森山未來×北村匠海×勝地涼×武正晴監督「アンダードッグ」が東京国際映画祭のオープニング作品に決定

映画
2020年09月14日

「アンダードッグ」

第33回東京国際映画祭(10月31日(土)~11月9日(月)開催)のオープニング作品が、森山未來主演の映画「アンダードッグ」に決定した。

今回、第33回東京国際映画祭は、「映画を観る喜びを再認識し、映画の未来への希望の光を灯す」「映画を通じて国際的な連帯を強める」「コロナ後の映像文化についての考察を深める」という目的を掲げ、映画館でのフィジカルな上映を基本として実施することが決定した。

「アンダードッグ」

オープニング作品は、森山未來主演の「アンダードッグ」に決定。スターダムに駆け上がっていく選手たちの陰で“咬ませ犬”として踏み台にされ、はい上がろうともがく崖っぷちボクサー・晃を森山が演じ、過去に秘密を持つ若手ボクサー・龍太を北村匠海、テレビ番組の企画でボクシングの試合に挑む芸人ボクサー・宮木を勝地涼が演じている。

監督は、Netflix の配信ドラマ「全裸監督」の総監督を務めた武正晴。原作・脚本は「百円の恋」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳。「百円の恋」の製作陣が再集結し、武監督が6年ぶりにボクシングを題材にした作品へ挑む。

また、本作は「観客賞」の対象となる「TOKYOプレミア2020」作品としても上映。「観客賞」は、11月9日(月)TOHOシネマズ六本木で開催されるクロージングセレモニーで発表される。

オープニング作品決定を受けて/武正晴監督コメント
「アンダードッグ」
武正晴監督

コロナ後の東京国際映画祭開催にご尽力くださった全ての関係者の皆様に深謝いたします。 拙作「アンダードッグ」は 2020年1月、2月に撮影を行った。コロナ前の我々が失った光景が記録されている。
ボクサーというリング上の孤独者達は観客の歓声なしには殴り、殴られ続けることは到底かなわない。
観客が試合をつくり、語り継いでいく。時に信じがたい名勝負を生み出す。1人では試合にならない。
人生も同様だ。映画創りも同じだと考えている。観客が映画を最後に創り上げてくれる。 2020年東京国際映画祭のオープニングで「アンダードッグ」という映画を観ていただける環境に感謝します。
最後の仕上げは観客の皆様に委ね、語り継いでもらえたらと念じて止まないのです。どうか皆様その日までご無事で。

開催概要

「第33回東京国際映画祭」
開催期間:2020年10月31日(土)~11月9日(月)
会場:六本木ヒルズ、EX シアター六本木(港区)ほか
公式サイト:www.tiff-jp.net

「TIFFCOM2020」
開催期間:2020年11月4日(水)~11月6日(金)
会場:ザ・プリンスパークタワー東京
公式サイト:www.tiffcom.jp

作品情報

映画「アンダードッグ」
2020年11月27日(金)から<前編><後編>同日公開

出演:森山未來 北村匠海/勝地涼
監督:武正晴「全裸監督」「百円の恋」
原作・脚本:足立紳「百円の恋」「喜劇 愛妻物語」
音楽:海田庄吾「百円の恋」「喜劇 愛妻物語」
企画・プロデュース:東映ビデオ
制作プロダクション:スタジオブルー
配給:東映ビデオ
製作:ABEMA 東映ビデオ

©2020「アンダードッグ」製作委員会