峯田和伸が売れない画家に!沢尻エリカ主演「猫は抱くもの」場面写真公開

映画
2018年05月30日

「猫は抱くもの」 沢尻エリカ主演、6月23日(土)公開の映画「猫は抱くもの」の場面写真が公開された。

 本作は、夢を諦めきれない女性、沙織(沢尻エリカ)と“自分を沙織の恋人だと思い込んでいる猫”の良男(吉沢亮)が、自分らしい生き方を見つけていく物語。

 今回公開された場面写真は、ロックバンド「銀杏BOYZ」でボーカル&ギターを担当し、俳優としても活躍中の峯田和伸が演じる売れない画家・ゴッホが夢中で絵を描く姿。絵の具で汚れた姿からは、ロックな雰囲気も漂う。ゴッホ(峯田)は、沙織(沢尻)の人生が再び輝きだす手助けをするキーマンになっている。

 また、犬童一心監督は、銀杏BOYZのライブに行った際に峯田がステージ上で語った話をとても気に入り、そのままゴッホのせりふとして使用したという。それが「部屋に一人でいて、誰からも連絡がこなくて、ベッドに横になっていると外から聞こえてくる、笑い声に耳をふさいだりして。窓から見上げた空が青空だとうんざりして…思いっきりカーテンを閉めた気持ちも分かる」というせりふだ。これ以外にも、ゴッホは主人公・沙織や観客の心に刺さるせりふを語っている。

<ストーリー>
思ったとおりの自分になれなくて、いつしか投げやりな生き方に慣れてしまった沙織(沢尻エリカ)。元アイドルのアラサーで、今はスーパーで働く彼女が心を開くのは、こっそり飼っている、ロシアンブルーの猫・良男(吉沢亮)だけ。今日一日の出来事を、妄想を交えつつ良男に話して聞かせる沙織。沙織の心に寄り添ううち、良男は自分が沙織の人間の恋人で、彼女を守れるのは自分だけだと思い込んでしまう。そんなある日、沙織の前に“ゴッホ”と呼ばれる売れない画家・後藤保(峯田和伸)が現れ、良男は沙織の変化を目の当たりにする。ある晩、良男は月に誘われるように外の世界に飛び出し、迷子になってしまい…。ゴッホや、ゴッホを慕う猫・キイロ(コムアイ)、個性豊かな猫たちとの出逢いを通じて、1人と1匹は、自分らしく生きるすべを見つけていく。うまくいかないことの輝き。置いてけぼりをくらっている時間の豊かさ…。灰色の日常がカラフルに輝きはじめる、心温まる物語。

映画「猫は抱くもの」
6月23日(土)公開

監督:犬童一心
原作:大山淳子『猫は抱くもの』(キノブックス刊)
脚本:高田亮
音楽:水曜日のカンパネラ
出演:沢尻エリカ/吉沢亮 峯田和伸 コムアイ(水曜日のカンパネラ)/岩松了
藤村忠寿 内田健司 久場雄太 今井久美子 小林涼子 林田岬優 木下愛華 蒔田彩珠/伊藤ゆみ 佐藤乃莉 末永百合恵/柿澤勇人
企画製作・配給:キノフィルムズ
制作プロダクション:ADKアーツ

公式HP:nekodaku.jp

©2018「猫は抱くもの」製作委員会