『二代目 和風総本家』12年の歴史に幕 最終回はお世話になった取材先を再訪

バラエティ
2020年03月05日
『二代目 和風総本家』

 『二代目 和風総本家』(テレビ東京系)が、3月19日(木)の放送で最終回を迎えることが分かった。

 この番組は、「日本っていいな。」をテーマに、和に関するさまざまな物事を取り上げ、日本のすばらしさを視聴者、そして次世代へと伝えていこうというバラエティ。2008年4月に『和風総本家』としてスタートし、このたび12年の歴史に幕を下ろすことに。

 最終回は「その後、お元気ですか?」と題した2時間スペシャル。今までお世話になった取材先の激変ぶりに迫る。

 2011年に取材した愛媛で鬼瓦を作っていた当時23歳の女性鬼師の元へ。今も変わらず職人を続けていた彼女だったが、9年の間に尊敬する師匠である祖父が逝去。その思いを継ぎ、努力を重ねてきた彼女の職人としての技術と作品は大きく進化していた。

『二代目 和風総本家』

 そして、6年前に取材した築地市場で小車を作っていた職人さんの元へ。市場が豊洲に移転した今、市場の構造が変わり、以前に比べ需要が激減していた。しかし変わらず細々と続けている理由である使い手との熱い絆に迫る。

 また、番組の定番企画だった「日本のスゴイ機械」では、おにぎりを包装する機械を作っていた会社へ。すると、驚くべき新作の機械を作っており、その最新版を取り上げる。

『二代目 和風総本家』
テレビ大阪制作・テレビ東京系
3月19日(木)後7・58~9・48

出演:前田吟、萬田久子、東貴博、鈴木福

©テレビ大阪