高橋努、遠藤久美子が坂口健太郎の両親、今井悠貴が公取職員役で『競争の番人』第8話にゲスト出演【コメントあり】

ドラマ
2022年08月22日
『競争の番人』
『競争の番人』左から)高橋努、遠藤久美子、今井悠貴 ©フジテレビ

8月29日(月)放送の『競争の番人』(フジテレビ系 毎週月曜 午後9時〜9時54分)の第8話に、高橋努、遠藤久美子、今井悠貴が出演することが分かった。

本作は、4月期月9ドラマ『元彼の遺言状』の原作者であり、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新進気鋭の作家・新川帆立による「競争の番人」(講談社)が原作。誰もが一度は聞いたことがあるが、その実態についてはあまり知られていない行政機関・公正取引委員会を舞台とした“凸凹バディの痛快爽快エンタメドラマ”だ。

8月29日放送の第8話では、高橋努が小勝負(坂口健太郎)の父・小勝負誠を、遠藤久美子が小勝負の母・小勝負朋子を、今井悠貴が公正取引委員会・四国支所職員の三島徹をそれぞれ演じる。

この第8話から物語はいよいよ最終章に突入。今までダイロクで一筋縄ではいかない案件を、予想だにしない着眼点や発想で解決してきた小勝負。そんな小勝負は20歳で司法試験に合格。東大法学部を首席で卒業というエリートだ。どの会社・官庁にでも就職できたはずだが、公取委にいることにこだわりを持ち、「弱くても、戦わなきゃいけない」と使命感を燃やし、時折鋭い目つきを見せる場面も。第8話では、そんな小勝負の今まで明かされなかった過去が明らかになる。

さらに、寺島しのぶ演じる第六審査長の本庄聡子は小勝負の過去を唯一知る人物だったが、その謎も明らかとなる。そこで重要なキャラクターとなるのが、小勝負の両親である誠(高橋)と朋子(遠藤)、そして三島(今井)だ。

15年前、本庄は公正取引委員会・四国支所にいた。そこで本庄は、後輩の三島と道路改良工事の談合疑惑を調査する中で、大手ゼネコンの「ラクター建設」が中心となって談合を取り仕切っているとにらみ、調査を始める。調査の中で「ラクター建設」の取引先として「小勝負建設」という会社に目をつける。誠と朋子が営む「小勝負建設」は社員14人の小さな建設会社だった。

高橋は、2022年だけでも『嫌われ監察官 音無一六』(2022年/テレビ東京・BSテレ東)、『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)、『ドクターホワイト』(カンテレ/フジテレビ系)、映画「キングダム2 遥かなる大地へ」、映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」など、多くのドラマ、映画に出演。月9ドラマへの出演は『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(2018年)以来、4年ぶりとなる。

遠藤は1995年に芸能界デビュー。90年代のバラエティー番組全盛の時代に数々の番組にレギュラー出演し、お茶の間の人気者となった。現在は、映画、テレビ、舞台を中心に活躍。フジテレビのドラマでは、カンテレ制作の『ドンウォリー!』(1998年)、東海テレビ制作の「昼ドラ」枠最後の作品となった『嵐の涙~私たちに明日はある~』(2016年)への出演はあったが、フジテレビ制作の連続ドラマへの出演は本作が初となる。

今井は、3歳で子役デビューをしており、現在23歳という若さで既に芸歴は20年。“千の風になって”ドラマスペシャル第3弾『はだしのゲン』(2007年/フジテレビ系)や、『ガリレオ』(2007年/フジテレビ系)、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(2008年/フジテレビ系)など数々の作品で子役ながらに存在感を放つ演技で“天才子役”と呼ばれ、現在も2020年1月期の連続ドラマ『ハイポジ 1986年、二度目の青春。』(テレビ大阪・BSテレ東)でテレビドラマ初主演を務めるなど活躍中。月9ドラマには『ミステリと言う勿れ』(2022年/フジテレビ系)第7話に出演したばかり。

なぜ小勝負は公取委にいるのか。なぜ国交省の藤堂清正(小日向文世)を目の敵にしているのか。そして、15年前、本庄と三島が追っていた「ラクター建設」の入札談合疑惑の真相とは。最終章に突入する第8話に注目だ。

高橋努 コメント
『競争の番人』
『競争の番人』高橋努 ©フジテレビ

公正取引委員会。あまり身近に感じたことがなく不安でしたが、脚本を読むと、とても面白い。一気に引き込まれました。坂口健太郎演じる小勝負勉の少年時代に出演させていただきました。小勝負の過去が明かされる大事なシーンの連続だったので、野田監督と密にコミュニケーションをとらせてもらい、1カット1カット丁寧に撮っていただきました。真面目に仕事してもうまくいかない葛藤、間違った方向へ巻き込まれる模様、自分の正義が通用しないなど、ある社会の裏側を実感する役でした。ニュースでしか見ない出来事を体感しました。非常に苦しかった。小勝負の過去にこんな事があるなんて…。ぜひご覧くださいませ。

遠藤久美子 コメント
『競争の番人』
『競争の番人』遠藤久美子 ©フジテレビ

少年時代の小勝負勉の母親役だと聞いて、台本を読ませていただきました。子供にとって家族は、その後の人生を変えてしまうほど、多大な影響を与え、少年時代に起きたあることがきっかけで、今につながっている。読み終えた後は、とても心が苦しくなりました。でも、当時の母親を演じるにあたっては、仲間を大切に、家族を愛し、主人と共に、息子の成長や幸せを心から願う母親でありたいと思いながら演じさせていただきました。壊れたあの日々から正義を取り返して、未来の力となりますように。

今井悠貴 コメント
『競争の番人』
『競争の番人』今井悠貴 ©フジテレビ

スーツを着てお芝居をする経験は今回が初めてでした。小さい頃から“はたらく大人”の役に憧れてきましたが、公正取引委員会の職員という、最高に渋くてカッコいいお仕事が僕の初めてになるとは思ってもいませんでした。立入検査のシーンなんてまさしく、“大人の仕事!”という感じでしびれました。僕の演じる三島は、気がついたらいつの間にかそばにいる、パーソナルスペース狭めの本庄さんの後輩です。四国支所の楽しい仲間と送る、ちょっと緩い空気感を楽しんでいただければ幸いです。

プロデュース 野田悠介(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

小勝負の家族は温かく笑顔が絶えない家族にしたかった。そんな中で豪快さと職場の人からも信頼を置かれる誠に高橋努さん、笑顔がすてきで、家でも職場でも元気印のような母親・朋子に遠藤久美子さん。お二人からにじみ出る温かみを小勝負の家族にも持っていてほしかったです。そして家族が経験する悲しみ、笑顔が絶えない家族だからこその切なさを表現していただきたく、このお二人にお願いをさせていただきました!
そして、寺島さん演じる本庄の過去を知る人物。上司を支え、厄介な相手先も笑顔でかわして、かといってエリートへの卑屈さもない三島には今井悠貴さんが持ち合わせる人の良さや、どこか憎めずに応援したくなる姿が三島にぴったりだと思い、お願いをさせていただきました。新たなキャストを迎え、物語が大きく動き出すので、ぜひお楽しみください!

番組情報

『競争の番人』
フジテレビ系
毎週月曜 午後9時〜9時54分

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/
公式Twitter:@kyoso_fujitv
公式Instagram:@kyoso_fujitv

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