

作家の宮田愛萌が、写真短歌集『わたしのをとめ』を2025年4月21日にリリース。本人の誕生日でもある4月28日には、サイン本のお渡し会がブックファースト 新宿店にて行われた。
今回の写真短歌集では、和装と洋装の両方を着こなした宮田の撮りおろし写真と、彼女が詠んだ短歌がコラボレーション。内容は自身で監修しており、さまざまな分野のプロフェッショナルが集結して仕上がった一冊になっているという。
お渡し会前に行われた取材で宮田は「写真短歌集」という名前が付いている今回の書籍について、「えっと、写真と短歌が入っています!」と“らしさ”全開に笑顔で説明。続けて、「私が世界観のプロットを書いて、そこから衣装さんやカメラマンさんと相談して写真を撮り、それらを踏まえて私が短歌を詠んだという作品になってます」と、創作過程にも触れながら、改めて本作のコンセプトについて言葉にした。
また、本写真短歌集のお気に入りのカットとして、おでこを出してお米みたいでかわいいという「お米カット」や高校を卒業して以来だという黒髪ロングの写真などをピックアップ。ふだん応援してくださっている方にとってもあまり見たことがない、貴重なカットが掲載されているのでは、とアピールした。


さらに、タイトルにちなんで自身の「をとめ」な部分を聞かれた宮田は、「私、かわいいところいっぱいあるんですよ!」と満面の笑み。「すごく仲良しの友達がいて。その子から、私に合いそうな友達がいるって言われて。それで、仲良くなりたくて、その子が好きっていう『ブルーロック』を全巻買って速攻読んで、アニメもぜんぶ見たんです。なんとか仲良くなろうと頑張りました! これがかわいいをとめな部分です!」と一息に説明。彼女らしく、「をとめ」な部分を表現していた。
なお、イベント当日は宮田自身の誕生日。27歳の抱負を問われた彼女は、「去年は計画的なスケジュールという目標を立てたんですけど……」と振り返りつつ、「27歳こそきちんと計画を立て、締め切りを守り、余裕のある生活をしたいと思います」と改めて宣言。また、やってみたいことについては、「47都道府県ぜんぶ行って、各地の名産品と特徴を言えるようになりたい」と、大きな目標を掲げる。さらに、30歳が近づいてきたことから「アラサーとして大人の余裕を身に着けたいですね」と続けた。
写真短歌集『わたしのをとめ』は現在発売中。2025年5月21日(水)~23日(金)に、東京・恵比寿の弘重ギャラリーにて写真短歌集『わたしのをとめ』を記念した写真展も開催され、24日(土)にはシンガーソングライター広瀬咲楽をゲストに招いたトークイベント(事前予約制)も行われる。


書誌情報
宮田愛萌『写真歌集 わたしのをとめ』発売中
著者:宮田愛萌
発行:短歌研究社
判型:A5判変型・上製・スリーブケース入り・144 ページ
定価:4,708円(税込)

