山田涼介と林遣都、西田敏行にとってのジェームス・ディーンはどっち!?

映画
2017年08月19日

135265_01_R 東野圭吾のベストセラーを映画化した『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日(土・祝)公開)の完成披露試写会が開催され、主演の山田涼介、村上虹郎、寛一郎、林遣都、門脇麦、尾野真千子、西田敏行、廣木隆一監督が登壇した。

 本作では、廃屋となった「ナミヤ雑貨店」に32年前のお悩み相談の手紙が届き、山田演じる敦也らがその返事を書くことでストーリーが展開していく。その内容にちなんで、イベントではキャストからキャストへのお悩み相談コーナーも。

山田から、ベテラン俳優の西田に「舞台挨拶で緊張してしまいます。緊張したときの解消方法を教えてください」という相談が。ところが西田から「初舞台の時から緊張したことがない。これが大物の印なんでしょう(笑)」と言われてしまい、「僕も大物になれるようにがんばります!」と山田は苦笑いだった。

続いて、尾野から西田に「これからも『敏ちゃん』と呼んでもいいですか」と相談が。MCから「どんな風に呼んでいるんですか?」と尋ねられ、その場で「トーシちゃん!」と尾野が呼ぶと「はぁーい」と西田がかわいく返事を。これに続いて、山田、村上、門脇も「トーシちゃん!」と呼んでみると、それぞれに「なぁ~に?」と愛らしく返す西田。続いて、林の番となったが「僕は恐れ多くて呼べません!」と断固拒否する林に「ズルイ!」と山田がクレームを入れる一幕も。

また、西田から若手俳優の3人について「山田君、虹郎君、寛一郎君とは初めて会った気がしなかった。僕が昔見ていた往年の映画スターの面々に似ているから。山田君は『エデンの東』のジェームス・ディーン。虹郎君は『灰とダイヤモンド』のズビグニエフ・チブルスキー、寛一郎君はマーロン・ブランドに似ているんだけど、『善魔』に出ていた頃の三國連太郎に重なるものがある」とそれぞれ紹介され、頭を下げる3人。しかし、山田から「雑誌の対談の時にも僕のことをジェームス・ディーンに似ているとおっしゃってくださって、すごく嬉しかったんですけど、映画のパンフレットを読んだら、西田さんが林君のことを『ジェームス・ディーンに似ている』って言ってて…どっちが本当なのかなって…」と、疑問が投げかけられた。しばし逡巡した西田だったが「出てる作品によってジェームス・ディーンは変わるから! 山田君は『エデンの東』で、林君は『理由なき反抗』かな!」と濁されて、またもや苦笑いの山田だった。

9/23(土)公開 映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
STAFF&CAST
監督:廣木隆一
原作:東野圭吾
脚本:斉藤ひろし 
出演:山田涼介、村上虹郎、寛一郎、林遣都、門脇麦、尾野真千子、西田敏行ほか

STORY
養護施設出身の敦也(山田)は、幼なじみの翔太(村上)や幸平(寛一郎)と悪事を働いて、廃屋「ナミヤ雑貨店」に逃げ込む。深夜、シャッターの郵便受けに、1980年に書かれた悩み相談の手紙が投げ込まれ……。

公式サイト http://namiya-movie.jp/