内田雄馬「感情をぶつけ合いながら、問答無用に敵に立ち向かう。そんな彼らの姿にカタルシスを感じる、最高のロボットアニメです!」

特集・インタビュー
2021年07月04日

◆確かに、昨今の洗練されたロボットアニメとは異なり、無骨さや重厚感のある見た目であったり、戦い方はすごく新鮮に映ります。

ビジュアルも全体的に線が太めですし、先ほども言いましたが、ずっと登場人物たちが叫んでるようなアニメーションですからね(笑)。“魂のぶつかり合い”と言えば美しく聞こえるかもしれませんが、実際は単純に言葉をぶつけ合ってる感じですし(笑)。そうしたパワー感もぜひ楽しんでいただければと思います。また、最近はこうしたご時世なので、なかなか大声を出す機会ってなくなってきてますよね。そうした中で、各キャラクターたちがひたすら大きな声で感情を爆発させるように叫んでいる姿は、見ている人にとってもカタルシスを感じるのではないかと思うんです。

◆なるほど! そうかもしれません。

必殺技を出したり、3機のゲッターロボが合体するシーンも、とにかく表現の仕方が全部エネルギーを全面に押し出していく!!という作品で。言い換えると、根性論のようなロボットアニメなんです(笑)。そんな戦いの中で、拓馬たちが悪いヤツらをどんどんと吹き飛ばしていくので、見ていて非常にスッキリすると思います!(笑)

◆では最後に、この作品を楽しみにされている皆さんにメッセージをお願いします!

これまでの『ゲッターロボ』シリーズを追いかけてくださっていた方々には、過去作品とのつながりの面白さや、新作ならではのエピソードなど、いろんな面を楽しんでいただけると思います。また、今作から初めてご覧になる方にとっても、すぐ世界観が分かる内容になっています。物語自体がとてもシンプルですし、主人公たちが戦う動機や言動にも裏があるわけではないので、すごく分かりやすい。ですので、まっさらな気持ちで安心してご覧ください!

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