黒羽麻璃央×ko-dai「魔法を使わないで生地作りからピザを作りましょう」

特集・インタビュー
2021年02月25日

◆どんなふうにして生まれた曲なのでしょうか。

ko-dai:20205月かな。コロナ禍でアーティストとファンや、恋人同士も会えない日々が続きましたよね。そんな時期に衝動的に書いた楽曲です。リアルで会って、一緒に過ごしたいよね、という気持ちはアーティストのライブでも舞台でも、ミュージカルでも、いろんなエンターテインメントにおいて共通して感じていたことで。その思いを遠距離恋愛に置き換えて描きました。

◆曲を聴いた感想はいかがでした?

黒羽:この時代にぴったりの曲だなと思いました。マスクをして顔の全てが見えない状況になり、いろんなことを話しても今までなら当たり前に見えていた笑顔のやりとりがなくなってしまった。そんな時代だけど『黒羽麻璃央のやりたいこと全部やります』は、本当に僕がやりたいことをやらせてもらって、素で笑えているところが多々あるんですね。それが届けられているかなと思っていたので、本当にピッタリな曲だと思いました。

ko-dai:主題歌として使ってもらえるということは、ただリリースするだけではなく、より多くの人たちに自分たちの曲を届けるための翼をもらえる感じがして、非常にうれしいことなんです。自分で言うのもなんですが、僕も番組を見てとてもマッチしているなと。今おっしゃっていた麻璃央君の笑顔がたくさんの方に連鎖して笑顔にしていくそれがこの曲にとても合ってるなと思いましたね。

◆番組のお話をお聞きしますが、大平峻也さんとのロケはスケジュールが過酷そうでしたね。

黒羽:過酷でした。スケジュールは本当にキツかったです。僕がやりたいことがあり過ぎて。全部やってみようと詰め込んだらああなってしまったんですよね(笑)。(1話から5話に収録)

ko-dai:楽しそう。いろんなところに行けますよね。ピザのトッピングを食材から選んだり、水族館に行ったり。

黒羽:ロケは2日目が大変でした。最初にラフティング、続いてジップライン(森の中に張ったワイヤーを滑車で滑り降りるアクティビティー)をして、最後に乗馬をやったので。

ko-dai:それはめちゃくちゃ大変だね!(笑)

黒羽:はい、その日の夜は泥のように寝ました。翌日は体がバッキバキになりましたね。

ko-dai:途中、ピザを作るところで魔法も使ってたよね? ピザを作るのって時間かかるから、生地をこねたりなんだりで番組1本作れそうだもん(笑)。

黒羽:そうなんです。雨で外での収録ができず、しかも用意していたピザ窯が使用できず、魔法という形にしていだきました(笑)。

ko-dai:うん、面白いポイントでした(笑)。

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