藝大生と企業をマッチング!チョコプラ長田庄平「もう一回藝大目指そうかな…」『藝大よ、地球を救え。』

バラエティ
2023年06月02日
『藝大よ、地球を救え。』左から)長田庄平(チョコレートプラネット)、箭内道彦、さだまさし、向井慧(パンサー)©フジテレビ

『藝大よ、地球を救え。』(フジテレビ ※関東ローカル 午後2時30分~4時)が、6月3日(土)に放送。番組に出演するさだまさし、箭内道彦、長田庄平(チョコレートプラネット)、向井慧(パンサー)からコメントが到着した。

この番組は、東京藝術大学客員教授であるさだまさしと、東京藝術大学教授である箭内道彦が発起人となって企画したことがきっかけで始動。アートの力を必要としている企業は、実はたくさん存在している…。

そこに才能あふれる東京藝大生をマッチングさせて「アートの力で世の中を変えていこう!」という特別授業が開講。史上初の東京藝大のバラエティ番組となっている。長田庄平と向井慧がMCとして進行を務め、ゲストには高畑淳子と本田望結を迎えて送る。

番組では1つの企業から依頼されたテーマを、2~3人の藝大生が自分の作品イメージをプレゼンし、競い合う。企業側は、最も気に入った藝大生を1人だけ選び、実際に作品を作ってもらうという流れに。企業が求めるものを、藝大生たちはいかにしてアート作品として昇華させていくのか。そして企業は誰の作品を選ぶのか。

1つ目の企業は静岡県下田にある「観音温泉」。旅館から「敷地内に世代を超えて愛され続けるアート作品を作ってほしい」という依頼が届く。旅館のおかみは作品を作る条件として、「旅館でアルバイトをすること」を提示。その意図とは、実際に学生に旅館で働いてもらい、お客さまと触れ合うことで、アート作品へのインスピレーションを得てほしいという要望だった。

おかみからの依頼に応える藝大生は、佐々木さん、中野さん、高さんの3人。厳しいおかみからの指導を受けた藝大生たちは戸惑うも次第におかみの信念に賛同し、期待に応えようと作品作りに精を出す。藝大生たちは一体どんな作品を作るのか。さらに想像もしなかった展開が待ち受ける。

2つ目の企業は保育園。全国で300超の保育施設を運営する「ポピンズエデュケア」では、子どもたちに「多様性」など未来につながる考え方を学んでほしいとのことで、今回は「多様性への理解が自然と身につくようなアート作品を作ってほしい」という依頼を藝大生に要求。

この難しいテーマに手を挙げたのは、神出さん、石田さんの2人。神出さんが得意としているのは「ムダの豊かさを楽しむ」、石田さんが得意とするのは「子どもの感性を伸ばす」とそれぞれ異なる特性で作品に挑む。藝大生の2人が出した答えとは。

3つ目の企業はクリーニング店。茨城県を中心に10以上の店舗を持つ「タニカワクリーニング」からは「クリーニング店を美術館のような空間にしてほしい!」という異例の依頼が寄せられる。クリーニング店と美術館…、一見かけ離れた存在のように思えるこの2つ。

この依頼に挑む藝大生は、柴田さん、馮瀟さん、南さんの3人。彼らは独創的な発想と感性で作り上げた“美術館のような空間”を提案する。ゲストの高畑もこの依頼内容に初めは驚きを隠せなかったが、最後に感動して…。藝大生の手によって、驚きの店舗に変化する様は必見だ。

最後はさだまさしからの持ち込み依頼で「企業の社歌」を作ってほしいというもの。さだは創業76年のみそかつ専門店「矢場とん」と交流があり、以前から「社歌を作ってください」とのお願いを受けていたという。そこで今回は「歌詞は自分で書くので、それに曲をあててほしい」と藝大生に依頼。

作曲する藝大生は、永野さん、鹿田さん、横澤さんの3人。彼らは実際に「矢場とん」のみそかつを食べて曲作りに励む。“社員たちが一つになれる社歌”というテーマに、藝大生たちはどんな楽曲を作るのか。選ばれた曲はスタジオで、さだまさしと社員が合唱。誰もが口ずさめるすてきな楽曲を聴き、ゲストの高畑と本田も絶賛の嵐⁉ 仕上がった楽曲に注目だ。出演者のコメントは以下を参照。

さだまさし コメント

藝大と社会をつなぐっていう1つの目的をもって企画させていただいたんですけど、こんなに具体的になってくると、アートっていうのはわれわれの日常生活の中にこんなに溶け込めるんだなということ、ほんのちょっとしたヒントでこんなに楽しくなるんだなというさまざまな勉強をしました。楽しかったです。「矢場とん」の社歌は僕の最新曲になりました。

箭内道彦 コメント

アートは人を幸せにしなきゃいけないし、人を幸せにするものはアートだし、「矢場とん」でとんかつ揚げている人もアートだとそういうふうに思います。アートっていうものに勝手に人々が抱いていた距離とか敷居とかが取り払われて、アートが本当にみんなものになったらいいなと、そのきっかけになる番組に公開授業、実技課題になったんじゃないかと思いますね。

長田庄平 コメント

(嵯峨美術短期大学で)1回美術を学んだことをある身としては、やっぱり東京藝大っていうのは憧れの学校だったので、そこと仕事ができてすごい感動でしたね。やっぱり藝大ってすごいなと思いました!もう一回藝大目指そうかな…。

向井慧 コメント

われわれお笑いという仕事もいざという時に必要なのかな? って思ったりもするんですけど、今日の収録で“一見無駄に思えるもの”が何かを豊かにしたり、いろんなことにつながって、いろんなものが生まれるんだなって感じて、この番組を通じて自分の仕事に少し誇りを持てるようになりました。すてきな番組に参加できてうれしかったです。

番組情報

『藝大よ、地球を救え。』
フジテレビ ※関東ローカル
2023年6月3日(土)午後2時30分~4時

番組見届け人:さだまさし、箭内道彦
MC:長田庄平(チョコレートプラネット)、向井慧(パンサー)
ゲスト:高畑淳子、本田望結
VTR解説:山田五郎

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/geidaiyo/
FOD:https://fod.fujitv.co.jp/title/f0ej

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