岸井ゆきの、深田恭子は「色に例えると“桃”のイメージ」『ルパンの娘』第3話から登場

ドラマ
2019年07月23日
『ルパンの娘』

 深田恭子主演の木曜劇場『ルパンの娘』(フジテレビ系)の追加キャストとして、岸井ゆきのが出演することが分かった。

 岸井は、第3話以降の追加レギュラーキャストとして登場し、代々エリート警察一家のご令嬢・橋元エミリを演じる。エミリは、加藤諒演じる巻栄一のいとこで、警視庁刑事総務課に所属。瀬戸康史演じる和馬が無理やり行くことになるお見合いの相手だが、常に挙動不審な上に、そもそも男性が苦手で和馬と目が合うと「見ないでいただけますか」と言ってしまう。さらに“五七五の中でしか自分の感情をうまく出せない”という変わった性格の持ち主だ。

『ルパンの娘』

<岸井ゆきの コメント>
◆原作、脚本を読まれた印象は?

「脚本を読んでの最初の印象は“なんだこれー!?”と思いました(笑)。すごく面白かったです。飛び出す絵本のような感覚です。この文字に書かれている以上のことが映像になっていくと思うと、すごいことになるだろうなと感じました。そして2話まで放送を見ましたが、最初の印象以上にさらにキラキラしていて、すごく壮大でした。見ていて、とてもワクワクしましたし、今の時代だからこそできるドラマだなと感じました。本当に面白かったです」

◆今回の役柄については?

「とても面白い役だなと感じています。その一方で、セリフでスピーディーに話が展開されるこの作品の中で、エミリをどう演じたら良いのか、正直今でも悩んでます。彼女はコミュニケーション下手で“五七五で気持ちを伝える”と、既にキャラクターが本の段階で立っていたので、最初に読んだ時はそこにとらわれがちでした。でも一番大事なのはエミリの和馬に対する気持ちだと、撮影に参加してみてすごく感じました。私自身も感情を言葉にするのが苦手なので似ている部分もあるのですが、私が思っている以上にエミリは切実な子なんだと演じてみて感じ、これからもしっかりと向き合いたいなと思っています」

◆今回、主演の深田恭子さんとはドラマでは初共演になります。

「まだ撮影はご一緒できていないのですが、とても優しい印象で、色に例えると“桃”のようなイメージです!遠くにいても優しいオーラが出ていて、CMでご一緒した時は現場が和む空気を作っていて、あれはやろうと思ってもできない空気だと思うので、本当にすてきなオーラを持っている、すてきな方だなと感じました」

◆瀬戸康史さんとは連続テレビ小説『まんぷく』以来の共演になります。

「やはり長い期間一緒に撮影をしていたので、瀬戸さんがいるととても安心します。今回の撮影でも、瀬戸さんはシーンや状況に合わせて距離感を変えて察してくれるので、こっちも気持ちを作りやすく、『まんぷく』の時を思い出して懐かしさも感じます。あの時は瀬戸さんに好かれる側だったのが、『ルパンの娘』では私が和馬に一方通行の恋をする役なので、役の関係性が変わるのはこの仕事をする面白みでもありますし、楽しいです!」

◆『ルパンの娘』の中で気になるキャラクターはいますか?

「栗原類さん演じる渉は、いつか外へ出ることがあるのか…。とても気になります!(笑)」

◆ドラマを楽しみにしているファンの皆さんへのメッセージ

「これから『ルパンの娘』に参加させていただきます!エミリが加わってさらにいろいろな事が起きると思うし、私に限らず、きっと思いもよらないことがこれから起きると思うので、1話も見逃さずに最後まで楽しんでいただけたらうれしいです!」

木曜劇場 『ルパンの娘』
フジテレビ系
毎週(木)後10時~10時54分

<第3話(7月25日(木)放送 )あらすじ>
三雲華(深田恭子)は、交際相手の桜庭和馬(瀬戸康史)が警察官であることを祖母、マツ(どんぐり)に知られてしまった。華はマツに尊(渡部篤郎)たちには黙っていて欲しいと頼むのだが、答えは得られない。一方、和馬はアポ電強盗逮捕の手柄を典和に褒められる。だが、美佐子(マルシア)は華からの連絡が和馬の犯人逮捕のきっかけだと知り疑念を深めていく。
タワーマンションに戻った華は、尊から“Lの一族”を潰すつもりかと言われてしまう。マツがバラしたのだと観念する華。しかし、尊が怒っていたのは悦子(小沢真珠)の手刀を浴びた和馬が倒れてしまったこと。そんなことでは泥棒一家に迎え入れることは出来ないと尊と悦子。話はズレていたが、どちらにしても華は和馬と別れを決意しなくてはいけない流れになってしまう。そこに、渉(栗原類)からお宝を見つけたと報告が入る。IT会社社長が某王国の秘宝を落札したのだ。しかも社長は脱税した金で購入する悪人。“Lの一族”、次のターゲットが決まった。
和馬はSNS強盗の担当に。SNSで目をつけた相手の住所や行動を追って、留守中に高級品を奪う手口だ。その頃、華は美佐子に誘われ桜庭家にいた。美佐子は華に料理などを手伝わせ、指紋や血液型などを身に付けた鑑識能力で探ろうとしている。和馬が帰宅すると、美佐子は和一(藤岡弘、)を呼びに行って欲しいと華に頼む。華が部屋に入ると、瞑想(めいそう)中の和一が真剣をふりかざして来た…。

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