西島秀俊「心も体もほっと休まるドラマ」『シェフは名探偵』

ドラマ
2021年03月05日
ドラマプレミア23『シェフは名探偵』
ドラマプレミア23『シェフは名探偵』

西島秀俊が、ドラマプレミア23の第2弾『シェフは名探偵』(テレビ東京系)で主演を務めることが分かった。

近藤史恵の小説シリーズ「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」「マカロンはマカロン」をドラマ化。冷静沈着そして穏やか、一見何を考えているかわからない。でも、実はすぐにお節介を焼いてしまうシェフの三舟が、人並み外れた洞察力と推理力で、訪れた客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を解くグルメミステリードラマ。

テレビ東京の連続ドラマ単独初主演となる西島が、小さなフレンチレストラン『ビストロ・パ・マル』のシェフ、三舟忍を演じる。

『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズや『TRICK』シリーズなどを手掛ける木村ひさしがチーフ監督を務め、西島と3度目のタッグを組む。脚本は『チーム・バチスタ』シリーズや『みんな!エスパーだよ!』の田中眞一と、『面白南極料理人』や映画「名も無き世界のエンドロール」の西条みつとしが担当する。

西島秀俊 コメント

◆台本(原作)を読んだ感想をお聞かせください。

原作はとても面白くて、お店を訪れた人々の行き違った気持ちを、料理を通して理解し解きほぐす。どのお話にも驚きがあって、心に響きます。台本は、1話で原作の2つのエピソードを扱っていてスピーディーに展開していきます。話ごとに異なるテーマがしっかり描かれていて、読むのも演じるのも楽しいですね。

◆演じられるキャラクターはどのような印象でしたか?

「ビストロ・パ・マル」に来てくれたお客様の悩みや苦しみを解決し、おいしい料理を楽しんでもらいたいと思っている人です。少し変わった人ですが、共感力のある良い人だと思います。

◆コックの役を演じられる上で苦労されているところはございましたか?

フランス料理は普段馴染みがないので難しいです。調理する設定の料理を実際に食べさせてもらい勉強させてもらいながら撮影しています。

◆木村ひさし監督と3度目のタッグとなりますが、これまでの作品と“ここは違う!”というところはございますか?(印象に残っていることは何かございますか?)

木村組はみんなで面白い作品にしようという情熱を感じる組です。前作以上に大変な撮影ですがクルー全員、楽しく頑張っています。

◆視聴者の方へメッセージをお願いいたします。

家族や友人たちや仕事仲間と外食に行く。その時間って本当に貴重で贅沢で幸せなことだったということにあらためて気づかされた1年でした。
この作品が放送されるころ、なに不自由なく外食に出かけられるようになっているのかまだ分かりませんが、「ビストロ・パ・マル」が存在したらフッと行きたくなるお店になるようにスタッフ・キャストで頑張っています。
ミステリーとしてもヒューマンドラマとしても楽しめる作品です。月曜の23時台、心も体もほっと休まるドラマですので、ご期待ください。

原作:近藤史恵 コメント

長年書き続けてきた思い入れのあるシリーズですし、ドラマ化という形で世界が広がって、原作者としてうれしく思っています。レストランという劇場で起こる小さな事件を描いた連作短編集なので、コロナ禍でレストランから少し足が遠のいている今、そのスペシャルな時間を多くの方に楽しんでいただければ幸せです。西島秀俊さんの演じる三舟シェフ、とても楽しみにしています。

番組情報

ドラマプレミア23『シェフは名探偵』
テレビ東京系
放送日未定

主演:西島秀俊
原作:近藤史恵「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」「マカロンはマカロン」(創元推理文庫刊)
監督:木村ひさし、瀧悠輔、向井澄
脚本:田中眞一、西条みつとし

イントロダクション

下町の片隅にある小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」。 絶品料理を作るシェフは名探偵!?
冷静沈着で穏やか、一見すると何を考えているか分からない。でも実はすぐにお節介を焼いてしまうシェフの三舟忍(西島秀俊)が、人並外れた洞察力で客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を解く。

WEB

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/shefutan/

©「シェフは名探偵」製作委員会
創元推理文庫 カバー・イラスト・谷山彩子