橋本環奈「わたしヤバイなと思った(笑)」『斉木楠雄のΨ難』で振り切り演技

映画
2017年10月30日

『斉木楠雄のΨ難』大ヒット御礼イベント『斉木楠雄のΨ難』大ヒット御礼イベントが行われ、橋本環奈と賀来賢人、福田雄一監督が登壇した。

 映画完成後も周りに止められ、公開まで本作を観ていなかったという橋本は、先日ようやく一人で映画を鑑賞したことに触れ「わたしヤバイなと思いました(笑)。たぶんみんな引くと思う、けど笑って観てほしいと思います」と話し、場内は大爆笑。
 その後、イベントに駆けつけることができなかった主演の山﨑賢人からのビデオメッセージが流れると、客席からは「キャー」と歓声が上がり、身振り手振りを交えてメッセージを送る山﨑の姿に笑い声が漏れ、和やかな雰囲気で上映がスタートした。

 上映後には、大ヒット御礼舞台あいさつが行われ、一般客と一緒に映画を楽しんだ橋本と賀来と共に福田監督も登壇。壇上に上がるやいなや福田監督が「おれも味わいたかったなあ」と話すと、「なかなか好反応で、面白い体験でしたね!」(賀来)、「みんな笑ってくれましたね(笑)」(橋本)とそれぞれコメントした。

 福田監督は、橋本演じる照橋の「お化け屋敷に入る直前のシーン」や、山﨑演じる斉木との「夏休みに二人が出くわすシーン」といった自身のお気に入りのシーンへの反応が良かったことを聞くと、満足げな笑顔。そして「コメディエンヌまっしぐらですね(笑)」と橋本に声をかけると、賀来が「こんなに福田監督が女優さんを褒めるところを初めて見ました!」と驚きを見せた。

 吉沢亮演じる海藤瞬のキャラクターがツボだったという橋本は、「教室のシーンで少し奥のほうで見えてる海藤が、ずっと何かをやっていて、しかもよく見ると何かしゃべっていて口が動いてる」と見どころを語った。

 今年の「ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー」に選出された福田監督は「これはもう斉木の大ヒットのおかげですね!(笑)」と語り、「僕はこれは連ドラをやりたいなと思っています」と話しだすと、橋本は、髪を剃り込み、眉毛を剃り、地毛で特徴あるキャラクター・燃堂力に挑んだ新井浩文が「『パート2はやりたくない』って言ってました(笑)」と暴露。しかし「マンガそのまんまだし(笑)」(橋本)、「ちびっこに大人気のキャラクターだし、やってもらうしかないですね(笑)」(福田監督)と、続編への出演を熱望した。

 最後に福田監督が「今度はぜひ“解説上映”をやって、映画が流れている最中に『ここ見てください!』というように、まだ発見されていないネタがいっぱいあると思うので、そういうのをやりたいと思っています。皆さんもぜひそういうのをやりたいといった声が聞けたらうれしいです」とメッセージを送った。

<上映前に流れた山﨑賢人メッセージ全文>
こんにちは。山﨑賢人です。
本日は、みんなで一緒に映画を観て笑おう上映会にお越しいただき、誠にありがとうございます。
ですが、僕が伺えずに本当に申し訳ありません。
この映画はですね、手を叩いて「ハッハッハ(笑)!」って、笑ってもいいですし、大声を出して笑ってもいいですし、「なんでやねん!」ってツッコんでもいいですし日本はあんまり映画館で声を出して笑っちゃいけないみたいな、遠慮しちゃうみたいな風習がありがちですけど、そんなの気にしないで、今日は存分に楽しんでください!
ちっちゃい子どもたちが観に来てくれているというのをすごく耳にしてまして、やっぱりすごい嬉しいなと思います。
中学生、高校生、大学生、専門学校生、学生の人なら絶対楽しめますし、もうおじいちゃん、おばあちゃんまで楽しめますし、「なんか今日ちょっと雨で気持ち冴えないなあ」とか、「ちょっと親に怒られちゃってへこんでるなあ」とか、「ちょっと仕事うまくいかなくてへこんでるなあ」とか、「学校の授業ちょっと今日きつかったなあ」とか、そういう日がたぶんいっぱいあると思うんですけど、「ちょっともう疲れたから笑いに行こう!」みたいな感じで、ちょっと時間出来たら笑いに行ける!そんな感覚で観てもらえる映画かなあと思っております。
それでは、映画『斉木楠雄のΨ難』お楽しみください!

『斉木楠雄のΨ難』
10月21日(土)全国ロードショー

出演:山﨑賢人、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、田辺誠一

原作:『斉木楠雄のΨ難』麻生周一
脚本・監督:福田雄一
音楽:瀬川英史
主題歌:ゆず「恋、はじけました。」
制作プロダクション:プラスディー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント=アスミック・エース

公式サイト:saikikusuo-movie.jp

©麻生周一/集英社・2017映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会