寺田心主演で今夏に全国公開を予定している、映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」の第5弾キャストが解禁。岡村隆史、遠藤憲一、石橋蓮司、荒俣宏が妖怪役で出演することが発表された。
1968年からの三部作、2005年には平成版が興行収入20億円の大ヒットを記録した映画「妖怪大戦争」が、令和の新たな時代と共にスケールアップした「妖怪大戦争 ガーディアンズ」としてスクリーンに復活。今夏公開を迎える。
今回の主役は、名子役・寺田心。数奇な運命に導かれ、世界の存亡をかけた戦いに挑む主人公・渡辺兄（わたなべけい／以下ケイ）を演じる。監督は2005年版に引き続き、日本が誇る映画界の鬼才・三池崇史。製作総指揮には、角川歴彦と荒俣宏が名を連ねている。
先日も天邪鬼（あまのじゃく）役に赤楚衛二、茨木童子（いばらきどうじ）役にSUMIREが発表され、話題を呼んだ本作。今回新たなキャストとして、小豆洗い（あずきあらい）役の岡村隆史、夜道怪（やどうかい）役の遠藤憲一、大首（おおくび）役の石橋蓮司、雨降小僧（あめふりこぞう）役の荒俣宏の出演が発表された。
岡村が演じる小豆洗いは、物語の重要な局面に必ず登場するも、特に何の役に立つわけでもなく、ひたすら風呂桶に入った小豆を水洗いしているだけ。2005年の前作から同じ役での続投について、岡村は「小豆洗いは僕自身」「この役は絶対に渡さへんぞ」という並々ならぬ気持ちで挑んだという。
遠藤が演じる夜道怪は放浪する僧の姿をした、子供を連れ去ると言われる妖怪。強面でぶっきらぼうだが実は優しく、キメ台詞を言おうとすると必ず最後にせき込んでしまい、結局何が言いたかったのかがわからない…というクセの強い妖怪だ。前作で大天狗を演じていた遠藤が、今回はさらに個性的な妖怪役で再登板する。
石橋が演じる大首は、妖怪の世界に迷い込んだ主人公・ケイの前に現れ、一吹きで吹っ飛ばしてしまう、その名の通り巨大な生首の姿をした妖怪だ。石橋は前作でも大首役を演じており、本作では同じ妖怪役での続投となった。
また、本作で角川歴彦と共に製作総指揮を務める荒俣も、妖怪役で出演。世界妖怪会議“ヤミット”の議長にして、雨が降った時に現れる雨降小僧を演じている。議長にも関わらず会議中はずっと眠っているという役どころだが、製作総指揮らしく「『日本は妖怪だ』ということを世界に広めたい」と気合十分だ。
妖怪、鬼、モンスターも登場し、かつてないスケールで届けられる「妖怪大戦争 ガーディアンズ」。前作から続投の人気キャラも登場することが決まり、ますます期待が高まる。キャストコメントは、次ページを参照。