
8月23日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系 午後11時~11時30分)は、俳優・小日向文世に密着する。
来年、俳優生活50年の節目を迎える小日向文世、72歳。出演作品は300本を超える大ベテランだ。 どの現場でも共演者やスタッフから「コヒさん」と親しまれ、延々と立ち話をしている愛嬌あふれる素顔を持つ。
だが、本番が近づくと顔つきが変わる。 日曜劇場『VIVANT』での長ぜりふのシーン。本番直前、彼は自ら小さく折りたたんだ自作の台本を手に、ひとり繰り返し練習に励んでいた。セリフはもちろん頭に入っているが、直前まで確認せずにはいられない。この地道な準備は20年以上続く彼のルーティンだ。
そんな名優の元に、しびれるようなオファーが舞い込んだ。 自身の転機を作った恩人・三谷幸喜から、12年ぶりとなる舞台の誘い。演じるのは「大物脚本家」という一筋縄ではいかない役柄だ。
長年の経験をもってしても役がつかめず、稽古場で試行錯誤を重ねる日々。「苦しい」。そうつぶやきながらも、どこか楽しそうに七転八倒する姿があった。「積みあげたものから解放されて、舞台楽しいなって思えるように」 。演劇人・小日向文世が、自身の原点である舞台で魅せる葛藤と輝きに迫る。
<プロフィール>
1954年、北海道生まれ。
デザイナーを目指し上京するもスキー事故で重傷を負い、2年間の闘病生活を経験。その後、転身した写真の専門学校でプロの現場に触れるうち、「被写体として自分を表現したい」と役者の道を志す。23歳で串田和美主宰の劇団「オンシアター自由劇場」に入団し、同劇団の中核的存在として活躍。劇団解散後は妻子を抱えながら苦しい下積み生活を送るが、2000年に出演した三谷幸喜作・演出の舞台「オケピ!」がドラマ関係者の目に留まり、翌年ドラマ『HERO』に出演。以降、数々の映像作品で唯一無二の存在感を放ち、現在の地位を築く。
2012年に舞台「国民の映画」で第19回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞。2026年には第34回橋田賞を受賞した。趣味はメダカの世話。
©MBS














