ニコラス・ケイジ主演「カラー・アウト・オブ・スペース」園子温監督らコメント到着

映画
2020年07月20日

<小島秀夫(ゲームクリエイター) コメント>
「マンディ 地獄のロード・ウォリアー」のスタッフが「ラヴクラフト」作品を?!
しかも「ブロブ」で「物体X」?!さらに監督はあの「ハードウェア」のカルト監督!?
だが観るべきはそこではない。強烈なライティング、森、樹、花、髪、昆虫、爬虫類、野菜、氷、建物やセット、アルパカに到るまで、いろんな色が緻密に配置されている。
“色という恐怖”に洗い流され、あなたは真っシロに青ざめるだろう。
それが“宇宙からの色(カラー・アウト・オブ・スペース)”との遭遇だ。
最後にイライジャ・ウッド、また楽しみをありがとう。

<園子温監督 コメント>
ニコラス・ケイジが素晴らしい。彼がアカデミー主演男優賞に輝く演技派であった事を再確認させられた。
彼のせいで(おかげで?)この映画は想像を絶する気持ち悪いものになった。

<ナマニク(映画評論家) コメント>
ニコラス・ケイジのエキセントリックな芝居も、アルパカの存在感も、グロテスクな怪物も、何か決定的な要素が歪み、間違っているように思える。正に名状しがたき作品。
この映画が“魅せる”冒涜的な色は、それほどまでに慄然たる衝撃を与え、脳を麻痺させる。

<森瀬繚(クトゥルー神話研究家、翻訳家) コメント>
宇宙の彼方より到来した形なき何かの侵蝕を描くH・P・ラヴクラフトの最高傑作が、
時代を一八八〇年代から現代へと移し、死を告げる夜鷹の啼き声に乗ってスクリーン上に蘇る!
二〇一〇年代の映像技術がこれほどまでの肉薄を可能とした、「いかなる言葉でも言い表せない奇妙な色」に刮目せよ!

<作品情報>
「カラー・アウト・オブ・スペース−遭遇−」
2020年7月31日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋他にてロードショー

監督:リチャード・スタンリー
製作:SpectreVision
出演:ニコラス・ケイジ、ジョエリー・リチャードソン、マデリン・アーサー
原作:「宇宙(そら)の彼方の色 新訳クトゥルー神話コレクション5」H・P・ラヴクラフト訳=森瀬繚 星海社FICTIONS
「宇宙からの色」(『ラヴクラフト全集4』所収)H・P・ラヴクラフト 大瀧啓裕訳 創元推理文庫

配給:ファインフィルムズ

<ストーリー>
大都市の喧騒を逃れ、閑静な田舎に移り住んだガードナー家。ネイサン(ニコラス・ケイジ)と妻テレサ(ジョエリー・リチャードソン)が夢に見た子どもたちとの理想の生活は、前庭への隕石の激突で終わりを告げる−。
以来、一家は心と体に影響をおよぼす地球外変異体との闘いに明け暮れ、静かな田舎暮らしは極彩色の悪夢へと変わる…。

<WEB>
公式サイト:http://www.finefilms.co.jp/color/

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