白石聖が『恐怖新聞』で連ドラ初主演&ホラー初挑戦!演出は中田秀夫、シリーズ構成は乙一

ドラマ
2020年07月21日

白石聖 コメント

『恐怖新聞』

オファーを頂いた時は、素直にすごくすごしかったです。ただ、連続ドラマ初の主演で、ホラー作品も初めてなので不安もあります。台本を読んだ印象は、つのだじろうさんの原作とはまた違う新しい「恐怖新聞」に仕上がっていて、撮影が楽しみになりました。でも読み進めるうちに、「次のページに何が起こるんだろう…あ~、やっぱり~、どんどんそんな方向に行っちゃうじゃん」みたいな“止まらない負の連鎖”で気分が沈みました(笑)。原作より恐怖感が強いと思います。
私が演じる詩弦は、巻き込まれていく役なので、周りの方のお芝居に影響されていくのかなと思います。会話のキャッチボールをしっかりやっていきたいです。また、見ている方が私と一緒に驚いてもらえるように、息遣いや表情を意識することでホラー表現の引き出しを作っていきたいです。撮影は京都で行われるので、日本の古き良き建物の外観や風景が、ホラーとの親和性を生んでくれたら、より面白い作品になるのではないかなと思います。見どころはたくさんありますが、詩弦が「自分が存在している意味は何だろう」と葛藤しながら成長していく姿もその1つです。
最終的には共感してもらえるような、目が覚めるようなお芝居ができればと思っています。そして「毎週怖いけどなんか見ちゃうんだよなぁ」と言われるような作品にしていきたいです。恐怖新聞が届く時間帯にドンピシャでお届けできるので、ぜひ楽しみに待っていてください。

黒木瞳 コメント

『恐怖新聞』

「恐怖新聞」というタイトルを聞いただけで、どんなものが飛び出すだろうと思い、台本もものすごくわくわくしながら読みました。白石さんの演じる私の娘で主人公の詩弦にいろんな種類の恐怖が襲い掛かってくるんですが、いろんなものというのは、ホラーの王道でもあり、意外性のあるホラーでもあって。お話自体ただ怖いだけじゃなくって、人間味あふれるところも随所にあって、台本の読み応えは満点でした。
私の演じる母親の歌子は、たぶん一筋縄ではいかないお母さんなんだろうなと思います(笑)。最初の印象はよくつかめなかったのですが、「ここはどういう意味なんだろう?」というたくさんの謎をひとつずつ謎解きしていくと、私の歌子という役が浮かび上がってきたという感じです。きっとご覧になる視聴者の方も、「なんだろうこのお母さん?」という風に思っていただくと、より面白くなると思いますので、いろいろ想像しながら役を広げている最中です。
白石さんとは初めての共演となりますが、監督には絶対の信頼感があるので現場に何の不安もないですね。ある意味アットホームな雰囲気なので、親子役もあまり違和感なく普通に入っていけました。やっぱり監督の持つ雰囲気作りっていうのがあるんですね。ほどよい緊張とほどよい安心感で、意外と役に没頭できます。
この作品に入る前に、プロデューサーが「この作品は3Kだ」と仰っていて。「恐怖・ケレン味・共感」のことなのですが、それを聞いて、「あーなるほど、こういうものをお届けする作品なんだ」とストンと落ちてきました。

番組情報

『恐怖新聞』

オトナの土ドラ『恐怖新聞』
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
2020年8月29日スタート
毎週土曜 後11時40分~深0時35分(予定)
全7回(予定)

出演:白石聖、駿河太郎、横田栄司、片山友希、坂口涼太郎、猪野学/黒木瞳

企画:市野直親(東海テレビ)
原作:つのだじろう「恐怖新聞」
シリーズ構成:乙一(「zoo」「GOTH」「暗いところで待ち合わせ」「くちびるに歌を」ほか)
脚本:高山直也(「世にも奇妙な物語」「TWO WEEKS」「特命係長 只野仁」ほか)
音楽:兼松衆
プロデューサー:後藤勝利(東海テレビ)、小松貴子、齋藤寛之、竹内絵唱(松竹株式会社)
協力プロデューサー:松本圭右(東海テレビ)
演出:中田秀夫、服部大二、井上昌典
制作:東海テレビ放送、松竹株式会社

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