成田凌の可愛さに誰もが胸キュン!?大倉忠義 主演「窮鼠はチーズの夢を見る」イベント開催

映画
2020年08月26日

大倉忠義と成田凌が初共演する映画「窮鼠はチーズの夢を見る」が、9月11日(金)より全国公開。それに先立ち、夏休み限定イベントの第2夜が8月25日(火)にスペースFS汐留で行われた。以下、オフィシャルレポートを掲載する。

8月24日(月)から5日間開催される「窮鼠はチーズの夢を見る」夏休み限定イベントの第2夜となった、この日。劇中で成田演じる今ヶ瀬の恋路を邪魔する最大の恋敵となる岡村たまきを演じた吉田志織と、メガホンを執った行定勲監督が参加した。

水城せとなの傑作コミック「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」を映画化した本作。行定監督は原作を読んだ際、大倉が演じた恭一と、成田が演じた今ヶ瀬よりも、2人を取り巻く女性キャラクターたちに強い興味を持ったという。

「恋愛の行く手を阻む刺客のように現れる。そこがすごく魅力的でした」と語った、行定監督。大倉と成田の主要キャスト2人が決まった後、女性キャラクターたちのキャスティングは“先入観を持たれない女優”というキーワードのもと実施されたオーディションで決まったそうだ。吉田も例外ではなく、そのオーディションでたまき役を勝ち取ったことが明かされた。

たまきは今ヶ瀬の恋敵であり、一途に恭一を想いながらも振り回されてしまうという設定。自身が演じたキャラクターについて、台本を読んだ時の印象を聞かれた吉田は「恭一のことをすごく好きだけど、ずっと自分の気持ちを抑えて強がったりしていて。最初は本当にかわいそうだなって思ってた」と、役に感情移入していたという。

一方で「恭一と今ヶ瀬はお互いにこの相手しかいないけど、たまきにはこれから素敵な人が現れるだろうな〜、たまきは恭一じゃなくても幸せになれるだろうな!と思っていました(笑)」と役を客観的に、そしてポジティブに捉えていたようだ。

実際に演じる上でも、原作を読んで役作りを行ったと言い、「たまきは悲しい辛い時も、無理をして笑顔を作ってしまうような女性。それが余計に悲しく見えたのが印象的だったので、笑顔は意識して演じました」と語った。


完成した作品を観て、好きなシーンを聞かれた吉田は、恭一が今ヶ瀬に誕生日プレゼントとしてワインを贈った場面をセレクト。「好きな人の何気ない発言って、受け取る側からしたら大きく気持ちを動かす。それが丁寧に表現されていて、好きなシーンです。今ヶ瀬のうるんだ瞳も印象的でした」と胸キュンシーンについて述べた。

行定監督も「(成田演じる今ヶ瀬が)本当に可愛かった(笑)」と振り返り、「現場のカメラマンも思わず『可愛いな!』と叫んでましたからね(笑)」と裏話を披露。これには会場もうなずきつつ、笑いが起きていた。

最後に本作について、行定監督は「愛を“浮き彫り”にしている映画だと思います。何度も何度も、噛みごたえのある映画です」と語り、吉田は「1人の人間として本気で真剣にぶつかり合って、真剣に恋をした2人の、苦しくて楽しくて切ない、すごくリアルなラブストーリーです。多くの人の心に残る作品だと思っています」と力強くアピールし、イベントを締めくくった。

<イベント概要>

「窮鼠はチーズの夢を見る」夏休み限定イベント 第2夜
2020年8月25日(火)スペースFS汐留

登壇者:吉田志織、行定勲監督

<作品情報>

「窮鼠はチーズの夢を見る」
2020年9月11日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷 ほか全国ロードショー

原作:水城せとな「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」(小学館「フラワーコミックスα」刊)
監督:行定勲
出演:大倉忠義 成田凌 吉田志織 さとうほなみ 咲妃みゆ 小原徳子

配給:ファントム・フィルム

<WEB>
公式サイト:https://www.phantom-film.com/kyuso/
公式Twitter:@kyuso_movie

©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会