ダンサー・振付師の辻本知彦に迫る『情熱大陸』9・20放送

エンタメ総合
2020年09月19日

『情熱大陸』

9月20日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系)は、ダンサー・振付師の辻本知彦に迫る。

子供から大人まで日本中を巻き込んだ「パプリカ」。米津玄師が初めて踊りを披露したMV「LOSER」。土屋太鳳が狂気を帯びたダンスを披露したSiaのMV「アライヴ」。これらの振り付けを手掛けたのが、辻本知彦。MVにとどまらず、CMや舞台、ツアーの振付など、ひっぱりだこだ。

しかし、辻本の振り付けは、誰が見ても「これは辻本の振り付けだ」と分かるようなものではない。辻本は踊り手1人ひとりとじっくり向き合い、その踊り手を深く理解した上で、その人に合った振り付けを生み出していく。そのようなアプローチにより、踊り手本人すら気づかなかった新たな魅力が引き出される。

辻本自身は、シルク・ドゥ・ソレイユに日本人男性ダンサーとして初めて起用されるなど、圧倒的な存在感を放つダンサー。しかし、今、仕事の大半が振り付けで、自ら踊る機会が少なくなっている。

今年8月。辻本が、森山未來らと共に2010年に立ち上げたパフォーマンスユニット「きゅうかくうしお」で、新たなパフォーマンスを企てていた。コロナ禍で劇場という場所での上演機会が減っていく中、空間という“場”さえあれば、そこで何かできるのではないか、と以前から考えていたのだ。

辻本たちは、ユニットのメンバーの一人が持つ山を自身たちで開拓。そこに“場”を作り、自分たち自身の手でパフォーマンスを行うという。果たしてどんなパフォーマンスが生まれるのか。

<ダンサー・振付師/辻本知彦 プロフィール>
18歳でダンスをはじめ、2004年金森穣主宰Noismに所属、2007年にはシルク・ドゥ・ソレイユに日本人男性ダンサーとして初めて起用される。
2011年から『Michael Jackson The Immortal World Tour』27か国485公演に参加。
またSia『Alive』日本版のMVで土屋太鳳に振り付け、米津玄師『LOSER』『馬と鹿』『感電』などのMVやライブツアー、さらにはCMやミュージカルなど幅広い分野での振り付けも手掛ける。

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