
連続テレビ小説『風、薫る』(NHK総合 毎週(月)~(土)午前8時~8時15分)で“鹿鳴館の華”と呼ばれた時代を象徴する貴婦人・大山捨松を演じている多部未華子のコメントが到着した。
連続テレビ小説第114作『風、薫る』の主人公は、それぞれに生きづらさを抱えた二人の女性。当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込み、傷ついた人々を守るために奔走し、時に強き者と戦う。明治という激動の社会を舞台に、幸せを求め生きるちょっと型破りな二人のナースの冒険物語。一ノ瀬りんを見上愛、大家直美を上坂樹里がW主演で演じる。脚本は吉澤智子。
多部が演じている大山捨松は“鹿鳴館の華”と呼ばれた、時代を象徴する貴婦人。りんと直美の人生に多大な影響を及ぼす。
多部未華子 コメント
◆大山捨松役のオファーを受けていかがでしたか?
捨松は戊辰戦争で籠城した際に壮絶な体験をし、その後若くしてアメリカに留学をしているので、早くにとても多くのことを経験しています。
そのような経験から自分がやりたいことは何かを考え、男性に頼らない女性のあり方に思いを巡らせて生きてきた人なのかなと想像しました。
当時の日本で捨松のような考えは周りに影響力がある一方で、陰口などもたたかれてしまう環境でもあったようですが、帰国後の日本で自分の考える道を実行に向けて進める姿勢がとてもかっこいいですし、生き方が魅力的な役柄でぜひやってみたいと思いました。
“鹿鳴館の華”と呼ばれているだけあり、周りの人々から一目置かれるような存在でいなければならないので、所作や話し方などにその雰囲気を出しながら演じることはとても難しかったです。
留学中に看護の勉強もしていた捨松が主人公の2人に影響を与えるシーンがあるのですが、2人が築き上げてきた空気感をきちんと感じながら演じられたらいいなと思っていました。
◆“朝ドラ”主人公のご経験者として何か感じることはありますか?
“朝ドラ”の現場は久しぶりすぎて新鮮な気持ちのほうが大きいです。
20歳のときにご一緒したスタッフさんとお会いすると懐かしくて……。
私から主人公のお2人へのアドバイスなんてないですが、『つばさ』(2009)でヒロインをやらせていただいたとき、つばさという役の感情を一番理解しているのは私だと思っていました。
強気な発言だと思われるかもしれませんが、誰よりも自分が一番その役の目線で台本を読んでいるから “自信を持つようにしていた”というのが正しいかもしれません。
だから、りんと直美と一番長く時間を過ごしている見上愛さんと上坂樹里さんが演じる2人のキャラクターが全てだと思っています。主人公の周りにいる人間を演じる私はそんな2人についていく感覚がとても楽しいです。
これからも撮影が続くのでまだまだ山あり谷ありだと思いますが、ご自身が台本を読んで感じたままをセリフとして話したらすごくステキなりんと直美になると思うんです。
番組情報
2026年度前期 連続テレビ小説『風、薫る』
NHK総合ほか
毎週(月)~(土)午前8時~8時15分ほか
※土曜は一週間の振り返り
※NHK ONEで同時・見逃し配信予定
脚本:吉澤智子
原案:田中ひかる「明治のナイチンゲール 大関和物語」
音楽:野見祐二
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
語り:研ナオコ
出演:見上愛、上坂樹里 ほか
制作統括:松園武大、宮本えり子
プロデューサー:葛西勇也、松田恭典
演出:佐々木善春、橋本万葉、新田真三、松本仁志 ほか
©NHK













