

ドラえもんのバースデー(2112年9月3日)を祝う『ドラえもん 誕生日スペシャル』(テレビ朝日系 9月6日(土)午後6時56分~7時54分)に、津田健次郎が特別出演することが決定した。
毎年恒例の『誕生日SP』。今年は、映画の世界を体験できるひみつ道具“映画缶”をめぐるオリジナルエピソード「天空城の秘宝!~Legend of the True Hero~」を放送。ドラえもんはトレジャーハンター、のび太は西部劇の保安官、しずかはスパイ映画のエージェントとなって映画の世界に入り込み、ハラハラドキドキの大冒険に乗りだす。ところが、一同が楽しんでいた映画の世界に、予想外の異変が発生。果たして、ドラえもんたちは“天空城”の秘宝を探し当て、映画の世界から脱出することができるのか。
津田健次郎が担当するのは、ひみつ道具“映画缶”のナレーション。ドラえもんたちが入り込む映画のテイストにあわせて、シリアスからコメディーチックなナレーションまで、多彩な声で冒険を盛り上げる役どころとなる。ところが、思わぬトラブルが起きて映画缶が大暴走。どんどん調子もおかしくなっていって…。
そんなひみつ道具を演じるにあたり、津田はおなじみの低音ボイスから、コミカルな声色までバラエティー豊かなナレーションを披露。暴走シーンでは、声を裏返らせて制御不能になった様子を表現するなど、普段のイメージとはかけ離れた熱演も。
さらに、津田は「誕生日スペシャル」の直前、9月6日(土)午後5時から放送のレギュラー放送のエピソード「映画に出たい!?ドラえもん」にも出演。このおはなしでは、大人気アイドルと映画で共演したいという願いを抱いたドラえもんが、ひみつ道具でかっこよく変身するが、津田が演じるのは、そんな“かっこいいドラえもん”の声。いったいドラえもんはどんな変貌を遂げるのか。津田の超絶イケボとドラえもんの異色コラボレーションは必見だ。
津田健次郎 コメント
◆今回『ドラえもん』に初出演されましたが、オファーを受けたときのお気持ちを教えてください。
子供のころからアニメも見て漫画も読んでいたので、いつか出たいな~と思っていたのですが、なかなか機会がなくて…。今回お話をいただいて本当に本当にうれしかったです。“これは頑張らなければ!”と気合を入れてアフレコに参加しました。
◆津田さんが思う、『誕生日スペシャル』の見どころは?
ドラちゃん、のびちゃんたちがいろいろな映画の登場人物になるのですが、その一つ一つがとても楽しいんです。それぞれ映画の世界のコスチュームを身に着けるので、今までにないみんなを見ることができます。大活躍するだけではなく、大変なこともたくさん起き、そのドタバタがとても楽しいので、ぜひ見ていただけたらと思っております。
僕はひみつ道具“映画缶”役としてナレーションを入れているのですが、途中でアクシデントが起きておかしなことになってくるので、そこもぜひ注目していただければと思っております。
◆「誕生日スペシャル」の直前に放送されるレギュラー放送のエピソード「映画に出たい!?ドラえもん」にも出演されますが、どんな役柄を演じられたのでしょうか?
実は…“かっこいいドラえもん役”をやらせていただきました。波打ち際でのロマンチックなシーンなどもあって、普段のドラえもんのイメージとはだいぶかけ離れた、今までにないドラえもんの声になってると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。声だけでなく、ドラえもん自身も大変身しているので違和感が満載です。その違和感ごと楽しんでいただければと思います。
◆『ドラえもん』に登場するひみつ道具の中で、あったらいいなと思うものは?
ひとつ選べといわれたら、“どこでもドア”です。僕は海外旅行も好きなのですが、日常空間の向こう側に、まったく違う景色が広がっているなんて最高ですよね。もしどこでもドアがあったなら、南極やエベレストの頂上など、なかなか自力では行きづらいところに出かけてみたいですね。
声優としては、喉を痛めたときにすぐ回復するキャンディーがあったらいいなとも思います。でも、ドラえもんのひみつ道具を使うとたいてい大変なことが起きるので、ちょっと怖いですね(笑)。あとは…俳優業もさせていただいているので、“アンキパン”があればいいなと常々思っています。本当にどこかに売っていたらいいのになぁ(笑)。
◆『ドラえもん』にまつわる思い出を教えてください。
子供のころ、のび太の部屋に憧れて、ドラちゃんと同じように押し入れで寝てみたことがありました。すぐ親に見つかって「何してるの!」って引っ張り出されちゃったのですが、いまだに押し入れで寝るのっていいな~と思っています(笑)。同じような人も多いと思うので、“ドラえもん押し入れベッドセット”みたいなアイテムがあったらいいんじゃないかな。
◆『ドラえもん』の登場人物の中で親近感を感じるキャラクターは?
のびちゃんですね。実は僕もすぐ寝てしまうし、子供のころ、宿題は後回しにしていましたし…。しかも、射的もけっこう得意なんですよ。のび太はダメダメなキャラクターとして描かれることが多いのですが、年齢を重ねてくると、すごく子供らしくてかわいい存在だなと思います。
◆視聴者にメッセージをお願いします。
今回、『ドラえもん』に初参加させていただきましたが、躍動感あふれる冒険やすてきなシーン、面白いドタバタまでいろいろある、とても面白い「誕生日スペシャル」になっています。ご家族皆さんでご覧いただき、ドラちゃんのお誕生日を祝っていただければと思います。
「天空城の秘宝!~Legend of the True Hero~」あらすじ
ドラえもん(声・水田わさび)の誕生日、のび太(声・大原めぐみ)たちは伝説のトレジャーハンターにふんしたドラえもんが秘宝を求めて“天空城”を目指すアドベンチャー映画を楽しんでいた。誕生日のお祝いに、映画の主人公となってさまざまな冒険を体験できるひみつ道具“映画缶”を、ドラミ(声・千秋)に貸してもらったのだ。
自分たちも体験してみたくなったのび太たちは、それぞれ好きな缶を選んで映画の世界に入り込む。のび太は西部劇の正義の保安官、しずか(声・かかずゆみ)はスパイ映画の敏腕エージェント、ジャイアン(声・木村昴)は時代劇のスゴ腕用心棒、スネ夫(声・関智一)はSFアクションのヒーローとなり、思い思いに冒険を楽しんでいた。
ところが、映画缶に想定外のトラブルが起きたのか、のび太たち4人は突然、ドラえもんが冒険する映画“天空城の秘宝!”の世界に放り込まれてしまう。しかも、この映画の世界の外に出るには、天空城の秘宝を見つけ、物語を終わらせるしか方法がないことが判明。ドラえもんたちは一致団結して天空城に向けて出発するが、思いもよらぬ危機が次々と襲いかかり…。
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