
『科捜研の女 FINAL』(テレビ朝日系 1月23日(金)午後8時~9時48分)の放送を前にファンミーティングが開催され、沢口靖子、内藤剛志、小池徹平、若村麻由美、風間トオル、斉藤暁、加藤諒、山本ひかる、石井一彰が登壇した。
1999年10月のスタート以来、現行連続ドラマ最多シリーズ記録を更新し続けてきた、沢口靖子主演の『科捜研の女』。放送300回という節目に、26年間の歴史に幕を下ろすことが決定し、シリーズの集大成となる『科捜研の女 FINAL』が1月23日(金)に放送される。
番組では、『FINAL』に向けて『科捜研の女』5大メモリアルプロジェクトを始動しており、その第1弾であるファンミーティング「-26年分の『ありがとう』をあなたに-大感謝祭」が開催された。26年の歩みの中で、ファンミーティングを行うのは今回が初めてのこと。白衣をまとった沢口らキャストが登壇すると、歴史的瞬間に立ち会うべく駆け付けたファンたちは盛大な拍手と歓声を送り、のっけから会場のボルテージは最高潮に。
熱気あふれる中、まずはキャストたちが好きなシーンや好きなキャラクターを選んで“科捜研愛”を語り合う企画「『科捜研の女』のここが好き~!!!」を実施。「このシーンが好き」というお題で沢口が選んだのは『season12』の第2話、“枯山水”の庭の写真を前に、斉藤演じる日野所長とマリコが会話する場面。沢口は「所長から枯山水の様式美について聞かれたのに、マリコは石と砂の成分について科学的に答えてしまったんです。芸術オンチのマリコを描いた、クスッと笑えるシーンです」と選んだ理由を説明。マリコの“最大の理解者”土門を演じてきた内藤はそれを聞いて「一番思い出に残っているのは、オレとのシーンじゃなかったの!? ものすごくショック!」と思わず嫉妬した。
2008年から解剖医・風丘を演じてきた若村は「科捜研のメンバーが黙々と任務を遂行する場面が好き」と話したほか、「解剖シーンでは、毛穴の先まで見通すような真剣なまなざしでマリコさんに見つめられるご遺体の役者さんがかわいそうだなって、いつも思っていました(笑)」と撮影裏話を披露した。
2022年から物理担当・君嶋役でレギュラー入りした小池は、科捜研チームがそろって臨場する場面を挙げ、「科捜研の一員になれたことをかみ締められるシーン。歩いている瞬間だけは、京都の暑さも忘れられます」と打ち明けた。
「このキャラクターが好き」というお題では、蒲原刑事役の石井が、加藤演じる会計係・加瀬の名を挙げ、「作品に温かさ、やさしさをプラスしてくれた」と感謝と伝えたが、東映京都撮影所で石井と楽屋が一緒だったという加藤から「石井くんは忘れものが多いんですよ~」と意外とそそっかしいところを暴露されて苦笑いした。
また、日野所長役の斉藤は、若村から「メンバーに振り回される所長がキュートで好き」と選ばれて喜んだのもつかの間、『FINAL』の撮影中、“空中ウォーク”を練習していたと一同からバラされて、「カメラが向いていないキャストはヒマなんですよ!」と言い訳した。
続いて、「マリコ様のここが好き」というお題で、化学担当・宇佐見を演じる風間が颯爽と“自転車通勤”を続けるマリコの姿を挙げると、沢口は「私、自転車に乗れないと思われがちなんですけど…高校時代まで自転車通学していたので、ちゃんと乗れるんです!(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。
さらに、映像データ担当・亜美役として13年間レギュラー出演してきた山本は「マリコさんはなんといってもビジュアル! 科学者としてカッコよくて美しいところがすてき!」と熱量高く先輩への尊敬を語った。
今回の大感謝祭では、ファンミーティングならではの企画、会場からの質問コーナーも。「『FINAL』の撮影秘話を教えて!」という要望には、沢口が「『FINAL』では、みんなの論文を読んで胸が熱くなる場面があって、これもマリコの成長だなと受け止めました。私にとって思いを込めて撮影したシーンなので、楽しみにしていてください」と、思い入れたっぷりに見どころを明かした。
そんな中、内藤がファンの反応をもっと確かめたいと言いだし、突如、観客とのコール&レスポンスがスタート。沢口が「科捜研を20年以上応援している方ー?」と呼びかけると、客席からは大きな拍手が。しかし、最も熱烈な拍手が集まったのは、若村の「『科捜研の女』が自分の人生の一部だと思っている方ー?」というコールで、これには沢口たちも大感激。
このほか、「『科捜研の女』がくれた私の物語」と題して、ファンから寄せられたエピソードを司会の野村真季アナウンサーが代読する企画も。しみじみ聞き入っていた沢口は「みんなで作ったこのドラマが、見てくださった方々の人生の一部となり、何か影響を与えることができたならこんなにうれしいことはありません。感無量です」と語った。
そして、いよいよ大感謝祭のクライマックス、沢口がファンへの思いをしたためた手紙を自ら読み上げたが、「『科捜研の女』を愛して下さったすべてのみなさまへ…」と語りはじめたところで、感極まって瞳から大粒の涙が…。
その後も涙をあふれさせながら「まさか、こんなに早く、白衣に袖を通す最後の日が来るなんて。正直な気持ちを言えば、もっと、マリコでいたかった。榊マリコと過ごした日々は、私の人生そのもの。かけがえのない宝物です。この作品は、今回をもってひとつの区切りを迎えます。でも、作品を通して皆さまと一緒に積み重ねてきた温かい日々や笑顔や涙、たくさんの思い出は、これからもずっと、心の中で生き続けていきます」と思いの丈を披露し、最後に「長い間のご声援、本当にありがとうございました」と締めくくると、キャストたちも感涙。会場からはしばらく鳴りやまない拍手が響いた。
ここでファンミーティングは終幕かと思いきや、“サプライズ”が。26年という長い年月、マリコとして駆け抜けた沢口に、内藤がキャストを代表して花束と寄せ書きアルバムをプレゼント。内藤が「オレたちの主役でいてくれてありがとう! あなたは役を通して“真面目であることはカッコいい”と、26年かけて証明してくれた…最高でした!」と賛辞を送ると、沢口は「マリコは最後の1%まであきらめない粘り強い人なので、皆さんを巻きこんじゃいましたよね(笑)」とマリコに成り代わってメンバーに感謝するとともに、「皆さまの熱いご声援で幸せな時間を過ごすことができました」とファンにもラストメッセージを送った。
この大感謝祭の模様は、テレ朝ドラマ公式YouTubeチャンネルで配信中。動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」でも1月21日(水)正午より無料配信される。
沢口靖子 手紙全文
「科捜研の女」を愛して下さったすべてのみなさまへ
始まりがあれば、
いつか終わりが来る。
頭では、理解していました。
でもまさか、こんなに早く、
白衣に袖を通す
最後の日が来るなんて。
正直な気持ちを言えば、
もっと、マリコでいたかった。
お別れなんかしたくない。
そんなこと、できるはずないのに。
榊マリコと過ごした日々は、
私の人生そのもの。
かけがえのない宝物です。
そして、
皆さまとの関係も同じです。
この作品は、今回をもって
ひとつの区切りを迎えます。
でも、作品を通して
皆さまと一緒に積み重ねてきた
温かい日々や笑顔や涙、
たくさんの思い出は、
これからもずっと、
心の中で生き続けていきます。
人の心が強く揺さぶられた瞬間、
その記憶は、
脳の奥深くに刻みこまれるそうです。
「科捜研の女」を見て、
皆さまの心が動いたその一瞬の記憶が、
これからも、私たちをつなぎ続けてくれる、
そう信じています。
“科学は嘘をつかない”
マリコもそう言っています(笑)。
これからも、ずっと一緒に
前を向いて、歩いていきましょう。
長い間のご声援、
本当にありがとうございました。
番組情報
『科捜研の女 FINAL』
テレビ朝日系
2026年1月23日(金)午後8時~9時48分
<あらすじ>
京都市内のスマート・モビリティ実証実験特区で複数の自動運転機器が同時に暴走し、爆発に遭遇したロボット企業の開発部員の男性が死亡する事件が発生。榊マリコ(沢口靖子)ら科捜研のメンバーは事故か殺人かを見極めるため、現場の微物やシステム障害を科学的に解析していく。
すると特区の集中管理システムに何者かが不正アクセスした痕跡が見つかり、特区を狙ったサイバーテロらしきことが判明する。しかも犯人は広域を刻々と移動している可能性が浮上! もしや、犯人は移動しながらまたどこかでテロを起こすつもりなのか!? マリコたちは最新技術と地道な鑑定を武器に“顔の見えない犯人像”に迫っていくが、追跡は困難を極め、事件は予測不能な方向へ──。榊マリコ最後の事件がいま、静かに幕を開ける。
動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では、『科捜研の女』過去全シーズン&スペシャルドラマに加え、2021年公開の『科捜研の女 -劇場版-』も見放題配信中。
©テレビ朝日




















