古舘伊知郎がその道のプロ中のプロに徹底的に迫る『モノシリーのとっておき』。7月6日(金)は「カメラがとらえた犯罪の瞬間30連発!」を放送する。
番組では、“モノシリーさん”として登場する護身術インストラクターの西尾健さんが、いざという時に身を守るための「護身術」を伝授する。
モノシリーさんから護身術を学んだゲストの若槻千夏は、アンタッチャブルの山崎弘也を相手に護身術に初挑戦。山崎が油断している隙に、若槻がモノシリーさんから教わった護身術を繰り出すと、山崎は「アブね!マジで!」とせき込み、スタジオは騒然となる。
さらに若槻は過去の空き巣被害を告白。この告白に“モノシリーさん”防犯アナリストの桜井礼子さんが、マンションの最上階と角部屋は避けた方が良いと指摘。「角部屋がなぜだめなの?人気があると思うんだけど…」と驚く古舘に、桜井さんがその理由を説明する。
番組では、ほかにも背後から突然襲いかかる強盗の一部始終や、巧妙な置き引きの瞬間、さらにひったくり犯を2度も撃退した勇敢な女性、そしてマヌケな犯人のトホホな瞬間まで、カメラがとらえた犯罪の決定的瞬間を紹介する。
<若槻千夏 収録後コメント>
◆収録を終えた感想は?
「ただただ山崎さんにすみません(笑)。でもいつも通り勉強になりましたし、楽しかったです」
◆護身術に挑戦するのは初めてですか?
「初めてです!結構力がいると思っていたんです。私、筋トレとか何もしていないんですよ。ただ、手を真っすぐのどに向かって出したら、入るんですね」
◆女性でも使えそうですか?
「かなり使えますね。他に蹴ったりするのもありましたが、ちょっと勇気がいりますよね。失敗した時の反撃が怖いので」
◆若槻さんもかつて空き巣の被害にあったそうですね
「10代の頃、引っ越し直後に空き巣に入られました。カーテンのサイズがあっていなくて、外から見えていたみたいで。ポストに鍵を入れたりもしていて、そういうのも全部見られたみたいで、そのまま鍵のスペアを作られて空き巣に入られちゃいました」
◆一人歩きなどで怖い思いは?
「後をつけられたりしました。でもその時、捕まえようと思って追いかけちゃったんですよ。結局男性が一緒に捕まえてくれたんですけど、いま考えたら女の子ひとりじゃ危ないなと思います。自分の身を守ることが第一で、追いかけたのはちょっと後悔しています」
◆きょうの収録で学んだことはありますか?
「日本だからって安心しない方が良いなと思いましたね。海外に行くと、リュックを前に持ったり、荷物にも注意するじゃないですか。日本でも本当に注意していかなければいけないんだなと思いました。日本だから大丈夫という安心感はちょっと捨てなきゃいけないかなと思いました」
<モノシリー:護身術インストラクター 西尾健さん 収録後コメント>
◆普段から女性が気をつけておくべき点は?
「危ないところを通らないようにすることはもちろん、イヤホンや電話をかけながら歩かないようにするとかですね。足音やそばに人がいるなということを察するためには五感をフルに使わないとだめです」
◆いざという時、まず何をすれば良いのでしょうか?
「まず手のひらを相手の方に向けて“やめてください”と言う。弱そうな顔、下を向くようなそぶりはだめです。堂々として、“やめてください”と伝えることが大事です」
◆とっさに対応するために必要なことは?
「この状況で襲われたらどうすれば良いか、こうしよう、などと日頃からのイメージですね。全く不意の状況で来るからパニックが起こるので、ある程度頭の中で準備をしておくと良いと思います」
『モノシリーのとっておき』
フジテレビ系
7月6日(金)午後7時~7時57分
<MC>
古舘伊知郎
山﨑夕貴(フジテレビアナウンサー)
<ゲスト>
井戸田潤(スピードワゴン)
山崎弘也(アンタッチャブル)
若槻千夏
<モノシリー(達人)さん>
桐生正幸さん(東洋大学社会心理学科教授)
桜井礼子さん(防犯アナリスト)
西尾健さん(護身術インストラクター)
©フジテレビ