Hey! Say! JUMP薮宏太主演でミュージカル「BE MORE CHILL」をアジア初上演!共演に加藤清史郎、井上小百合、横山だいすけら

エンタメ総合
2022年04月21日
ミュージカル「BE MORE CHILL」に出演する薮宏太ら10人

Hey! Say! JUMPの薮宏太主演で、ブロードウェイ・ウエストエンドで大ヒットしたミュージカル「BE MORE CHILL(ビー・モア・チル)」が7月から上演されることが決定した。

2004年に出版されたアメリカ人作家のネッド・ヴィジー二による同名小説を基に、脚本のジョー・トラックス、音楽・歌詞のジョー・アイコニスによってミュージカル化され、2015年にニュージャージー州で誕生した「BE MORE CHILL」。1か月弱という短い公演期間だったにもかかわらず、YouTubeで公開された楽曲が注目を集め、2015年にリリースしたキャストアルバムが、アメリカ国内のみならず世界各国のオンライン上で若者を中心にジワジワと話題を呼び、97週たったところで突如BillboardキャストアルバムチャートTOP10に浮上するという異例の大ヒットとなった。オフ・ブロードウェイでもまだ上演されていない2017年の段階で、SNSサービス・Tumblrの最も話題にのぼったミュージカル投票で、2017年度トニー賞最優秀ミュージカル作品賞を獲得した「Dear Evan Hansen」を押しのけ、2016年度トニー賞最優秀ミュージカル作品賞の「Hamilton」に続く第2位を獲得した。

前代未聞の絶大な支持を受け、オフ・ブロードウェイ公演が2018年8月に開幕すると、チケットは完売、公演は延長。そして、オフ・ブロードウェイ公演中の9月にオン・ブロードウェイでの上演が決定し、2019年2月より上演されると、同年のトニー賞最優秀作曲賞ほか、数多くの賞にノミネートされるなど高い評価を得た。

2020年2月にロンドンで上演が開始するも、新型コロナウイルス感染症の影響で短い期間で公演が中断。しかし2021年5月にはウエストエンドで公演が再開され、再度熱狂的な反響を呼んだ。現代的な設定に少しレトロなSF要素を織り込んだポップな青春ミュージカルとなる本作は、キャッチーな曲が支持され、今後は映画化も予定されている。この「BE MORE CHILL」が、オリジナルの演出家であるスティーヴン・ブラケットの演出によるアジア初、日本キャストでの上演が決定した。

日本初演版に挑むのは、2019年に上演されたミュージカル「ハル」での豊かな表現力が好評を得て、今年4月にはアンドリュー・ロイド=ウェバーの大作ミュージカル「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」にも出演中と、近年舞台作品でも活躍するHey! Say! JUMPの薮宏太。薮が演じるのは、冴えない男子高校生のジェレミー。ある日本製のスーパーコンピューター入りの錠剤「スクイップ」を手に入れることで超クールな青年に生まれ変わり、学校の人気者になっていくも、スクイップに操られ次第に自分自身を見失っていくという難役に挑む。

共演には、親友のマイケルに加藤清史郎、ジェレミーが思いを寄せるクリスティンに井上小百合、擬人化されたスクイップに横山だいすけ。さらに、木戸邑弥、内海啓貴、斎藤瑠希、ダンドイ舞莉花、ラリソン彩華、ブラザートムが結集した。

薮は「ブロードウェイやウエストエンドの演出家によるオリジナル演出の作品に出演するのは初めてなので、すごくワクワクしています。いろんな表情を見せる主人公なので、俳優として演じがいがありますし、なんといっても楽曲がすごく良い!キャッチーな中にも、ノスタルジーになる部分と今風でハイセンスな部分がうまく共存している曲が多く、一度聞くと忘れられないものばかりです」と喜びを語っている。薮、脚本のジョー・トラックス、音楽/歌詞のジョー・アイコニス、演出のスティーヴン・ブラケットのコメントは次ページに掲載。

Hey! Say! JUMP・薮宏太 コメント

ブロードウェイやウエストエンドの演出家によるオリジナル演出の作品に出演するのは初めてなので、すごくワクワクしています。いろんな表情を見せる主人公なので、俳優として演じがいがありますし、なんといっても楽曲がすごく良い!キャッチーな中にも、ノスタルジーになる部分と今風でハイセンスな部分がうまく共存している曲が多く、一度聞くと忘れられないものばかりです。現実とSFの狭間のようなストーリーで、楽曲だけでなくセットや衣装含め色彩豊か。その中で歌えるのが楽しみです!ミュージカルの魅力は、観ている人も作品世界に入り込め、歌を通して登場人物の気持ちになれるところ。毎回、ただ歌うだけでなく、気持ちを乗せて、歌に説得力を持たせることを大切にしています。演出のスティーヴンさんとは、たくさんコミュニケーションをとって有意義な時間にしたいですし、吸収できるものは全て吸収する!という気持ちで臨みたいと思います。早くお会いしたいです!!
観に来ていただいた方には、ハッピーな気持ちになって帰っていただける作品になると思います。
劇場でお待ちしています!

脚本:ジョー・トラックス コメント

「BE MORE CHILL」の製作はスリリングで驚きの連続でしたが、日本初演というのはその中でも特別なものです。ティーン・コメディとSFを融合させたこの作品は、私たちが愛する日本のアニメやポップカルチャーから多大なる影響を受けているので、日本での上演はまさに夢のようです。薮宏太さんをはじめとする素晴らしいキャストがそろったこの作品は、観客の皆さんにとっても特別なものになると確信しています。

音楽/歌詞:ジョー・アイコニス コメント

「BE MORE CHILL」の広がりに、驚き、喜び、そして元気をもらっています。このちょっと風変わりなミュージカルが世界中の人々の心に響くという事実自体にも私は驚かされています。約10年前に脚本のジョー・トラックスと私がネッド・ヴィジーニのこの素晴らしい作品に取り組み始めたときは思いもしなかったことでした。私たちの小さな尖った作品が世界中を席巻している状況は非現実的に感じますが、今回の日本での上演には必然性を感じています。なぜなら“it’s from Japan”なのです。日本の皆さんはスクイップやほかの仲間たちを、温かく迎え入れてくれること信じています。

演出:スティーヴン・ブラケット コメント

この作品に取り組み始めた時から、この瞬間を夢見ていました!「BE MORE CHILL」を日本で上演できることがとてもうれしいです。エネルギーに溢れ、感情がぶつかり合うこの作品で、薮宏太さんと一緒に愛すべき神経質なヒーロー・ジェレミーに命を吹き込むことができ、とてもうれしく思っています。

公演詳細

ミュージカル「BE MORE CHILL(ビー・モア・チル)」

原作:ネッド・ヴィジーニ
脚本:ジョー・トラックス
音楽/歌詞:ジョー・アイコニス

演出:スティーヴン・ブラケット
振付:チェイス・ブロック

出演:薮宏太(Hey! Say! JUMP)、加藤清史郎、井上小百合、木戸邑弥、内海啓貴
斎藤瑠希、ダンドイ舞莉花、ラリソン彩華、ブラザートム、横山だいすけ

■東京公演
2022年7月25日(月)~8月10日(水)全23公演
会場:新国立劇場 中劇場

■福岡公演
2022年8月20日(土)~21日(日)全3公演
会場:キャナルシティ劇場

■大阪公演
2022年8月27日(土)~29日(月)全4公演
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

製作:TBS

公式HP:https://www.tbs.co.jp/bmc2022/

Produced by Tokyo Broadcasting System Television, Gerald Goehring, Lisa Dozier, and Kumiko Yoshii by arrangement with Bill Kenwright