映画「漁港の肉子ちゃん」(6月11日(金)公開)の完成報告会が5月26日(水)に行われ、明石家さんま、大竹しのぶが登壇した。
明石家さんまが直木賞作家・西加奈子の小説に惚れ込み企画・プロデュースした本作は、漁港の船に住むわけあり母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密が紡ぐ感動のハートフルコメディ。
構想から約5年を経てついに完成した本作。あいさつを求められたさんまは「久しぶりに記者会見のような席で隣に大竹さんがいらっしゃる。再婚したほうがいいんですかね?」とさっそく会場を笑わせつつも、「自分で言うのはおかしいですが、たぶん100点を頂いてもいい作品になったんじゃないかと」と作品の出来に自信を見せた。
大竹は「出来上がった映画は本当に本当にあたたかくて、『あ、こんなに良い映画を作る人だったんだ』ってびっくりしました」とコメントし、隣にいるさんまを笑わせた。
本作の魅力について大竹が「本当に画が美しい。心があったかくなる作品なので絶対家族で楽しめる作品だなって思いました」とコメントすると、さんまはすぐさま「俺の前で家族っていう言葉出すな(笑)」と突っ込み。すると大竹は「ごめんごめん、家族いないもんね」と返し、会場は笑いに包まれた。
最後にさんまは「今回何よりも驚いたのは、スタッフの数。スタッフに配る用にマスクを作ったんですけど、それだけで500人分。この作品に関わった人がこれだけいるのかと。500人以上の方が一生懸命作ったことをあらためて感謝したいです」と言葉にし、「それだけの魂が入った作品なのでぜひご覧いただきたいです」と完成報告を締めた。
完成報告会にはCocomi、花江夏樹、渡辺歩監督も登壇した。
作品情報
映画「漁港の肉子ちゃん」
2021年6月11日(金)全国ロードショー
企画・プロデュース:明石家さんま
出演:大竹しのぶ Cocomi 花江夏樹 中村育二 石井いづみ 山西惇 八十田勇一 下野紘 マツコ・デラックス 吉岡里帆
原作:西加奈子「漁港の肉子ちゃん」
監督:渡辺 歩 キャラクターデザイン・総作画監督:小西賢一 脚本:大島里美
アニメーション制作:STUDIO4℃
あらすじ
食いしん坊で能天気な肉子ちゃんは、情に厚くて惚れっぽいから、すぐ男にだまされる。いっぽう、クールでしっかり者、11歳のキクコは、そんな母・肉子ちゃんが最近ちょっと恥ずかしい。そんな共通点なし、漁港の船に住むわけあり母娘の秘密が明らかになる時、二人に、最高の奇跡が訪れる――!
©2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会