山田涼介×浜辺美波「サイレントラブ」Mrs. GREEN APPLEによる主題歌「ナハトムジーク」と美しい劇中シーンが重なり合う予告編完全版が公開

映画
2024年01月17日
©2024「サイレントラブ」製作委員会

山田涼介が主演を務める映画「サイレントラブ」(1月26日(金)公開)より、予告編完全版が解禁された。

「ミッドナイトスワン」で各界から絶賛され、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田英治監督がオリジナル脚本で描く最新作「サイレントラブ」。主人公の青年・蒼が心引かれたのは、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生の少女・美夏。「ピアニストになるという君の、美しい夢をかなえたい」。ある出来事をきっかけに声を発することをやめた蒼は、心でそう願いながら美夏とのかけがえのない時間を過ごしていくが…。蒼と美夏が静かに思いを紡いでいく、この冬一番切ないラブストーリー。

主人公・沢田蒼(さわだ・あおい)役には、ラブストーリー映画初主演となる山田涼介。本作で、声を発することをやめた不器用な主人公を繊細に演じ、新たな境地で魅せる。そして不慮の事故で目が不自由になり、絶望の中でもがくピアニスト志望の音大生・甚内美夏(じんない・みか)役には、実力ともに日本を代表する女優となった浜辺美波。蒼と出逢うことで絶望の淵から希望を見出していく、難しい役どころを演じ切る。

さらに野村周平が、美夏の通う音楽大学で非常勤講師を務める北村悠真役として出演。蒼から自分のふりをして美夏のためにピアノを弾いてほしいと頼まれたことから、人生が変わってしまう北村の心情を表現した。

音楽は久石譲が担当。優しくもどこか切ない音色が2人の物語に花を添える。また、主題歌「ナハトムジーク」は昨年末に「日本レコード大賞」を受賞、幅広い世代から絶大な支持を得ているMrs. GREEN APPLEが、本作のために書き下ろした楽曲。このたび「ナハトムジーク」の楽曲と、美しい映像が重なり合う予告編完全版が解禁された。

鮮やかな緑のワンピースとは対照的な、今は使われていない古びた講堂の中でひとりピアノと向き合う目の不自由な音大生・美夏。そんな美夏を静かに遠くから見つめるのは、美夏の通う音楽大学で校務員として働く蒼。「彼はあの日、突然現れた」「彼は私を助けてくれたの」。美夏のナレーションとともに、不慮の事故で目が不自由になってしまった美夏のやり場の無い怒りや孤独不安を受け入れ、幾度となく助けようとする蒼の献身的な姿が映し出される。「ナハトムジーク」の歌詞「僕らはヘタクソに生きてる」という一小節は、蒼と美夏の不器用ながらも求めあってしまう心情とリンクしていく。

しかし、そんな場面とは一転「あいつはな、踏み込んじゃいけない世界に足を踏み入れてる」という蒼の同僚・柞田(古田新太)による印象的な言葉や、美夏の通う音大の非常勤講師でピアニストの北村から放たれる「あいつがどんなやつか知ってるのか?」というせりふとともに蒼の過去が映し出される。蒼は「本当の俺の手はずっと前から汚れていて、その汚れが取れることはない」と美夏に近づくほど自分の現実を突きつけられ、美夏もまたその現実に直面することに。

そして、美しい夕焼けを背に口付けを交わそうとする二人や、美しい森の中で蒼が美夏の手を引く姿など、二人が心を通わせていくシーンが次々とが映し出される。「彼女の美しい夢をかなえたい」「私は彼がどんな人でも構わない」「彼女を傷つけるすべてのものから守りたい」。まるで恋文に連ねるようなせりふから一変、膝から崩れ落ち涙を流す蒼の姿に胸が締め付けられる。想い合っていたはずの蒼と美夏の間に一体何が起きたのか。蒼の隠された過去とは。

予告編完全版

作品情報

「サイレントラブ」
2024年1月26日(金)全国ロードショー

出演:山田涼介、浜辺美波
野村周平/吉村界人、SWAY、中島歩、円井わん
辰巳琢郎/古田新太

原案・脚本・監督:内田英治 共同脚本:まなべゆきこ
音楽:久石譲
主題歌:「ナハトムジーク」Mrs. GREEN APPLE(ユニバーサル ミュージック/EMI Records)
配給:ギャガ

©2024「サイレントラブ」製作委員会