ピース綾部祐二、又吉直樹に仕送りを懇願「先生からのご支援が必要。2000ドル下さい」

エンタメ総合
2017年02月06日

101072_01_R アクション映画「リーサル・ウェポン」がWOWOWにてテレビドラマ化。『リーサル・ウェポン Season1』の放送を記念し、第1話にて声優を務めたピースの綾部祐二、又吉直樹が囲み取材に登壇した。

 自殺願望があり、命の危険を顧みない刑事・リッグスと、家族のために命を粗末にしたくない刑事・マータフがコンビを組んだ痛快アクションムービーがついにWOWOWでドラマ化。第1話の事件の鍵を握る、実は悪い男・リヴォン役を演じる綾部は「アクションとどれだけお金がかかっているんだっていう映画のようなスケールの大きいなかでも、ドラマならではのゆっくりじっくり人間模様を楽しむことができる」と見どころを語る。又吉は「僕はギャング男、やられ役をやっています。主なせりふはうめき声です(笑)」とコメント。

収録では、せりふ量に換算すると綾部のほうが格段に多かったにも関わらず、綾部の3倍時間がかかったという又吉は「難しかった。“うめき声”にも種類があるんです」と苦労を明かす。さらに撮影を振り返り、綾部が「収録中、先生(又吉)は監督から“それだと寝起きだな~”って言われてて、どうやったらアクションシーンのうめき声が寝起きの声と一緒になるんだろうと思って(笑)」と言うと、「“それだとドキュメンタリーです”とも言われましたよ」と。さらに「僕も子どもの頃からうめき声に憧れていましたし、綾部も映画を小さいころから観ていたということでお互い夢が叶った感じ」としっかり笑いをとるひと幕も。

海外ドラマシリーズの声優に挑戦したことにちなんで、話題はもちろん綾部の渡米へ。本当に行くのかと記者から疑いの目を向けられた綾部は「いや、僕は行く気まんまんですけど、アメリカが受け入れてくれなかったらそれまでなんですよ。一応4月には行く予定ですけど、多少延びたら皆様本当に申し訳ございません(笑)。夏、秋…まぁクリスマスは絶対向こうで過ごす予定です」とトランプ政権誕生の混乱もあり、秋まで日本にいる可能性も出てきたよう。これには「春には行っていただかないと、コンビの相方として恥ずかしい」ともっともな意見を述べる又吉に、綾部も「僕だって、お正月に茨城の実家にお墓参りいったとき、住職さんに“えらいですね~ニューヨークからわざわざお墓参りにきて”と言われたんですから、まだ行ってないのに。かなりプレッシャーを感じています」と自身の渡米宣言が大きなニュースになっていることを改めて実感していた。

また「先生のほうからなかなかおっしゃってくださらないので、僕からにはなりますが…あっちに行ってから働けるかもわからないので、先生から支援していただかないと」と取材の場を借りて今まで言えなかったという“相談”を持ちかける綾部。又吉が「え~自分の意志で決めて、自ら行くって決心したのに」と渋った顔を見せると、綾部が「コンビを組んで1、2年とかなら分かりますけど、出会って18年なのにそんなつれないことある?」と同情を誘う。本編の話に戻っても「2000ドルください」「仕送りが必要です」とここぞとばかりにアピールする綾部と「図書カードでもいい?」「2000ドルっていくら?」と話を聞いてあげる又吉という2人の微笑ましいやりとりが繰り広げられ、楽しい雰囲気に包まれた取材となった。

『リーサル・ウェポン Season1』
WOWOWプライム
3月28日(火)スタート(全18話)
※第1話無料放送

【二か国語版】
毎週火曜 後10・00~

【字幕版】
毎週月曜 深0・00~

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