たくさんの人に観ていただきたいです!」とメッセージを送った。

映画『曇天に笑う』
3月21日(水・祝)全国ロードショー

出演:福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人、池田純矢、若葉竜也、奥野瑛太/東山紀之

原作:唐々煙「曇天に笑う」(マッグガーデン刊)全6巻+外伝
監督:本広克行
脚本:高橋悠也
主題歌:「陽炎」サカナクション

配給:松竹

公式サイト:donten-movie.jp

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