「劇場版 BEM 〜BECOME HUMAN〜」今秋公開!ティザーポスター&特報解禁

アニメ
2020年06月03日

『妖怪人間ベム』生誕50周年を記念して、2019年に完全新作アニメとして制作・放送されたTVアニメ『BEM』の映画化が決定。「劇場版 BEM 〜BECOME HUMAN〜」と題して、2020年秋に全国公開が決定した。

 1968年にテレビ初登場し、ダークで不思議な世界観と個性的なキャラクターで圧倒的なインパクトを残した『妖怪人間ベム』。正義を為しても醜いせいで決して受け入れられることはなく、「はやく人間になりたい」と切に願う妖怪人間が主人公のアニメは、最高視聴率20%を超えるヒットを記録した。

 そんな原作の持つ設定やメッセージ性を残しつつも全く新しい解釈を施し、舞台設定やキャラクターを大胆に変更した完全新作のTVアニメ『BEM』。この度、映画化が決定した劇場版では、「BEM」プロジェクトの立ち上げから関わってきたProduction I.G(『攻殻機動隊』 『PSYCHO-PASS サイコパス』)が制作を手掛ける。

 監督は『魔法陣グルグル』や『宇宙戦艦ティラミス』の博史池畠。脚本は『ONE PIECE STAMPEDE』も手掛けた冨岡淳広が担当する。キャラクター原案はTVアニメと同じく村田蓮爾、キャラクターデザインは『純潔のマリア』で作画監督を担当した松本美乃といったスタッフ陣が集結。メインキャストはTVアニメに引き続き、ベム役を小西克幸、ベラ役をM・A・O、ベロ役を小野賢章が演じる。そのほか、追加キャストも後日発表予定だ。

 今回の映画化決定に合わせて、ティザーポスターと特報映像が解禁。赤と黒を基調としたティザーポスターは、「はやく人間になりたい」というキャッチコピーとともに、顔を隠したベムと見られる人物の足元から妖怪形態を想像させる黒い影が縦横に伸び、妖怪人間の苦悩を表すようなシルエットが描かれている。

 特報映像では「それはいつ生まれたのか、誰も知らない…」というコピーやBGMに流れるショパンの「24の前奏曲 第4番」とともに、真紅の細胞が蠢き3人の妖怪人間“ベム・ベラ・ベロ”が生まれる様子が描かれる。そして、人間になれなかった妖怪人間たちの「はやく人間になりたい」という悲痛なささやきで締め括られるというものだ。

 誰よりも人間らしく振舞い、誰よりも人間を助け、誰よりも人間になることを望んだ彼らが辿り着いたものとは……?50年の時を経て、劇場版でついにその答えが明かされる。

<動画>
■「劇場版BEM〜BECOME HUMAN〜」特報

<作品情報>
「劇場版 BEM 〜BECOME HUMAN〜」
2020年秋全国ロードショー

製作:劇場版BEM製作委員会

<WEB>
公式サイト:https://newbem.jp/2020_mv/
公式Twitter:@newbem2019

©ADK EM/BEM製作委員会