二階堂ふみ「“新しい姫川の物語”を予感させる内容に」『ストロベリーナイト・サーガ』撮了

ドラマ
2019年06月19日

『ストロベリーナイト・サーガ』 6月20日(木)に最終回を迎える木曜劇場『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系)で、二階堂ふみと江口洋介がクランクアップを迎えた。

 この日の撮影は、病院の一室で行われた。連続殺人鬼“ブルーマーダー”と接触し、負傷した下井警部補(陰山泰)の元へ、姫川(二階堂)とガンテツ(江口)が状況の聞き込みにやってくるというシーン。ブルーマーダーの正体が実は元警察官だったことが判明し、一体なぜ殺人鬼へ変貌してしまったのか、その動機と事件の背景を探っていく。

 シリアスなラストシーン。張り詰めた空気の中、石川淳一監督の「オッケー!」の声が現場に響き、約3か月半にわたって刑事役を演じてきた二階堂と江口がついに撮影終了。安堵の表情を浮かべる二人に、大きな花束を抱えた石川監督が駆け寄り、固い握手を交わした。

 撮影初日から雨に降られ、全行程を通じて天候との戦いを余儀なくされた撮影スタッフたち。そんな雨に苦しんだスタッフたちに対し、江口は「雨が多くて大変だったと思いますけど、亀梨君の主題歌も『Rain』ということで、それに免じて勘弁してください(笑)」とあいさつし、現場を和ませた。

『ストロベリーナイト・サーガ』 そして、助監督から「主人公・姫川玲子役、二階堂ふみさんオールアップです!」と声が上がると、ひときわ大きな拍手が現場に響き渡った。二階堂は「明日まで撮影がある中、お先に上がらせていただきます。打ち上げでおいしいお酒で乾杯できたらいいなと思っています。その時いろいろなお話をさせてください。本当にありがとうございました!」と感謝のメッセージを語った。

 全11話の撮影を振り返った二階堂は「撮影を重ねるたびに、姫川班の結束は強くなっていきましたし、関係性は変化しながらも深まっていったと感じています。カメラが回っているとき以外の時間もすごく充実していて、姫川班で過ごした時間は特に印象的で思い出に残っています」と振り返った。

 また、連続ドラマ初主演を務めたことについては「スタッフの皆さんがプロフェッショナルな方ばかりで…。連ドラの主演を務めるが今回初めてだったので、“どのようにしたらいいのかな”と最初は不安な気持ちもありました。でも、自分一人の力じゃどうにもならないと思っていましたので、現場に入った時から“皆さんの力をお借りしよう!”と。おかげさまで皆さんに寄り添いながら作品と向き合うことができました。それに、皆さんとても仲が良いんです!締めるところは締めてくださいましたし、休憩中は和やかな雰囲気でしたので、お芝居しやすい現場を作ってくださったことに感謝しています」と語った。

 最終話について、二階堂は「これまでにも姫川の過去は描かれてきましたが、自分の過去を自らの口で語るのは今回が初めてのことです。これまでに積み重ねてきたことがひとつの形になりますし、そして、これから始まる“新しい姫川の物語”を予感させる内容になっています」と見どころを語った。

木曜劇場『ストロベリーナイト・サーガ』
フジテレビ系
最終話 6月20日(木)後10時~10時54分

<最終話あらすじ(『ブルーマーダー』後編)>
池袋界隈で暗躍する裏社会の者たちを次々に殺害し震撼させている“ブルーマーダー”。その手口は何らかの武器を用い、全身の骨をバラバラにするという残忍さを漂わせる。事件を追っていた姫川玲子(二階堂ふみ)は、勝俣健作(江口洋介)とバディを組む葉山則之(葉山奨之)から“ブルーマーダー”の正体がわかったと連絡を受ける。驚くべきことに、その正体は元警察官の木野一政(要潤)だという。
そんな中、池袋のホテルで警察官も被害を受ける発砲事件が発生。現場に急行した姫川は、近くの公園に身を潜めていた木野を発見、確保する。元警察官の木野はなぜ、反社会組織の連中ばかりを狙った連続殺人を起こしたのか。取り調べを進める中で驚くべき真実が明らかになっていく。一方、“ブルーマーダー”の共犯者を追う菊田和男(亀梨和也)は、潜伏しているアジトにたどり着く。単身で乗り込む菊田に、絶体絶命のピンチが襲い掛かり…。

<出演者>
二階堂ふみ
亀梨和也

江口洋介

<スタッフ>
原作:誉田哲也『姫川玲子シリーズ』(光文社刊)
脚本:徳永友一、ひかわかよ、関えり香
主題歌:亀梨和也『Rain』
音楽:末廣健一郎
編成企画:渡辺恒也
プロデュース:山崎淳子
演出:石川淳一、山内大典
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/strawberrynight/
公式Twitter:https://twitter.com/team_himekawa

©フジテレビ

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