森山未來×北村匠海×勝地涼「アンダードッグ」石崎ひゅーいが歌う主題歌の映画版MV解禁

映画
2020年11月10日

森山未來、北村匠海、勝地涼を迎えた映画「アンダードッグ」が、11月27日(金)より全国公開。石崎ひゅーいが書き下ろした本作の主題歌「Flowers」の映画版ミュージックビデオが解禁された。

第88回アカデミー賞外国語映画賞の日本代表に選出されるなど、多数の映画賞を席巻した「百円の恋」から6年。監督・武正晴、脚本・足立紳をはじめとする製作陣が、キャストに森山未來、北村匠海、勝地涼を迎え、再びボクシングを題材に不屈のルーザーたちへ捧げる挽歌を作り上げた。

一度掴みかけたチャンピオンの道からはずれ、無様な“かませ犬”としてリングに立ち続けているどん底ボクサー・末永晃(森山未來)と、才能を期待されながらも過去に秘密を抱える若きボクサー・大村龍太(北村匠海)。

そして大物俳優の二世タレントで、バラエティ番組の企画のためにボクシングをすることとなった芸人ボクサー・宮木瞬(勝地涼)という、3人の負け犬たちが人生の再起を賭け戦う人間ドラマを本作は描き出していく。

主題歌に抜擢された石崎ひゅーいは、武正晴監督の“普通だったら映画の主人公になり得ない、世間の誰にも相手にされない奴が、クライマックスにリングの上で光を浴びるストーリーを作りたい”との想いを受けて、楽曲「Flowers」を書き下ろしたという。

今回解禁された映画版MVは、不格好ながらも懸命に咲こうともがく3人の姿と、彼らの心の叫びを代弁するかのような歌詞、そして背中を後押しする石崎ひゅーいの力強い歌声が共鳴し合い、観るものの胸をふるわせる仕上がりとなった。

また映像には、予告映像では見ることのできなかった本編シーンも満載。映像が進むにつれて、顔つきを変え、ヒートアップしていく男たちの姿とともに、映画への期待もますます煽られていくはずだ。

主役の末永晃を演じた森山も「“ハードボイルド”や“滅びの美学”が成立しない、今の時代だからこその地に足の着いたリアルな物語です」と本作について語る。

そして「負け犬、かませ犬と呼ばれながらも、いつかはこの世界から抜け出そうと思うものの、負け続ける。そんな生き方を選ばざるを得なかった人たちが、自分は負け犬であると認め、受け入れることで新たな人生を始める。ボクシングのように重心を下に置いた、心に響く映画だと思います」と重厚なドラマが展開する本作の魅力を熱弁した。

果たして、どん底に堕ちた男たちは「Flowers」のタイトルどおり、リングの上で光を浴び、咲き誇ることができるのか。劇場版「アンダードッグ」【前編】【後編】は、11月27日(金)に同日公開される。

<動画>

石崎ひゅーい – Flowers /アンダードッグ ver.

<作品情報>

劇場版「アンダードッグ」【前編】【後編】
2020年11月27日(金)ホワイトシネクイント他にて同日公開

出演:森山未來、北村匠海、勝地涼、瀧内公美、熊谷真実、水川あさみ、冨手麻妙、萩原みのり、風間杜夫、柄本明 ほか
監督:武正晴
原作・脚本:足立紳
音楽:海田庄吾
主題歌:石崎ひゅーい「Flowers」(Sony Music Labels Inc.)

配給:東映ビデオ
製作:ABEMA 東映ビデオ

<WEB>

公式HP:underdog-movie.jp
公式Twitter:@Movie_UNDERDOG

©2020「アンダードッグ」製作委員会