萩原健一、自らの原案ドラマで元刑事の牧師役を熱演…テレ朝系『明日への誓い』3・25放送

エンタメ総合
2018年03月12日
(C)テレビ朝日
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 萩原健一が、テレビ朝日系のドラマ枠『日曜ワイド』((日)前10・00)で3月25日に放送される『明日への誓い』で原案・主演を務める。

 元刑事の牧師・神谷将太郎(萩原)が、かつて逮捕した元殺人犯・村田慎一(村上淳)と奇妙な旅を繰り広げるヒューマンドラマ。神谷は村田の頼みを聞き入れて故郷の母親の元まで付き添うことにするが、彼の犯したある“罪”に気づいて出頭させようとする。

 作品の根底に込めたのは“憎しみからは何も生まれない”という思いだったと萩原。「調書を取るうちに、刑事も犯人を憎んでしまうことがあると思う。でも生まれたときからすべてが悪い人はいないわけだから、反省した犯人に、人生はやり直せる事を教える元刑事がいてもいいんじゃないかと思ったんです」と説明する。

 自らの原案を“立体化”するため、脚本作りにも加わった。「やはりキラリと光る作品は丁寧な作業から生まれるものであり、苦労を重ねてこそ育つもの。この作品では脚本の作り方もそうですが、昨今の現場で忘れかけられがちな作業をもう一度やり直したらどうかなと思い、本読みやリハーサルもきちんと重ねていきました」と思い入れは強い。

 劇中では、アクションシーンもこなすなどエネルギッシュに熱演。昨年デビュー50周年を迎えたが、「まだまだ見せまっせ~」と意欲的で、「50年の芸能活動で僕もいろいろな経験を積んできましたが、それを皆様にお見せするのは僕の性(さが)なのでしょうね!」と語っている。