松坂慶子&杏共演で『おもひでぽろぽろ』実写ドラマ化

ドラマ
2020年09月01日

松坂慶子&杏共演で『おもひでぽろぽろ』実写ドラマ化

松坂慶子と杏が出演するスペシャルドラマ『おもひでぽろぽろ』(BSプレミアム・BS4K)の制作が発表された。

1987年に漫画が連載されて大きな話題となり、1991年にはスタジオジブリ制作の劇場アニメも公開された「おもひでぽろぽろ」(原作・岡本蛍、画・刀根夕子)を実写ドラマ化。

原作では、算数で25点をとったり、初めて食べたパイナップルに大騒ぎする小学5年生のタエ子の日常がコミカルに描かれてきたが、ドラマ版では、64歳になったタエ子と30代の娘、10代の孫娘との同居生活を描く。松坂がタエ子を、杏がタエ子の娘・夏希を演じる。

娘との小さないざこざを抱え、孫にかつての自分の姿を投影し、“昭和のタエ子”に後押しされながら、“令和のタエ子”は女優になるという新しい夢に向かって一歩を踏み出す。

松坂慶子 コメント

すてきな作品に出演させていただくことをとてもうれしく思っています。どんな風に作り上げていくのか、とても楽しみです。いまや人生100年の時代、今後30年以上も前向きに生きて行くためのターニングポイントになる大切な日々が描かれるのではないかと思います。

大事なのは日々の暮らし。夢を見つけて自分の人生を輝かせることができたら、どんなに楽しいことでしょう!ゆったり年相応に暮らしていたタエ子さんが、家族との絆や出会いによってだんだん心が若々しくなって、まるで子供の頃のように元気いっぱいに天真爛漫に日々を紡いでいくようになる。人は、いくつになっても成長するんじゃないでしょうか。ご覧いただいて、懐かしいあたたかい時間を過ごしていただけたらうれしいです。

杏 コメント

大好きな作品が、現代を絡めたドラマになると聞き、とてもうれしいです。昭和の古き良き時代に子供だったタエ子が、平成を経て、令和をどのように過ごしているのか。作品の中で描かれ、映るのはそれぞれのキャラクターの人生のほんの一部分で、本当はその前後ともに、ずっと続く時間がある。私が演じさせていただくのは、今回描かれる世代の中ではちょうど真ん中の娘。誰もが子供だったこと、世代を超えて触れ合うことを感じながら参加させていただけたらと思っています。

番組情報

スペシャルドラマ『おもひでぽろぽろ』
BSプレミアム・BS4K
2021年1月以降放送予定

原作:岡本螢・刀根夕子「おもひでぽろぽろ」
脚本:矢島弘一
出演:松坂慶子(杉本タエ子=昭和のタエ子)、杏(杉本夏希=タエ子の娘)ほか
制作統括:柴田直之(NHK)、西村崇(NHKエンタープライズ)、大谷直哉(ザロック)
演出:渡辺一貴(NHKエンタープライズ)

©NHK