

Vシネクスト「仮面ライダーガヴ ギルティ・パルフェ」の初日舞台あいさつが11月28日(金)に新宿バルト9で行われ、知念英和(ショウマ・ストマック/仮面ライダーガヴ役)、日野友輔(辛木田絆斗/仮面ライダーヴァレン役)、宮部のぞみ(甘根幸果役)、庄司浩平(ラキア・アマルガ/仮面ライダーヴラム役)、鎌田英怜奈(リゼル・ジャルダック役)、柴﨑貴行監督、MCの篠宮暁が登壇した。
満席の会場のファンの大きな拍手に迎えられて登壇したキャスト陣。ようやく初日を迎えた今の気持ちを聞かれると、知念は「2週間前に完成披露上映会があった時も、熱くファンの皆さんに迎え入れていただきましたが、ようやく今回は全国の皆さんにも届けられるので、待ち焦がれていたガヴロスの皆さんにもこれから上映を見ていただく方にも楽しんでいただきたいです」と。
日野からの提案で観客とコールアンドレスポンスをすることになり、知念が「ポッピングミ~」と呼びかけると、会場から「ジューシー」とゴチゾウをイメージさせるレスポンスが返され、会場は笑いに包まれた。
日野は「無事初日を迎えられたことがうれしいです。今回は絆斗とリゼルを中心に、ガヴのTVシリーズの後のお話を描いています。これからもきっとガヴは続いていくだろうし、皆さんの心の中でも、どこかでガヴという作品が続いていくかもしれないですが、いったんこのVシネクストで終着点に見えていたらうれしいなと思います。そんな集大成の作品になっているので何度でも、そしてたくさんの人に見ていただけたらうれしいです」と思いを明かした。
さらに、絆斗が中心の物語となっていることから、見どころも質問されると日野は新フォームが出てくるところを挙げ「(絆斗は)人間のまま強くなるって覚悟を決めたからこそ、フラッペ一本でやってきました。どういう展開で新フォームが出てくるのかは、一つの見どころかなと思います」と話した。
さらに柴﨑監督は「『仮面ライダーガヴ』は“罪と許しのドラマ”だと思っています。このVシネクストも含めて、絆斗だけじゃなく、ガヴに登場するキャラクターはみんなどこかに罪があったり許しがあったりというやりとりを一年間やってきたのかなと思っているので、それを最後集大成として絆斗を通してもう一度提示できたらいいなと思っていました。絆斗及びヴァレンはもちろん、ショウマとラキアにも見せ場はございます!かっこよく見える構成だったりシチュエーションをたくさん詰め込んだので、そこを楽しんでいただけたらうれしいなと思います」とキャラクターと本作への思いを語った。
続いて、本作の撮影から仲が深まったという宮部、鎌田にも見どころを質問すると、宮部は自身が演じた幸果のことも考えながら「幸果はTVシリーズの最初から『みんな幸せなのがいい』って言っていたので、今まで敵だったリゼルに対しても本当に『幸せになってほしい』って思うところが幸果らしいなと思いました。その結果こうやって仲良くなれて本当に良かったです」とうれしそうに話した。
鎌田も「本編ではあまり幸果さんと絡みがなかったので、今回Vシネクストでようやく絡むことができて、新しいリゼルを見ることもできると思います。少しリゼルの成長のような、本編では見られなかったリゼルの姿も出てくるので、リゼルと幸果の二人の関わりだったり、リゼルの変化に気づいていただけたらうれしいなと思います」と自身の見どころもアピールした。
本作の主題歌はGateau・Trois(読み:ガトロワ)として知念、日野、庄司が歌うキャラクターソング「Super Delicious」で、「仮面ライダーガヴ ファイナルツアー」で観客を前に初披露されたこともあり、その時のことや感想を聞かれると、日野が「文化祭を思い出す」と話しはじめ、会場を笑わせた。
また、曲の中にあるワンフレーズ「スーパーデリシャス ワンモア バイト」というフレーズを誰が歌うかひともんちゃくあったのに、そのフレーズがカットになったことが明かされ、大きな笑いが起こった。
その想いを供養したいとのことで「スーパーデリシャス ワンモア バイト」オーディションなるものが始まり、鎌田、宮部、さらに柴﨑監督が披露し、三者三様の「スーパーデリシャス ワンモア バイト」で会場を沸かせた。
11月28日は「いい艶」ということで「洗車の日」と呼ばれていることから「自分をきれいにするためにやっていることはありますか?」と質問されると、知念は「トイレを隅々まで磨いてストレス発散してます」と話し、庄司は「物理的なリフレッシュを」と前置きをし「おじさんに頼んで新しい顔を作ってもらう」と某キャラクターを想起させるボケで会場の子供たちを笑わせた。
宮部は幸果の衣裳が足を出すデザインだったこともあり、マッサージをして「とにかく老廃物流すことを考えてました!」と。鎌田はピラティスに通い始めたことを明かし、16歳の鎌田に対して日野から「早くない?体育の授業だけでいいんじゃない?」とツッコまれると「体育苦手」と答え、会場を盛り上げた。
また、11月11日に行われた完成披露上映会で知念が暴露した、日野が知念の私物の靴下を履いてくるという“靴下事件“に新たな展開が。靴下を洗って返す伏線回収するかのように見せかけ、片方だけ知念に返し、もう片方は日野がまだ履いているというオチをつけたはずが、今後は庄司が日野の靴下を履いているというまさかの展開に、登壇キャスト一同びっくり。その様子に会場は爆笑に包まれた。
最後に、日野は「靴下は全く映画には出てきません!それだけは皆さん承知の上で何度でも楽しんでいただけたらうれしいです。これからも『仮面ライダーガヴ』、そしてVシネクスト『ギルティ・パルフェ』をよろしくお願いします」と。
知念は「ようやくVシネクストが公開されて、全国の皆さんに届けられることが本当に幸せです。今回は豪華なゲストの方々をお迎えして一緒に作り上げた大切な映画になっていますので、仮面ライダーガヴを一年間応援してくださった皆さんにこそ見ていただきたい作品となっております。また、主題歌も僕たち三人で歌ったので、ぜひ映画の最後まで楽しんでいただけられたらと思います。今日はお越しいただき、本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。
作品情報
Vシネクスト『仮面ライダーガヴギルティ・パルフェ』
2025年11月28日(金)より新宿バルト9ほかにて全国期間限定上映
<CAST>
知念英和、日野友輔、宮部のぞみ、庄司浩平、鎌田英怜奈
<STAFF>
原作:石ノ森章太郎
脚本:香村純子
監督:柴﨑貴行
Blu-ray&DVD 2026年6月10日(水)発売
■通常版
DVD 5,000円+税/Blu-ray 6,000円+税
<特典(予定)>
映像特典:TRAILER、POSTER GALLERY
音声特典(Blu-rayのみ): オーディオ・コメンタリー
■DXチョコらっパゴチゾウ版(初回生産限定)
DVD 12,500円+税/Blu-ray 13,500円+税
<特典(予定)>
封入特典:DXチョコらっパゴチゾウ、ライナーノート、主題歌CD
映像特典:メイキング、TRAILER、POSTER GALLERY
音声特典(Blu-rayのみ) :オーディオ・コメンタリー
■劇場先行販売版
DVD 5,000円+税
※劇場上映初日から発売開始
配給・発売・販売:東映ビデオ
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