
3月14日、21日(土)放送の『新美の巨人たち』(テレ東系 午後10時~10時30分放送)は、2週にわたって磯村勇斗によるスペインの奇想建築に触れる旅の模様を送る(14日は1時間スペシャル)。
今回は、番組のナレーターを務める磯村勇斗がアートトラベラーとして日本からはるか1万キロ離れたスペインへ向かい、世界中の人々を魅了し続ける2つの建築を巡る。
前編(3月14日放送)で訪れるのは、地中海に面したバルセロナの中心にそびえる世界遺産(一部)、アントニ・ガウディ設計「サグラダ・ファミリア」。今年はガウディ没後100年。「教科書でも見てきたサグラダ・ファミリアは頭の中に定着してしまっている」という磯村は、イエスの誕生とそれを祝福する生き物たちの彫刻に彩られた「生誕のファサード」を前に、言葉を飲み込んでしまうほどの感動を覚える。
今回は「サグラダ・ファミリア」を巡る3つのナゾに挑むことに。過剰な装飾の意味、複雑な構造の理由、そしてガウディの死後も着々と作り続けられているのはなぜなのか。それを解くカギは建物に残された暗号「ガウディ・コード」にあった。“狂気の建築家”と言われることもあったガウディの真の姿とは…。
後編(3月21日放送)はスペインを大縦断。大西洋に面した港町・ビルバオのシンボルとして、ひときわ異彩を放つ建築「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」。去年末に逝去した巨匠フランク・ゲーリーの代表作だ。
約3万枚のチタンパネルが複雑に交錯して生まれるなんとも形容しがたいフォルム。当初は激しい批判も浴びたが、完成から4半世紀たったいまでは街の経済・文化を復活させた立役者として“ビルバオ効果”なる言葉も生まれた。無軌道にも思える形状は、実は街の文化や歴史、景観を徹底して考え、計算して形に落とし込んだモノだった。人々の記憶を呼び覚まし、共感を生む建築家の仕掛けに、磯村は驚きを隠せない。
今回の旅ではアート好きの磯村が、お気に入りのカメラで建築の気になったディテールを撮影するひと幕も。スペイン奇想建築を自らのアングルで切り取りながら、その神髄に触れて何を思うのか。
磯村勇斗 コメント
スペインの奇想建築を訪ねる旅。普段はナレーションを担当していますが、今回は自分が旅人となり巡ってきました。一週目はバルセロナにあるガウディの「サグラダ・ファミリア」。一見して奇妙なこの建築がいったいどのように出来上がっていくのか?未完ではありますが、隠されたいくつものナゾを解き明かしながら、ガウディの真意に迫ります。二週目は、ビルバオのグッゲンハイム美術館、もうとんでもない奇想建築でした。加えてすてきな街で、そのビルバオの街と美術館がどう関わってきたのか、その物語にも注目していただけるとうれしいです。奇想って言うと、見た目で驚かせるだけのように聞こえますが、きちんと使う人のことや機能性を建築家は考え抜いているんだとあらためて分かりました。ぜひ2週続けてご覧ください!
番組プロデューサー・深堀鋭(日経映像)コメント
ガウディの「サグラダ・ファミリア」と、ゲーリーの「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」。このふたつを続けて訪れることで、ふたりの建築家に時空を超えて共通するものがあると分かりました。磯村さんが見事に見抜いた通り、単なる「奇抜さ」を超えて、あらゆる人々が共感を覚える仕掛けが随所に施されているんです。時の荒波に耐えて永遠性を獲得する建築と、朽ち果ててしまう建築との違いはなんなのか…この番組をご覧いただき、そんなことも考えていただければうれしいです。
番組情報
『新美の巨人たち』
テレ東系
2026年3月21日(土)午後10時~11時
2026年3月28日(土)午後10時15分~10時45分
BSテレ東
2026年3月21日(土)午後11時30分~
2026年3月21日(土)午後11時30分~
アートトラベラー:磯村勇斗
ナレーション:上野樹里
テーマ曲:作曲・編曲 亀田誠治
オープニング曲:「カミーユ」
エンディング曲:「雨のカフェテラス」
©テレビ東京














