東方神起、NCT、aespaらが日本に集結!「SMTOWN」が約3年ぶりに東京ドームで開催「会いたかったです…」

音楽
2022年08月30日
「SMTOWN LIVE 2022:SMCU EXPRESS@TOKYO」
「SMTOWN LIVE 2022:SMCU EXPRESS@TOKYO」

「SMTOWN LIVE 2022:SMCU EXPRESS@TOKYO」が、8月27日(土)~29日(月)の3日間にわたり東京ドームで開演された。今回は、その3日目の最終公演となる29日のライブの模様をレポートする。

今回で10回目となる「SMTOWN」のLIVEは、日本では約3年ぶりに開催され、総勢16組54名の豪華なアーティストが参加した。約50000人の観客の手拍子が盛り上がる中、トップバッターで登場したのはaespa。韓国のデビューシングル「Black Mamba」でLIVEのスタートを切ると、曲終わりにはメンバーが「『SMTOWN LIVE』にようこそ~!」と挨拶し、KARINAは「思いっきり遊びましょう!」、GISELLEは「本当に楽しみでした」「最後まで楽しんでくださいね」と日本語で語り掛け客席の期待はさらに膨れ上がった。

その期待に応えるかのように、続けてWayVが「Kick Back(Korean Version)」で会場を盛り上げる。メンバーのKUNとTENは2018年に大阪で行われた「SMTOWN」に参加した経験はあるものの、WayVとして日本で行われる「SMTOWN」に参加するのは今回が初だ。そんな貴重なステージにもさらに注目が集まった。

ホワイト×デニムのストリートスタイルで登場したNCT DREAMは、オフライン公演で日本初披露となった「Beatbox」と「Hot Sauce」を歌い会場のボルテージをさらにアップさせる。自己紹介タイムではマークが日本語で「今日は最終日ですね…。寂しいけど、最後まで楽しんでください!」と国内公演の最終日を感じさせるコメントを放ち、客席はよりヒートアップした。

ダンスソング満載のスタートダッシュから会場の雰囲気を一変させたのはCHEN(EXO)、ONEW(SHINee)<feat.NINGNING of aespa>、SUHO(EXO)、YESUNG(SUPER JUNIOR)。バラード曲やデュエット曲などで、それぞれが持ち前の歌唱力を見せつけた。

中盤には初歌唱となるRed Velvet「WILDSIDE」や、NCT 127「gimme gimme」と「Sticker」などが披露された。NCTの今回の数々のステージは、本公演の見どころの一つとして特に視線が集中していた。

CHANGMIN(東方神起)、KYUHYUN(SUPER JUNIOR)、MINHO(SHINee)の通称“ギュライン”の「阿修羅ちゃん」、NCTのSHOTARO&SUNGCHANがSMROOKIESと踊った「Dream Routine」、NCTやaespaメンバーで構成されたSM Rap Unitの「ZOO」など、「SMTOWN」ならではのコラボレーションパフォーマンスではグループの垣根を越えてステージをエンジョイするメンバーたちの姿が印象的だった。

KANGTA、TAEYEON(少女時代)、HYOYEON(少女時代)、MINHO(SHINee)、KEY(SHINee)、KAI(EXO)、XIUMIN(EXO)、BoAら、ベテランメンバーはソロステージでそれぞれの魅力を存分にアピール。MCではTAEYEONが「相変わらず皆さん元気そうでホッとしました」と語りかけ、KAI は「会いたかったです…」と会えた喜びをかみ締める。KEYは最年少メンバー・TAEMINが不在のため「SHINeeの末っ子、KEYです!」「一回くらいは年下になりたかった…」と茶目っ気たっぷりで話すなどして、トークでも客席を楽しませた。

さらに、SUPER JUNIORは「Sorry Sorry(Korean version)」「BONAMANA(Korean version)」「★BAMBINA★」の3曲を歌唱し、後半に向かうステージに加速をかける。MCではピースポーズ付きで「ちゅきちゅき、RYEOWOOKです~」と自己紹介をしたり、全員で「ええじゃないか、ええじゃないか」とSUPER JUNIORのお馴染みのネタも繰り広げながら会場を笑顔で包んだ。

BoA、TAEYEON(少女時代)、HYOYEON(少女時代)、SEULGI(Red Velvet)、WENDY(Red Velvet)、KARINA(aespa)、WINTER(aespa)で構成される話題のプロジェクト・GOT the beatや、東方神起・CHANGMINの韓国最新ソロ曲「Devil」が日本で初お披露目されるなど、最後まで目が離せない舞台に。

ラストスパートは、公演の翌日30日に発売されるKEY(SHINee)の「Gasoline」、NCT U「Baby Don’t Stop」を皮切りに、トリを務めるSUPER JUNIOR「Black Suit」まで各アーティストがノンストップで登場し、歌って、踊り盛り上げる。エンディングでは、出演者全員がステージ上に集結し、通路やトロッコまでを使用して東京ドーム内を駆け巡った。観客とアイコンタクトを取ったり、メンバー同士で肩を組んだり、写真撮影を楽しむアーティストたちの姿も。

最後は出演者が横一列に並び全員で手をつなぐと「ありがとうございました!」と各アーティストたちがそれぞれ挨拶し、集合写真を撮影。3日間におよぶ本公演は東京ドームを埋める観客の熱気と大きな拍手に包まれる中、幕を閉じた。

ライブ写真

公演情報

「SMTOWN LIVE 2022 : SMCU EXPRESS@TOKYO」
日程:8/27(土)、28(日)、29(月)
場所:東京ドーム

出演者:KANGTA、BoA、CHANGMIN(東方神起)、SUPER JUNIOR、TAEYEON&HYOYEON(少女時代)、ONEW&KEY&MINHO(SHINee)、SUHO&CHEN&KAI& XIUMIN(EXO)、Red Velvet、NCT、aespa、Raiden、SMROOKIES etc

●photo/川島伸一、幸田昌之、上飯坂一、釘野孝宏、高村祐介、上西由華 text/図司楓