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【インタビュー】「ハルサーエイカー」主演 福田萌子インタビュー

【インタビュー】「ハルサーエイカー」主演 福田萌子インタビュー

2011年に沖縄のローカル番組としてスタートした特撮アクションドラマ『ハルサーエイカー』。県内で異例の高視聴率を記録し、2012年には続編も放送された。そんな本作がDVD完全版の全国発売、tvk(テレビ神奈川)、チバテレ(千葉テレビ放送)で今春放送開始といよいよ全国展開をスタート。これを記念して、主人公の田畑愛=ハルサー・アイを演じる福田萌子さんのインタビューをお届けするサー!

食べ物に対する姿勢などは愛ちゃんと一緒

――『ハルサーエイカー』への出演が決まったときの感想は?

オーディションで、演技や経歴よりも自分の内面を見ていただけたので、それがすごくうれしかったですね。最初はテーマが「自然」や「食育」ということだけで、どういうストーリーかは決まっていなかったんです。あと決まっていたのは、女の子が主人公のヒロインものということ。
私は、自分たちの一番身近にある「自然」は「自分の体」で、それに関して何がいいか悪いかを選別して取り入れることが大切だと思っているんです。オーディションのときも、そういう考えや自分が興味があることを話していて、「モデルというのが一番自然に近いんじゃないかな」って脚本の方が言ってくれたんです。食べることに関して気を遣うモデルは、その基礎的なことができているので、ハルサー・アイという役に決めてくれたんじゃないかなと思っています。

――福田さんが演じる愛ちゃんとご自身の重なる部分はありますか?

重なる部分はいっぱいあります。基本的に、食べ物に対する姿勢や人に対する思いやりなどの考え方が一緒ですね。普通は、ご飯を食べるときに「いただきます」と言い、お腹がいっぱいだったら残しますよね。でも私は無理してでも食べます。愛ちゃんは、“私たちは何に対して「いただきます」って言ってるんだろう”ということなどをすごく考えている子だと思うので、私もこのお話をいただいたときにリンクするものがあるなと感じました。
だけど、違うところもあります。言葉遣いが全然違いますね。愛ちゃんは「おまえら」とかも言いますし、言葉の悪い子なんです。私自身は言い馴れない言葉なので「全然恐くない。もっとドスをきかせろ」と撮影のときに言われたこともありました。

毎日お笑いの稽古をやっていました

――演技はこの作品が初挑戦ですか?

ほとんど初めてですね。沖縄の短編映画に出演したことがあるぐらい。モデルと演技は全然違って、すべてが大変でした。共演者にはお笑い芸人さんが多くて、一緒に出演している山城智二さん(ノーグ・ヘラー役)と知念臣悟さん(ノーグ・カマー役)は、沖縄では有名なお笑い芸人さんなんです。だから、話がどんどん変わっていったり、作っていったり、いきなり漫才が始まったりするんです。私は、演技やお笑いも初めてだったので、ついていけなかった。彼らが話しているなかで、私のテンポが少し遅かったり、ツッコミを入れるところでワンテンポ遅れたりすると、二人が面白くなくなったり、話が崩れたりするので、そこは演技のほかに大切なことだなと思いました。
それで「お笑いの勉強がしたい」とお願いして、毎日お笑いの稽古をやっていましたね。今も、月に一回ぐらいに沖縄に帰って、お笑いの稽古をしています。


――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

基本的には明るい雰囲気です。でも、みんなお笑い芸人さんなんですが、撮影が終わると意外に静かなんです(笑)。だから、緊張したり、人見知りしたりすることがあまりない私が、どんどん入って話を進めてましたね。

――それは本当に意外です(笑)。テンポのいいコミカルな会話が大きな魅力ですが、沖縄の方言もポイントですよね。

沖縄の方言は独特で、何を言ってるか分からない部分もあると思うんです(笑)。でも、監督自身が3割分からなくてもいいっていう考えなので、沖縄の文化としてとらえていただければいいなと思っています。
おばあちゃんやおじいちゃんなどが使っているようなちゃんとした方言は何も分からないと思うので、若い人たちが使っている言葉を主に使っています。

華麗なアクションシーンの秘密

――激しいアクションシーンも多いですが、見事に決まっています。何かトレーニングはされたんですか?

ジムに6、7年通っています。ほかにも、スポーツや体を動かすのが好きで、シャドーボクシングやクラシックバレエ、殺陣などを習っていますね。

――なるほど。蹴りのシーンできれいに足が上がっている秘密が分かりました。

クラシックバレエで体が柔らかいおかげで、高く足が上がったり、シャドーボクシングをやっているので、パンチやキックの型などを言われたときにすぐに分かったりして、今までしてきたものが役に立ったと感じました。でも、マスクをかぶった変身後の格闘シーンになると、視野が狭くて難しいのでスーツアクターさんにバトンタッチしました。


日本人として日本のことを海外に紹介したい

――この作品では演技やアクションに挑戦しましたが、ほかに今後やってみたいことはありますか?

プライベートなんですが、今年は2つあります。1つは、フルマラソンを走ること。以前はトレーニングとして走っていたのですが、走っていたらだんだん楽しくなっちゃって、今度は那覇マラソンに出ようと思います。マネージャーにも、お台場マラソンに誘われました。


もう1つは、お琴を習得したいです。私は、日本のことを知ろうと思って、いろいろ習い事をしてきました。日本人として日本のことを海外に紹介したいんです。そのために、華道や茶道、お習字をやったり、歌舞伎にも通っていましたね。
沖縄は外国の人が多く、特にアメリカの人は自分の国がこれだけいいって言えるのに、自分たちは言えないってことを知って、小学生のときにすごくショックを受けたんです。それで、日本のことを伝えたい、日本っていい国なんだよと、こういう場で発信するのはもちろん、プライベートでも会った人に話したいと思ったんですね。でも、そうしたときに自分自身が何も知らないと紹介できないし、説得力もないと思うんです。お琴はまだだったので、今年はぜひ挑戦したいです。

 

見られなくなってしまうかもしれない沖縄の自然を残したい

見られなくなってしまうかもしれない沖縄の自然を残したい

――3月に全国版のDVDが発売、4月からはtvk、チバテレで放送が始まり、いよいよ全国展開です。

すごくうれしいです。スタッフやキャストは、「これが面白い」や「沖縄のこういう部分を映したい」というのを発信したいと思って作っているんです。もしかしたら、これから見られなくなってしまうかもしれない自然をこういう形で映像に残しておきたいという思いもあり、ドラマには沖縄の自然がたくさん出てきます。それを皆さんに見ていただけることは、本当にありがたいことだと思います。

――それでは最後に、視聴者の方にメッセージをお願いします。

『ハルサーエイカー』という沖縄発のドラマが多くの方々に見ていただけることを、とてもうれしく思っています。賛否両論あると思いますが、見ていただけることがまず第一。そこで、いいなって思ってくれたらもちろんうれしいですが、ここが違うなとか、この作品を見ることによって考えることができたらいいなと思っています。
愛ちゃんの言葉遣いでもいいし、食に対する考え方や沖縄のお笑いの文化、イントネーションやテンポなど、沖縄ってこういうトーンで話すんだとかでもいいので、何か心に留めていただけることがあったらいいですね。ぜひ楽しんで見てください。

 

●ヘアメイク/megu スタイリング/赤坂孝行(WORLD STYLING CORPORATION)
衣装/coat:CELINE dress:ZARA bracelet:VIONNET shoes:スタイリスト私物

●取材/遠藤綾野、遊佐美玲

 

PROFILE

福田萌子
1987年6月26日生まれ。沖縄県那覇市出身。
モデル、女優として活躍中。2010年、ミス・ユニバースJAPANで3位に入賞。
『ハルサーエイカー』では、主人公・田畑愛=ハルサー・アイを熱演。
 

『ハルサーエイカー』とは

2011年に沖縄テレビ放送で放送された特撮アクションドラマ。
「自然」や「食」をテーマにしたメッセージ性あふれるストーリー、沖縄の大自然を背景にした見ごたえあるアクション、主人公・田畑愛とその仲間たちの絆や成長のドラマ、そして隋所に散りばめられたコミカルな会話など、一度見たらくせになる魅力で大きな反響を呼び、2012年に続編を放送、映画版が今秋全国公開予定。


ストーリー

沖縄の自然と畑を愛し守ってきたハルサー一族の末裔、田畑豊作とその孫・愛は故郷の国頭村の「畑原村」で暮らしていた。
そんなある日、琉球最初の人間、〈祖〉の骨が発掘される。
人間の愚行によって復活した〈祖〉は、現代人による無残な食べ残しを見て激怒、路上の残飯から2体のモンスター〈サマリタン・ドブー〉〈サマリタン・チリー〉を作り出す。
沖縄に「永遠の不作」の呪いをかけるため、人類最初のクワ“ノーグ・クワー”をアイの家から強奪し大地に打ち込む。
愛は〈ハルサー・アイ〉に変身、愛用の農具もノーグ・ヘラー、ノーグ・カマーへと姿を変え、愛を守る。
祖の呪いを阻止すべく戦う愛は、強くなるためノーグたちと共に3つの“クガニやさい”探しの旅に出る。
はたしてアイたちは、クガニやさいを集め、ノーグ・クワーを奪還し、〈祖〉たちを倒すことができるのか!?

(C)ACRE FILM.HIGA Brothers.ALL Rights Reserved.


キャスト

田畑愛(ハルサー・アイ):福田萌子
ノーグ・カマー:知念臣悟(パーラナイサーラナイ)
ノーグ・ヘラー:山城智二
サマリタン・ドブー:仲座健太(ハンサム)
サマリタン・チリー:知念しんいちろう
祖:津波信一
ゥワー仙人:けいたりん(プロパン7)
アギヤーリョウ:平安信行
田畑豊作:仲嶺眞永 ほか

『ハルサーエイカー』
tvk(テレビ神奈川)にて、4月より放送開始
チバテレ(千葉テレビ放送)にて、3月31日(月)17:30から放送開始(毎週月曜放送)

『ハルサーエイカー』映画版「エイカーズ」今秋全国公開予定

 

DVD情報

『ハルサーエイカー<完全版>』

3月19日(水)発売 (レンタル:4月2日 全4巻リリース)
収録時間:本編320分+特典映像45分(本編DVD3枚+特典DVD1枚)
価格:4,700円(本体)+税
本編ディスク片面2層/特典ディスク片面1層/ステレオ/カラー/16:9
★標準語字幕の表示機能+沖縄限定版には収録されなかった特典映像を収録

(C)ACER FILM.HIGA Brothers.ALL Rights Reserved.

『ハルサーエイカー2<完全版>』

7月16日(水)発売 (レンタル:8月2日 全4巻リリース)

収録時間:本編309分+特典映像収録(本編DVD3枚+特典DVD1枚)
価格:4,700円(本体)+税
本編ディスク片面2層/特典ディスク片面1層/ステレオ/カラー/16:9
★標準語字幕の表示機能+沖縄限定版には収録されなかった特典映像を収録

(C)Acre Partners.HIGA Brothers.ALL Rights Reserved.

発売元:Halser Partners
販売元:株式会社ポニーキャニオン
 

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