山下健二郎、ダンスシーン褒められ「もっと言って!」『DTC -湯けむり純情篇-』公開

映画
2018年10月01日

『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』公開記念舞台あいさつ『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』公開記念舞台あいさつが行われ、山下健二郎(三代目J Soul Brothers)、佐藤寛太(劇団EXILE)、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)をはじめ、八木将康(劇団EXILE)、天野浩成、笛木優子、新井美羽、廣瀬智紀、西川俊介、西村一輝、BOYS AND MENの水野勝、田中俊介、守屋光治、井澤勇貴、ナレーション・声優でおなじみの立木文彦、『HiGH&LOW』全シリーズの脚本に携わり、本作が長編映画初監督作品となった平沼紀久監督が登壇した。

 ダンを演じた山下は「本日はありがとうございます。短い時間ですが、今日はよろしくお願いします!」とあいさつ。続いて、テッツを演じた佐藤寛太は「テッツ役の佐藤寛太です!皆さんどうぞ楽しんでいってください」、チハルを演じた佐藤大樹は「本日はお越しいただき、ありがとうございます!皆さんもう映画を観てくれたんですよね?今日は短い時間ですが楽しんでください!」と、会場を盛り上げた。

 DTCにスポットライトを当てた映画が公開ということで、山下は「この気持ちを寛太がバチッときめてくれます!」とムチャぶり。それを受けて、寛太は「映画が公開して、公の場に出させていただくのは今日が初めてなのですが、最高の気分です!!ありがとうございます!」とコメント。すかさず山下が「内容が薄い!」、大樹は「寛太らしいコメントですね(笑)」とツッコみ、会場を沸かせた。さらに山下は「DTCはラジオドラマから始まって、いつか映画にしたいと話していたので、夢がついにかなって本当にうれしく思っています!」と喜びを語った。

 山王連合会のメンバーで、新進気鋭のアーティスト“縦笛兄弟”を演じた八木将康・天野浩成。本作の見どころの一つでもある「IIKOTO」の撮影秘話を聞かれた八木は「何テイクも撮影したんですが、やればやるほど、DTCはクオリティが上がるのに、僕らはやればやるほど疲れていって…でも映画を観たら、いい感じのものを使っていただいていて安心しました(笑)」、天野は「IIKOTOのシーンはノリ君(平沼監督)が最初から最後まで続けて撮りたいと言っていたので本当に難しかった!」と。すると平沼監督から「あまやん(天野)はシーンを分けると安心した顔になるから、あえて最後まで通して撮影するようにしたんだよ」とツッコミが入り、会場は大盛り上がり。

 さらに、White RascalsよりSMG・マルコ役を演じた廣瀬智紀、SMG・ラッシー役の西川俊介、 SMG・ハイジ役の西村一輝、達磨一家より達磨ベイビーズ・風太役の水野勝、達磨ベイビーズ・雷太役の田中俊介、達磨ベイビーズ・阿形(あぎょう)役の守屋光治、達磨ベイビーズ・吽形(うんぎょう)役の井澤勇貴に、それぞれが演じるキャラクターについて質問が。

 SMGを代表して廣瀬が「衣装合わせの段階で、監督がSMGの背景を分かりやすく作ってくれていたので、とてもやりやすかったです!それからROCKY(黒木啓司)に、今作でWhite Rascalsの代表として“PARTY TIME”をぜひ言ってくれ!と言っていただいたので、劇中でそのせりふを言わせていただいたんですが、本当に緊張しました!(笑)」と。

 すると、平沼監督が「僕もROCKYから廣瀬にこの映画で“PARTY TIME”を言わせていい?って聞かれたよ」と裏話を明かし、大樹は「啓司さんは本当に後輩の面倒見がいいんですよね!これまでの作品ではSMGと一緒のシーンがあまりなかったんですが、今回の映画でがっつり絡めてうれしかったです!」と笑顔を見せた。

 また、達磨ベイビーズを代表して水野が「ベイビーズについても、ノリさんがキャラクターの細かい設定を書いてくれていたので、役作りがしやすかったです!風太と雷太が同じ髪形にしているとか、それぞれ細かい設定があるんですが、井澤君だけはなぜかムエタイファイターみたいないでたちで(笑)」と話すと、井澤は「誰がムエタイファイターだ!」とツッコみ、会場は大爆笑に包まれた。

 さらに『HiGH&LOW』シリーズのナレーションとしてもおなじみで、本作ではスナック風下のオーナー役を演じた立木文彦がマイクをとると、あまりに味わい深い声に会場に集まったファンから大歓声が送られた。「これまでのHiGH&LOWシリーズを観てきて、特に僕はDTCの3人が大好きだったので、今作ではナレーションだけでなく“役”としても出演できて、本当にうれしかったです!ぜひ何回も観てほしいと思います」と語った。

 『HiGH&LOW』シリーズ初参戦となり、旅館・森田屋の若女将・マリを演じた笛木優子と、マリの一人娘・メグミを演じた新井美羽。初参戦ということで、現場の雰囲気や印象に残っているエピソードを聞かれると「ミュージカルシーンが印象的ですね。皆さんがダンスを頑張ってるのを知ってたので、出来上がりは感動しました」(笛木)、「私もダンスがかっこよかったと思います!」(新井)と。すると山下は「普段はダンスで活動しているのでもっと言ってほしい!」と要求し、会場からは笑いが起こった。

 さらにここで、新井から山下へサプライズの手紙が。「撮影の時はたくさんお話ししてくれたり遊んでくれてありがとうございました。ダンはどんな時でも笑顔でいつも優しくてかっこよくてとっても楽しかったです!ミュージカルシーンの時のダンスもとてもかっこよかったです。今度私にもダンス教えてください!2人でオープンカーのシーンの時は、車の中で待っている時に学校どう?とかどんな勉強するの?とかたくさん話してくれてとってもうれしかったです!4人でオープンカーに乗ってる時は、DTCの3人は野球とサッカーどっちがモテるか、争っていてとっても面白かったです。山下さんは、3代目J Soul Brothers 、俳優、情報番組、ラジオなどをこなして、私のあこがれです。舞台あいさつやお仕事、体に気をつけて頑張ってください!健二郎ー!また遊んでね!大好き!新井美羽より」と手紙が読まれると、山下は「こんなの聞いてないよ~!泣きそうになった!」と大感激。それを見た寛太と大樹は「美羽ちゃん、僕たちにはないのかな…?」とコメントし、会場の笑いを誘った。

 『HiGH&LOW』全シリーズの脚本を手がけ、本作で長編映画初監督を務めた平沼監督は「本作は今までの『HiGH&LOW』とは打って変わって、笑いあり!涙あり!の純情ムービーです。今回はHiGH&LOWシリーズで初めてSWORD地区を出るということで、キャラクターの成長が見られるように作っていきました。願わくば、DTCをシリーズ化して松竹さんの正月映画の定番にしてもらいたいなと思います(笑)」と本作に込めた想いを語った。

 最後に、山下が「皆様、本日はお越しいただきありがとうございました!いよいよ昨日から映画が3週間限定で公開しています!素敵なキャストとスタッフで作り上げたので、僕たちも自信を持って皆さんに届けられる映画に仕上がったと思っています!ぜひ皆さん、1度だけでなく、2度、3度と劇場に足を運んでください!!」と呼びかけた。

映画『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』
“3週間限定”公開中

<ストーリー>
刺激的な日々を駆け抜け、疲れ切ったダン(山下健二郎)、テッツ(佐藤寛太)、チハル(佐藤大樹)の3人(DTC)を待っていたのは――死ぬほどモヤモヤした退屈な時間だった。
高鳴る鼓動と青春(と女子)を求めて、行く先も決めずにバイクで旅に出た3人。だが早々に所持金が底をつき、温泉街の旅館で日雇いバイトをするハメに…。そこで出会った若女将・マリ(笛木優子)と、一人娘・メグミ(新井美羽)。夫と死別し、娘を育てながら旅館を切り盛りするマリに恋心を募らせるチハル。だが、マリと番頭・宮崎(駿河太郎)が互いに惹かれあっていると知る。娘を気遣い、再婚に踏み切れないでいた二人を助けるために、仲間の縦笛兄弟(八木将康、天野浩成)、かつては闘いあったSMG(廣瀬智紀、松田凌、西川俊介、西村一輝)・達磨ベイビーズ(水野勝、田中俊介、守屋光治、井澤勇貴)の協力を得て、3人はある作戦を実行することに!果たして、DTCの奇想天外な純情旅の結末は…?

企画/プロデュース:EXILE HIRO
監督:平沼紀久(「HiGH&LOW」シリーズ 脚本/プロデュース)
脚本:渡辺啓、福田晶平、上條大輔、平沼紀久

<出演>
山王連合会…[DTC]山下健二郎(ダン)、佐藤寛太(テッツ)、佐藤大樹(チハル)/ 鈴木伸之(ヤマト)
SMG…廣瀬智紀(MARCO)、松田凌(COSETTE)、西川俊介(LASSIE)、西村一輝(HEIDI)
達磨ベイビーズ…水野勝(風太)、田中俊介(雷太)、守屋光治(阿形)、井澤勇貴(吽形)
縦笛兄弟…八木将康(カニ男)、天野浩成(たて笛・尾沢)
旅館「森田屋」の女将…笛木優子(森田マリ)、番頭…駿河太郎(宮崎有起)、マリの娘…新井美羽(森田メグミ)

企画制作:HI-AX
配給:松竹
製作:『HiGH&LOW』製作委員会
制作:イメージフィールド

©2018「HiGH&LOW」製作委員会