斎藤工“マヌケな誘拐犯”×永尾柚乃“記憶喪失の天才少女”が疑似親子バディに『誘拐の日』7・8スタート【コメントあり】

ドラマ
2025年05月30日

『誘拐の日』

斎藤工が主演を務め、永尾柚乃が共演する新ドラマ『誘拐の日』(テレビ朝日系 毎週火曜 午後9時~9時54分)が、7月8日(火)からスタートすることが決定した。

本作は、心やさしきマヌケな誘拐犯と記憶喪失の天才少女が超異色タッグを結成し、次々と襲いかかる危機を乗りこえながら犯人捜し&逃亡劇を繰り広げる“巻き込まれ型ヒューマンミステリー”。

原作は『シグナル』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』などのヒット作を生み出した韓国有数のスタジオ・ASTORYが、2023年に製作した連続ドラマ『誘拐の日』。韓国で人々をとりこにしたこの物語を『下町ロケット』(2018年/TBS)、『半沢直樹』(2020年/TBS)、『愛しい嘘~優しい闇~』(2022年/テレビ朝日)、映画『変な家』(2024年)などを手がけたヒットメーカー・丑尾健太郎が、日本オリジナルのノンストップエンターテインメントへと昇華。演出は、映画「神様のカルテ」(2011年、2014年)、「法廷遊戯」(2023年)、ドラマ『星降る夜に』(2023年/テレビ朝日)などで知られる深川栄洋が担当する。

物語は、斎藤演じる主人公・新庄政宗が、心臓病の娘の手術費用を確保するため、妻の発案により、裕福な病院長の娘である七瀬凛(永尾柚乃)を誘拐しようとするところから始まる。

最後まで踏ん切りがつかず逡巡するものの、電話で遠隔操作してくる妻に背中を押され、どうにか目的の院長宅近くまで来た新庄の車の前に、ひとりの女の子が飛び出してくる。間一髪、急ブレーキで事故を免れた次の瞬間、その少女は気を失って倒れてしまう。慌てて駆け寄った新庄は、少女の顔を見てビックリ。気絶した女の子こそ、誘拐のターゲットである凛だったのだ。

あっさり誘拐が成功して拍子抜けする新庄だったが、目を覚ました凛は自分が誰なのか分からず混乱…。凛が記憶喪失になってしまったことに気づいた新庄はとっさに自分がパパだとウソをついてしまい、以来、“父親役”を演じる羽目に…。

しかしその直後、事態は思いがけない方向へ…。なんと凛の両親である院長夫妻が何者かに殺害されてしまう。この事件により、誘拐はともかく、一気に殺人容疑者となってしまった新庄。身に覚えのない殺人事件の謎を解かなければ絶体絶命、という最悪の状況に…。

しかも、誘拐した凛は多言語を操り、博識で発想も鋭い天才児であることが判明。新庄は勝ち気でしっかり者の凛にダメ出しされながら、いつしかこの状況をどうすれば抜け出せるのかアドバイスをもらう…という逆転関係に。警察はもちろん、なぜか凛を狙う正体不明の男たちにも追われ、運命共同体となったマヌケな誘拐犯・新庄と天才少女・凛の一風変わった逃避行が始まる。

情報解禁とともに、完成したばかりのティザービジュアルも公開。シリアスな表情を浮かべる2人の横には「俺が奪ったのは、運命だった。」「さらわれた私には、秘密がある。」というコピーが刻まれるとともに、2人の口元が隠れた意味深なデザインになっており、斎藤演じる新庄と永尾演じる凛がそれぞれ“大きな秘密”を宿していることを暗示している。

斎藤工 コメント

◆オファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください。

オファーを頂いて、まずオリジナルの韓国のドラマを拝見したのですが、複雑なストーリーで緊張感が途切れないのに、それでいて笑えるところもあって…。こんなにもさまざまな要素が詰まった作品を、柚乃ちゃんと一緒に作っていくことができるんだ、という喜びが大きかったですね。

◆撮影現場の雰囲気を教えてください。

深川栄洋監督の演出が面白くて、僕らが今まで培ってきたベース、デフォルトみたいなものをいい意味で壊してくれるんです。僕ら2人だけでなく、キャスト、スタッフ全員にとって、新しい自分が見つかる現場。毎日まったく想像どおりにいかないので、ワクワクしながら撮影に通っています。
今では必然的に出会うべくして出会った作品のように感じるほどで、日本版『誘拐の日』特有の“養分”みたいなものが日々、ギュッと現場で生まれている気がしています。

◆“マヌケな誘拐犯”新庄政宗の役柄についてはどのようにとらえていますか?

僕は、彼が好きですね。新庄は、“この人、仕方なくそうなってしまったんだな”という、“マヌケたる理由”がある、愛すべき人物だなと思います。
実は、プライベートの僕は新庄そのもの。やっと“素”の自分を生かせるときが来たなと思って、今回は演じることをやめました(笑)。“変にスイッチを入れない”という姿勢で撮影に臨んでいます。

◆バディを組む永尾柚乃さんの印象は? 撮影でのエピソードも教えてください。

柚乃ちゃんも天才少女ですが、本番ではプロフェッショナルに徹しているのに、合間には「今日の給食はピザトースト!運がよければお代わりできるの」なんて学校の様子を話してくれたりして、年相応の顔も見せてくれる…。そこにすごく安心するし、天才少女である凛の中にもまた“相応”が垣間見える瞬間があり、キャラクターが立体的。役柄に背景をにじませる、素晴らしい表現者ですね。同業者として、めちゃくちゃ尊敬しています。
また、本読みの際、監督が柚乃ちゃんに「今回は子役のお芝居をやめましょう」と話したのですが、それに即座に対応していく“俳優・永尾柚乃”の恐ろしさたるや!(笑)凛が数か国語を話すシーンでは撮影の直前でセリフを渡されて、本番で流ちょうに話していたのは驚きましたね。僕だったら絶対に覚えられません! 柚乃ちゃんとは撮影が始まってかなり仲良くなったので、今の僕の夢は妖怪好きの柚乃ちゃんに妖怪に例えてもらうことです(笑)。

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

世の中にはいろいろなジャンルのドラマがありますが、その全てのジャンルが詰まったような作品です。とにかく第1話を見ていただけたら最後まで目が離せないドラマになるはずです!

永尾柚乃 コメント

◆オファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください。

聞いたときは、思わず飛び跳ねてしまいました。七瀬凛という役を演じられるのが、すっごくうれしかったんです。この作品は物語が面白くて、次の脚本が楽しみで毎回ドキドキします。

◆撮影現場の雰囲気を教えてください。

凛と政宗さんは追われているので、毎日走ったり叫んだりしていますが、めっちゃ楽しいし、面白い! 皆さんすごくやさしくて、現場は和気あいあいです。

◆“天才少女”七瀬凛の役柄についてはどのようにとらえていますか?

凛ちゃんは天才で、しっかりしていて完璧な子。いつも政宗に怒っているんですけど、意外とかわいいところ、やんちゃなところがあるので、そこも見どころです。いろんな国の言葉でセリフを言うシーンもありましたが、覚えるのは面白かったです。友達の前でもベラベラしゃべってみたいな。

◆バディを組む斎藤工さんの印象は? 撮影でのエピソードも教えてください。

工さんは前からテレビで見ていてすごくカッコいいなと思っていたんですけど、実際お会いしたらさらにカッコよかったし、お芝居に対して“ストイック”なんです! 見ていてすごく勉強になりますし、いつも「わ、すごいな!」と感動しています。現場でもたくさん話しかけてくださって、とにかくやさしいです。頭のてっぺんからつま先まで、全部やさしい方です!

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

凛は両親も失って、工さん演じる新庄政宗に誘拐されるんですけど、政宗さんと一緒に過ごすうちに2人がどんどん仲良くなっていくところを見てほしいです! あと、さっき言ったように、凛は意外にかわいいところもあるので、そういうところも皆さんにご覧いただきたいです。

番組情報

『誘拐の日』
テレビ朝日系
2025年7月8日(火)スタート
毎週火曜 午後9時~9時54分

<出演>
斎藤工、永尾柚乃

<スタッフ>
原作:「유괴의 날(誘拐の日)」 c ASTORY & KT Studiogenie / 脚本 キム・ジェヨン
脚本:丑尾健太郎
監督:深川栄洋、片山修
音楽:長岡成貢
ゼネラルプロデューサー:大江達樹(テレビ朝日)
プロデューサー:峰島あゆみ(テレビ朝日)、菊池誠(アズバーズ)
制作著作:テレビ朝日
制作協力:アズバーズ

動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では、毎週『誘拐の日』の地上波放送終了後に、ドラマ本編を配信。

©テレビ朝日

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