

9回目となる女性お笑い芸人の賞レース『女芸人No.1決定戦 THE W』の決勝が日本テレビ系で放送され、ニッチェ(江上敬子、近藤くみこ)が9代目チャンピオンの座に輝いた。
過去最多の総エントリー数1044組の中から決勝に進出したのは、エルフ、紺野ぶるま、電気ジュース、とんでもあや、ニッチェ、パンツ万博、もめんと、ヤメピの8組。そこからエルフ、紺野、ニッチェが最終決戦に進出し、ニッチェが審査員票2対2対3の大激戦を勝ち抜いた。
芸歴21年目でマセキ芸能社に所属している2人。7年ぶり3度目の進出となった決勝を制した瞬間、江上は「マセキは大会で優勝した人がいないんです。我々が初になります」と歓喜した。
大会終了後の記者会見で近藤は「マセキ芸人の仲間は本当に活躍されている方ばかりで、皆さんチャンピオンになったことがあるんじゃないかと錯覚するぐらいの方々が多いんですけど。やっぱり事務所からするとチャンピオンがいないというのをずっとネックに思っていて、それを私たちも『THE W』に前回と前々回に出たときも言われてたんです。なので、いつか事務所に恩返ししたいというのは思ってました」と心境を吐露した。
また、賞金1000万円の使い道を聞かれると、近藤は「私は2020年に結婚したんですが、結婚式とか結婚パーティーをしてないので、これをきっかけにできたらと思ってます」と宣言。すると江上も「それは私もうれしいです。周りの友達もやってほしいと思っていたし、みんなお祝いしたかったんですよ」と賛成した。自身の使い道について江上は「息子と娘から、欲しいって言われているゲーム機があるんです。それを肩ぶん回して買います。今回の優勝は周りの皆さんのおかげもありますけど、家族の協力がなかったら成し得なかったことなので。夫にはものすごく高いウイスキーをプレゼントします」と約束。優勝後、家族にテレビ電話をしたという江上は「旦那さんは子供たちと一緒に大会を見ててくれたんですけど、ベロベロでろれつが回ってなかったです(笑)。あと、子供たちは『すごい勝ってたじゃん!』と喜んでました!」と明かした。
優勝したニッチェには、賞金に加え、副賞として「日テレ人気番組出演権」と「優勝記念特番」などが与えられる。











