GReeeeNが明石家さんまプロデュース劇場アニメ「漁港の肉子ちゃん」のED曲を書き下ろし

エンタメ総合
2021年04月15日

明石家さんま コメント

◆「イメージの詩」に関して

ドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」の時に実感したことで、自分の体に染み込んだ歌でも、今の時代に伝わるんだというのが分かって「イメージの詩」も、何かしらの形で披露したいと思っていたんです。それで、吉田拓郎さんにご連絡をしてOKをいただいて、「女性に歌ってほしいので、歌詞も変えさせてもらいたい」と伝えたら「いいよ、いいよ、さんまちゃんの自由にして」と。

それで女性目線の歌詞にしようと思って、夜通し考えたけど、この曲は、この歌詞でないとダメだということが分かって。女性に歌ってもらいたいけど、歌詞を変えるのは難しいから大人の歌詞を小さい女の子に歌ってもらったらいいんじゃないかと。

今回、10歳の稲垣来泉ちゃんに歌ってもらったんですが、ものすごい理解力で。クインシー・ジョーンズが、ボブ・ディランに「語るように歌ってくれ」と言ったというエピソードを伝えて、「ボブ・ディランで」と依頼すると「はい。ボブ・ディラン」と楽譜にメモとってくれたり(笑)。思った以上の「イメージの詩」ができました。

この曲が、また世に出てくれることがうれしいです。

◆エンディングテーマ「たけてん」に関して

GReeeeNのHIDEとは以前から交流があって、仲の良いメンバーと食事の時に、冗談でHIDEに、映画の曲書いてもらおうとなったけど、その場で流れていて。しばらくしてから、「映画の曲やらせていただいていいですか?」とHIDEの方から言ってきてくれて。この曲は、僕の若い頃のテレビとか雑誌とかの情報を集めて、僕のことを調べつくして書いてくれたそうで。頭が下がる思いです。楽曲名は5つぐらい、HIDEに案を送ったんです。

僕が「笑い」にこだわっているのをHIDEが汲み取って「他のタイトル案もありがたいのですが『たけてん』が呼んでます」と。それで「たけてん」に決まりました。

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