
3月29日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系 午後11時20分~11時50分)は、モデル・俳優の生見愛瑠に密着する。
モデルだった17歳の時、その天真爛漫さをバラエティ番組に見いだされた生見。“めるる”というニックネームのほうが本名よりもなじみがある。
最近は特に、ドラマや映画での活躍が目覚ましい。イメージを脱ぎ捨てたようなシリアスな芝居。「これがめるる?」という驚嘆がネットニュースをにぎわせる。20歳で挑んだ初出演映画では日本アカデミー賞新人俳優賞に輝き、話題作からのオファーが次々と舞い込む。
モデル、タレント、俳優。3つの自分を軽やかに行き来するが、それぞれのギャップは大きい。その芯に何があるのか…。
取材を始めたのは去年4月。顔合わせにやってきた生見は、どこかカメラにおびえたようで、取材スタッフともあまり目が合わなかった。
「私で面白いのかなって。本当に普通なので…」
極度の人見知り。外食はいつもマネージャーと2人で、共演者やスタッフでさえも10日以上会わないと関係がリセットされてしまうという。
ドラマの撮影現場で目にした一面に驚かされた。
クライマックスのシーンを前に緊張する様子もなく、スマホでその日のランチ選び。かと思えば、本番では3分半もの長ぜりふを、台本にはない涙まで流して一発OK。どれぐらいかけてセリフを覚えるのかと尋ねると、「移動中に5分〜10分あれば。夜ご飯に食べるインスタントラーメンをモチベに頑張りました」と笑顔で答える。
新作映画の現場にも密着。音楽の才能あふれるヒロインを演じるため、1年半かけてギターと歌を特訓したという。OKを重ねていく様子をそばで取材するが、役へのプレッシャーかそれともまだ人見知りしているのか、2か月間の撮影の終わりごろには生見との距離は出会った日よりも遠く感じられた。本人にふと聞いたことがある。
「この数か月で、自分を何%ぐらい見せてくれましたか?」「マイナスです…」
他人にめったに心を開かないという24歳は、地元の親友にすら上京を伝えていなかったという。取材期間中、その親友たちと2年ぶりに食事をした。その場で、当時の生見がひそかに抱いていた決意を明かした。映画のクランクアップであふれ出した感情には、寂しがり屋な自分と戦いながらも愚直に走り続けてきたこれまでがにじんでいたのかもしれない。
「今後も3刀流を続けるのか?」そんな問いにも「分かりません。マジで何も考えてないんです」
本音なのかはぐらかされているのか。あいまいな笑顔の奥では、未来を見据えているようにも見えた。
<プロフィール>
2002年、愛知県生まれ。
9歳の時、安室奈美恵に憧れてダンススクールへ。自分のダンス着がダサかったことに落ち込み、モデル雑誌のオーディションに応募する。
「ニコ☆プチ」「Popteen」を経て、現在は「CanCam」専属モデル。
2021年、『おしゃれの答えがわからない』でドラマ初出演にして主演
2023年、初出演映画「モエカレはオレンジ色」で日本アカデミー賞 新人俳優賞
2026年、映画「君が最後に遺した歌」でヒロイン。歌手役として楽曲を初リリース
大のビール好きで、自宅で砂肝とスルメをアテに飲むのが楽しみ。
©MBS










