Jr.SP和田優希の主演舞台「アナザー・カントリー」上演決定!IMPACTors鈴木大河が共演

エンタメ総合
2022年04月08日
舞台「アナザー・カントリー」
舞台「アナザー・カントリー」

和田優希(Jr.SP/ジャニーズJr.)が初主演を務める舞台「アナザー・カントリー」が、2022年6月より東京、大阪、福岡で上演決定。共演には、同じくジャニーズJr.からIMPACTorsの鈴木大河が出演する。

「アナザー・カントリー」は劇作家ジュリアン・ミッチェルによって書かれた戯曲で、1981年ロンドン、ウエストエンドのグリニッジ・シアターで初演し、ロングラン。同性愛に偏見が強かった当時、そのタブーに鋭く斬り込んだ本作は、大きな衝撃と感動を巻き起こした。翌年のウエストエンド劇場協会賞(現ローレンス・オリヴィエ賞)にて最優秀演劇賞を受賞。

舞台では、主役ガイ・ベネットを本作が初舞台のルパート・エヴェレットとコリン・ファース、そしてトミー・ジャッド役をまだ駆け出しだったケネス・ブラナー、ダニエル・デイ=ルイスらが演じた。

後にルパート・エヴェレットは映画「ベスト・フレンズ・ウェディング」、コリン・ファースは映画「英国王のスピーチ」で主演、ケネス・ブラナーは英国一のシェイクスピア俳優と称され映画監督としても活躍、ダニエル・デイ=ルイスはアカデミー主演男優賞を3度受賞するなど、まさにスターへの登竜門的作品と言えるだろう。

1984年にはマレク・カニエフスカ監督により映画化。舞台に引き続きルパート・エヴェレットがガイ・ベネット、コリン・ファースがトミー・ジャッドを演じ、世界中で大ブレイク。特に日本では英国美少年ブームの先駆けとして、今なお絶大な支持を得ている。2013年にはBBCのラジオドラマとして放送、トミー・ジャッド役にトム・ヒドルストン(映画「マイティ・ソー」ロキ役)が演じたことも有名だ。

この伝説の名作に、日本のカンパニーが挑む。演出を務めるのはこれまでも数多くの海外戯曲を手掛け、繊細な心理描写で知られる鈴木勝秀。自由を求める同性愛者ガイ・ベネット役に、本作が舞台初主演となる和田優希(Jr.SP/ジャニーズJr.)、ガイの盟友で共産主義に傾倒するトミー・ジャッド役に鈴木大河(IMPACTors/ジャニーズJr.)。

そのほか、気鋭の若手俳優が集結し、ホルスト作曲「木星」が流れる中、あたかもドキュメンタリーのような世界が舞台上で繰り広げられていく。今回の発表に際して、主演の和田、共演の鈴木からコメントが到着した。コメント全文は、次ページに掲載。

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