杉咲花主演×今泉力哉監督・脚本の“普段着の恋の物語”『冬のなんかさ、春のなんかね』1月スタート【コメントあり】

ドラマ
3時間前
『冬のなんかさ、春のなんかね』
『冬のなんかさ、春のなんかね』

杉咲花が主演、今泉力哉が監督・脚本を務める新水曜ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』(日本テレビ系 毎週水曜 午後10時)が、2026年1月14日(水)からスタートすることが決定した。

本作は、杉咲花が主演を務め、今泉力哉がオリジナル脚本を書き下ろした“考えすぎてしまう人のためのラブストーリー”。

杉咲が演じるのは、土田文菜、27歳。小説家としてこれまでに2冊の小説を出版し、現在3冊目を執筆中。執筆以外に、普段は古着屋でアルバイトをしている。現在、恋人はいるのだが、さまざまな過去の恋愛体験が影響して、いつからか“きちんと人を好きになること”“きちんと向き合うこと”を避けてしまっている。

文菜はふと思う。「まっすぐ“好き”と言えたのはいつまでだろう?」。今の恋人と真剣に向き合うために、文菜はこれまでの恋愛を振り返っていく。

冬と春の間を⾏き来するように、迷って、悩んで、“好き”が煮詰まっていく…。間違いながらも真剣に⽣きる主⼈公・⼟⽥⽂菜をめぐる普段着の恋の物語。

主演の杉咲は、映画「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016年公開)で第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞・新人俳優賞をはじめ多くの賞を受賞。その後も連続テレビ小説『おちょやん』(2020年11月~2021年5月/NHK総合ほか)などでヒロインを務め、『アンメット ある脳外科医の日記』(2024年4月~6月/関西テレビ・フジテレビ系)では記憶障害の脳外科医役を好演。この作品は日本民間放送連盟賞テレビドラマ部門で最優秀賞を受賞した。今年に入ってからは「片思い世界」(4月公開)、「ミーツ・ザ・ワールド」(10月公開)と立て続けに主演映画が公開された。

今泉とは、杉咲が『杉咲花の撮休』(2023年2月~3月/WOWOWプライムほか)に出演した際に、今泉が第2話の監督、第3話の監督・脚本を手掛けた。杉咲の日本テレビ系ドラマ出演は『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(2021年10月~12月)以来となる。

監督・脚本の今泉は、映画「愛がなんだ」(2019年公開)で第41回ヨコハマ映画祭・監督賞を受賞。その後も「街の上で」(2021年公開)、「窓辺にて」(2022年公開) 、「アンダーカレント」(2023年公開)、世界配信ドラマ「1122いいふうふ」(2024年/Amazon Prime Video)など話題のヒット作を連発。昨年はFilmarks内で最も多くの人の心を動かしたとされるFilmarks Awards 2024・クリエイター部門監督ベストFan!賞を受賞。GP帯ドラマで監督を務めるのは本作が初となる。

杉咲花 コメント

◆今泉力哉監督の脚本を読んだ感想を教えてください。

言ってしまえば、とりたてて大きな事件が起きたり、登場人物が成長するようなこともあまりない物語なんです。でも、何げない人と人とのやりとりの中で流れる「間」とか、小さな心の機微にも、思いやりや切なさがある。
あまりドラマにならないような、シーンとシーンの間にきっと繰り広げられているであろうささやかな瞬間ばかりが描かれていて。今泉監督らしい細やかな視点の優しさに筋肉がゆるまって、ふぅ、と息を吐きました。

◆主人公・土田文菜はどんな人ですか?どのように演じていきたいですか?

文菜は、人を好きになるということから少し距離を取ってしまう自分自身について、葛藤したり、思考を繰り返したりしながら、真剣に生きている人です。
もしかすると文菜の行動は、共感からは離れるものかもしれません。ですが、時間の有限性であったり、どんな出会いにも別れが付きまとうことに対して、深い寂しさを感じてしまう感度の高さに、私は惹かれています。
文菜という人物を本当に実在する人のように観てもらえるように、ただそこにいられたらいいなと思います。

◆本作の好きなポイントは?

一言の失敗も許されないような緊張感が張り詰めたこの時代に、自分の意思を持ったり、気持ちを伝えるということは、なんだか高いハードルがある気がします。そんな中で、悩み、失敗や反省もしながら、自分なりの答えを見つけ出していこうとする登場人物たちに、勇気をもらっています。

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

この座組で連続ドラマをやれることをたまらなく思っています。
恋愛をするひと、しないひと。恋愛がよく分からないひと、したくないひと。
自分という人間をいまも探しているひと。人の数だけ、いろんないろんな生き方があって。
多様な登場人物たちに、自分や家族や友達の姿を見つけだしてもらえるような作品にできたらいいなと思います。だらっと息抜きしながら観てもらえるように、私たちも気を楽にしながら、心を込めたいと思っています。

監督・脚本 今泉力哉 コメント

◆『冬のなんかさ、春のなんかね』とはどのような作品ですか?

誰かを好きになって、想いを伝えてつきあうことで、逆に決定的な別れがやって来て、その人ともう二度と会えなくなってしまうことがある。その一方で、お互いに惹かれ合っていても適度な距離を保った関係でいられたら、ずっと仲良く過ごすことができたりもする。じゃあ、本当に大切な人とは、好きな人とは、縁が切れないために恋愛関係にならない方がいいのではないか。そういう人と人との距離間について、ここ数年考えることが多くあって。それが今回のドラマの大きなテーマの1つになっている気がします。
これは紛れもなく恋愛ドラマですが、これまでのドラマや映画の中ではあまり取り上げられてこなかったような、言葉にできない悩みや葛藤について描けたらいいなと思っています。
誰かに相談したら、“どうしてそんなことで悩んでるの?”と言われるようなことが描きたくて。なかなか好きな人ができない人とか、“恋愛もの”というだけでハードルが高いと思うような人、そもそも“好き”ってなんだっけ?っていう人にも楽しんでもらえるような作品になればいいなと思っています。

◆タイトルについて、教えてください。

<言葉>ってその響きや文字の並びによって、重さや軽さ、柔らかさなど、さまざまな表情があると思っていて。今回はなるべく重力がない言葉を探していました。“なんかさ”とか“なんかね”という言葉は、それ自体としてはあまり意味を持たないけれど、ひとつの言葉を発する際にどれだけその言葉を真剣に発しているのか、言葉にすることを怖れているのか、などが表現できる気がして。また、今作はほぼほぼ会話劇で、冬から春の間にいろんな話をしていることを象徴するタイトルをずっと考えていて、この言葉にたどり着きました。

◆杉咲さんが主演を演じることで楽しみにしていることは?

以前ドラマでご一緒してみて、杉咲さんにはとても繊細で真面目で、面白い方だなという印象を持っています。文菜って、何に悩んでいるのかも漠然としていて、脚本を書いた自分でも理解できない部分がある人間なので、演じるのがすごく難しい役柄だと思うのですが、そういった部分も杉咲さんとだったら一緒に悩んで、考えて、楽しんで、いい作品をつくっていけるのではと思っています。杉咲さんの思考と、声や身体の魅力とともに、このドラマをつくれることはとても光栄で大変心強いです。

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

主人公の土田文菜は万人から好かれるようなキャラクターではないかもしれません。でも、“私は文菜のことがすごく分かる”とか“自分だけかもと思っていた悩みや苦しさを描いてくれている”と思ってくれる人が必ずいると信じて脚本を書いています。
恋愛って、考えれば考えるほど分からなくなってしまったり、呼吸がしにくくなってしまったり、しなきゃしないでいいものだったりするのですが、そういった人々が文菜を見て、今のままでいいんだ、とか、私だけじゃないんだ、と思ってもらえたら幸いです。
私は普段、主に映画を手がけているのですが、ある時、杉咲さんが「今泉さん、ドラマもとてもいいんですよ」って言ってくださったことがあって。お茶の間だったり、一人暮らしの部屋だったり、バイト先の休憩室だったり、行きつけの定食屋の天井の隅っこのテレビだったり。思い思いの場所で、たくさんの人が同時視聴する“テレビドラマ”という媒体で、この物語を届けられること。また、オリジナル脚本でこんな機会をいただけたことに感謝しつつ、この作品に触れた人が少しでも笑えたらいいなと思っています。お楽しみに。

番組情報

新水曜ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』
日本テレビ系
2026年1月14日(水)スタート
毎週水曜 午後10時

主演:杉咲花
脚本:今泉力哉
音楽:ゲイリー芦屋
監督:今泉力哉、山下敦弘、山田卓司
プロデューサー:大倉寛子、藤森真実、角田道明、山内遊
チーフプロデューサー:道坂忠久
制作協力:AX-ON Lat-Lon
製作著作:日本テレビ

©日本テレビ

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