西野七瀬が『世にも奇妙な物語』初主演 近未来で働く“ライフキャスター”役に「等身大で演じることができたので新鮮な気持ちでした」

ドラマ
2023年11月03日
『世にも奇妙な物語’23 秋の特別編』左から)朝加真由美、西野七瀬 ©フジテレビ

土曜プレミアム『世にも奇妙な物語’23 秋の特別編』(フジテレビ系 午後9時~11時10分)が、11月11日(土)に放送。4つのエピソードのうちの1つ「走馬灯のセトリは考えておいて」で西野七瀬が主演を務めることが決定し、コメントが到着した。

おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ『世にも奇妙な物語』。1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送を続け、これまで各時代を代表するような作家や脚本家と豪華俳優を掛け合わせることによってその名の通り“奇妙な”物語の世界観を作り出してきた。

『世にも奇妙な物語’23 秋の特別編』©フジテレビ

このたび、珠玉の4つの“奇妙な”エピソードのうちの1つ「走馬灯のセトリは考えておいて」で西野七瀬が主演を務めることが決定した。

西野はドラマ・映画で幅広いジャンルの作品に出演し、映画「孤狼の血 LEVEL2」(2021年)では第45回日本アカデミー賞にて優秀助演女優賞と新人俳優賞を受賞、今年2月には映画「恋は光」でヨコハマ映画祭・最優秀新人賞を受賞するなど、確かな演技力で実力派女優として注目が集まっている。

そんな西野が『世にも奇妙な物語』初出演にして初主演で演じるのは、ライフキャスターという職業に就く、小清水イノリ。舞台は近未来。人の生活を記録するライフログという機能の発展により、死後その人の人格・姿形をロボットに注入することで、まるでその人のクローン(ライフキャスト)を作れるような世界になっていた。

物語は、イノリのもとにバーチャルアイドル・黄昏キエラのライフキャストの制作依頼が舞い込んでくるところから始まる。イノリはそのバーチャルアイドルの過去をさかのぼって調べていくうちに、その依頼主の衝撃的な事実を知ることになる。

『世にも奇妙な物語’23 秋の特別編』左から)利重剛、西野七瀬 ©フジテレビ

西野はこの役について「等身大で演じることができたので新鮮な気持ちでした」とコメント。これまで数々の話題作品に出演してきた西野が『世にも奇妙な物語』が描く近未来SFドラマでどのような演技をみせるのか。西野の演技にも注目だ。

また、イノリにバーチャルアイドルのライフキャストの制作依頼する袖崎碧役に朝加真由美、イノリの父親役に利重剛と、実力派俳優陣が物語にさらなる深みを与える。さらに、バーチャルアイドルの黄昏キエラ役には、YouTubeやTikTokを中心にバーチャルとリアルを行き来するパラレルシンガーとして活躍する七海うららが抜てきされた。西野と演出・岩田和行によるコメントは以下を参照。

西野七瀬 コメント
『世にも奇妙な物語’23 秋の特別編』©フジテレビ

◆本作への出演について

いつか出演してみたいと思っていた番組でしたので、すごくうれしかったです。昔から見ていた番組で強烈に印象に残る作品もありますので、自分が出演する作品がどうなるのか楽しみでした。

◆ご自身の役を実際に演じてみていかがでしたか?

50年後の近未来の設定なので、初めは手探りの中で演じましたが、出来上がる本編はCGが加わりさらに面白い作品になっていると思います。イノリは自分の性格と少し似ているところもあり、等身大で演じることができたので新鮮な気持ちでした。

◆視聴者の方へのメッセージ

『世にも奇妙な物語』はさまざまな作品がこれまでにもあると思いますが、本作の近未来というのはまた新しい作品になったんじゃないかなと思います。近未来のCG加工とどんな結末になるのか分からない“世にも”ならではのストーリーで面白く仕上がっていると思うので、最後まで見ていただけたらうれしいです。

演出・岩田和行 コメント

自分が死んだ後に、自分とうり二つのリアルな分身を作り出す技術があったとしたら? 今作の『世にも奇妙な物語』で描く舞台は今から50年後の世界。今と何が変わり、何が変わっていないのでしょうか? 33年目に突入し、約570作品という歴史ある『世にも奇妙な物語』の中でも、表現が非常に難しい今作に挑んでくれたのは西野七瀬さん。自らの生き方を問い直し見つめる主人公を繊細に感情豊かに演じていただきました。そしてわれわれスタッフも、50年後という設定だけでなく、ドラマオリジナルのバーチャルアイドルやオリジナルの歌をどう表現すべきか試行錯誤を重ねてきました。撮影スタッフ、CGスタッフ、バーチャルアイドルスタッフ、楽曲チーム、総動員で全力で挑んだ渾身の力作となっております。胸を打つエモーショナルな西野さんのお芝居はもちろんのこと、暑い夏に撮影した映像はとても美しく、数々の手の込んだCGカットなど見所豊富な作品となっております! 1人でも多くの方にご覧いただけるとうれしいです!

番組情報

土曜プレミアム『世にも奇妙な物語’23 秋の特別編』
フジテレビ系
2023年11月11日(土)午後9時~11時10分

ストーリーテラー:タモリ

◆「走馬灯のセトリは考えておいて」

<キャスト>
小清水イノリ:西野七瀬
小清水明宏:利重剛
柚崎碧:朝加真由美
黄昏キエラ:七海うらら

<スタッフ>
原作:柴田勝家「走馬灯のセトリは考えておいて」(ハヤカワ文庫)
脚本:嶋田うれ葉
演出:岩田和行

◆「永遠のふたり」

<キャスト>
坂本 一:草彅剛
安藤リカ:大西礼芳
三田隊長:姜暢雄
白髪の老人:モロ師岡
二宮康孝:江口洋介

<スタッフ>
脚本・演出:星護

◆「地獄で冤罪」

<キャスト>
山根航平:北村一輝
三雲一郎(声):花江夏樹
長沼拓也:鈴之助

<スタッフ>
脚本:辻野正樹
演出:松木創

◆「トランジスタ技術の圧縮」

<キャスト>
梶原倫夫:溝端淳平
坂田成実:阿部亮平
実況:福澤朗

<スタッフ>
原作:宮内悠介「トランジスタ技術の圧縮」(創元SF文庫『超動く家にて』より)
圧縮協力:「トランジスタ技術」(CQ出版 刊)編集部
脚本:相馬光
演出:岩田和行

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/kimyo/
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/yonimo1990

©フジテレビ